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視える

盲目の霊媒師が“呪いの人形”と共に挑む、未解決殺人の闇
ゴシック・超常サスペンス・ホラー

『視える』画像 『視える』場面画像1

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2025年11月7日(金) よりシネマート新宿ほか全国順次公開

INTRODUCTION

盲目の霊媒師が未解決事件の闇に迫る
惨殺事件が起きた屋敷で待ち受ける衝撃の真実とは──

本作は、2024 年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門(ホラーやスリラーなど深夜上映向け作品)にて観客賞を受賞。監督は、アイルランドの新鋭ダミアン・マッカーシー。低予算ながらも長編 2 作目にして高い評価を獲得し、国際的に注目を集めた話題作だ。

物語の主人公は、盲目の霊能力者。彼女は、ゴーレムのように不気味な木製マネキンを通じて、殺された双子の姉の死の真相に迫っていく。罪の償いをテーマに据え、「目に見えない恐怖」を描くスタイルは、アリ・アスター監督の『へレディタリー/継承 amazonリンク:PrimeVideo『ヘレディタリー 継承(字幕版)』』(18)を想起させるとの声も。さらに、米映画批評サイト Rotten Tomatoes では驚異の支持率 96%(9/18 現在)を記録。The Guardian 紙でも「ゴシックと J ホラーを思わせる巧みな演出」と評されるなど、各国メディアから高い評価を受けている。
キャストには、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でブライアン・メイを好演したグウィリム・リーが、ダニーの元夫・テッド役として出演。本作で重要なキーパーソンを担う。

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STORY

殺された姉の死を追って、 闇の中で彼女が“視た”ものとは──

ある夜、郊外の屋敷で女性・ダニーが惨殺されるという悲劇が起きる。容疑者は、現場に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた。それから1年後、盲目で霊能力を持つ、ダニーの妹・ダーシーが、不気味な木製マネキンと共に、ダニーが殺された屋敷を訪れる。そこには、ダニーの元夫・テッドと、その恋人・ヤナが暮らしていた。姉の死の真相を探ろうとするダーシーを待ち受けていたのは、思いもよらぬ真実と恐怖だった──。

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コメント(五十音順・敬称略)
  • 川奈まり子(作家)
    ひとことで言ってパーフェクト!
    ゴシック調の映像美と謎解きミステリーのロジックや現代性を 1 ミリの破綻も無く融合させた完璧なサスペンスホラーでした
  • 好事家ジェネ(YouTuber)
    嗚呼、痛快だ!
    欲に穢された屋敷で静かにはじまる、美しき血の断罪。
    例え天が見逃そうとも、日陰に生き闇を見つめる者にそれは「視える」。
    いつだって正しく優しいのは、人形と死者という、もの言わぬひとなのである。
  • 田中俊行(呪物蒐集家)
    闇の中で誰かの息遣いを感じるとき、私たちは何を“視て”いるのか。この映画は、静かな悪意と美しい映像で感覚を狂わせてくる。
    観終えてもしばらく現実に戻れない。
    盲目霊媒師の呪物、全部欲しい。たぶん呪われてもいい。
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  • はやせやすひろ(都市ボーイズ)
    呪われた品を取り扱う骨董店が物語の軸となる時点でもう最高!呪物コレクターの僕は「これも欲しい。あれも欲しい」とショッピングの様に映画を鑑賞しました。中でも気に入ったのは呪いの木製マネキン。うちに来たらどこに置こうかな?などと呑気に観ていると、自宅で保管している呪物たちが一気に恐ろしく感じてしまう程の衝撃の結末。呪物コレクターさえも恐怖する映画「視える」かなりオススメです!観ないと呪われるかも……。
  • 山崎圭司(映画ライター)
    現実にないものが「視える」ことは、常人の理解が届かぬ不可解の暗闇を一条の光で照らす。しかし同時に、決して共有できないその光の眩さゆえに、さらに濃い疑念の影を生む。だが、「視える」ことを羨ましがる必要はない。この映画があえて描き飛ばす重要な空白を想像で補う。
    そのとき、心の眼には存在しないはずの背筋も凍る光景が確かに「視える」からだ。強制的に「視える」を起動させる本作は、実に恐るべき心霊スリラーである。
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CREDIT
監督・脚本:ダミアン・マッカーシー
撮影:コルム・ホーガン 編集:ブライアン・フィリップ・デイヴィス
衣裳:スザンヌ・キーオ 音楽:リチャード・ミッチェル
出演:グウィリム・リー,キャロリン・ブラッケン,タイグ・マーフィー,
キャロライン・メントン,ジョナサン・フレンチ,スティーブ・ウォール
© 2023 Shudder / Keeper Pictures Limited / Nowhere Content Inc All Rights Reserved
2024/98 分/アイルランド/原題:ODDITY/カラー/5.1ch/1.85:1
提供:プルーク 配給:アンプラグド

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2025年11月7日(金) よりシネマート新宿ほか全国順次公開

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2025/11/05/18:00 | トラックバック (0)
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