ラピュタ阿佐ヶ谷特集
千客万来 にっぽん暖簾物語
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/norenmonogatari/2013年11月24日(日)~2014年1月4日(土)まで、
ラピュタ阿佐ケ谷にて開催
ゲスト:森繁 建さん(森繁久彌さん次男) 聞き手:佐藤 利明さん
上『暖簾』下『如何なる星の下に』©東宝 『喜劇 とんかつ一代』©東宝 『才女気質』©日活 千客万来、商売繁盛!!暖簾はにっぽん商売人の“意気込み~魂~信用”そのもの!!人々の生活を支える商いの数だけ、その暖簾の先には壮絶なドラマが満載です。今回ラピュタ阿佐ヶ谷では、『千客万来にっぽん暖簾物語』特集を行います。人生いろいろ、笑いあり涙あり、千差万別の商人物語をお届けいたします。
川島雄三監督作品『暖簾』は、「白い巨塔」~「華麗なる一族」など数々の社会派小説を世に放った山崎豊子の作家デビュー作が原作です。主演の森繁久彌が、老舗の昆布問屋でその身を粉にして懸命に奉公したのち、独り立ちの証に暖簾分けを許されてからも生涯を商売に捧げた男を熱演します。後半からの森繁久彌の一人二役による親子の演じ分けは必見です。
また、中平康監督作品『牛乳屋フランキー』は、フランキー堺が親戚が営む牛乳屋の大ピンチを救わんと上京し大奮闘。体を張ったギャグが次から次へと飛び出す、本格派スラップスティック~コメディです。フランキー堺~小沢昭一~市村俊幸トリオの笑いの連鎖が炸裂する痛快人情喜劇をお楽しみください。
さらに、『番頭はんと丁稚どん』は1959年にテレビシリーズとして放映され、のちに映画化された大ヒット喜劇作品です。大阪~船場にある薬問屋を舞台に、ひょうきんな3人の丁稚と番頭さんが人情喜劇を繰り広げ、コメディ好きにはたまらない作品です。ズレ落ちた眼鏡がトレードマーク、大村崑が演じる丁稚~崑松は、愛嬌たっぷりのキャラクターで一躍大人気に。こどもたちから崑松宛にファンレターが届くほど愛されました。
2013年の仕事納め師走の12月を年始に向かって駆け抜ける、にっぽん暖簾物語、他の映画館では滅多に上映されないレアものから大衆向け作品まで豊富に取り揃えたラインナップ、全24作品を上映いたします。浅草、日本橋、金沢、京都、船場、長崎…、日本全国津々浦々。暖簾越しに笑顔と涙がのぞく、商売にまつわる悲喜交々の物語をどうぞお楽しみください。
【上映作品】
『白子屋駒子』(1960年/三隅研次監督)……11月24日(日)~26日(火)
『番頭はんと丁稚どん』(1960年/酒井欣也監督)……11月24日(日)~30日(土)
『魚河岸の旋風娘』(1963年/堀内真直監督) レア作品……11月24日(日)~30日(土)
『忘れじの人』(1955年/杉江敏男監督) レア作品……11月27日(水)~12月3日(日)
『牛乳屋フランキー』(1956年/中平康監督)……11月27日(水)~12月3日(火)
『続 番頭はんと丁稚どん』(1960年/的井邦雄監督) レア作品……12月1日(日)~7日(土)
『のれんと花嫁』(1961年/番匠義彰監督) レア作品……12月1日(日)~7日(土)
『女系家族』(1963年/三隅研次監督)……12月4日(水)~10日(火)
『サラリーマン御意見帖男の一大事』(1960年/丸山誠治監督) レア作品
……12月4日(水)~10日(火)
『暖簾』(1958年/川島雄三監督)……12月8日(日)~14日(土)
『喧嘩も楽し』(1958年/青柳信雄監督) レア作品……12月8日(日)~14日(土)
『大番頭小番頭』(1955年/鈴木英夫監督)……12月11日(水)~17日(火)
『カレーライス』(1962年/渡辺祐介監督) レア作品……12月11日(水)~24日(火)
『御用聞き物語』(1957年/丸林久信監督) レア作品……12月15日(日)~21日(土)
『続 御用聞き物語』(1957年/丸林久信監督) レア作品……12月15日(日)~21日(土)
『才女気質』(1959年/中平康監督)……12月15日(日)~21日(土)
『女の勲章』(1961年/吉村公三郎監督)……12月18日(水)~24日(火)
『泣いて笑った花嫁』(1962年/番匠義彰監督) レア作品……12月22日(日)~28日(土)
『雪の喪章』(1967年/三隅研次監督)……12月22日(日)~28日(土)
『がめつい奴』(1960年/千葉泰樹監督) レア作品……12月25日(水)~30日(月)
『都会という港』(1958年/島耕二監督)……12月25日(水)~30日(月)
『大阪ど根性物語 どえらい奴』(1965年/鈴木則文監督) レア作品
……12月29日(日)・30日(月)・1月2日(木)~4日(土)
『喜劇 とんかつ一代』(1963年/川島雄三監督)
……12月29日(日)・30日(月)・1月2日(木)~4日(土)
『如何なる星の下に』(1962年/豊田四郎監督)……1月2日(木)~4日(土)
料金
一般…1,200円、シニア~学生…1,000円、会員…800円 ※水曜サービスデー…1,000円均一
●各回定員入れ替え制 ●上映開始後10分を過ぎての入場は不可。
●午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売。 ●定員48名になり次第、締め切り。
●作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合があります。
2013年11月24日(日)~2014年1月4日(土)まで、
ラピュタ阿佐ケ谷にて開催
- 監督:川島雄三
- 出演:若尾文子, 藤巻潤, 山茶花究, フランキー堺
- (著):有馬稲子
- 発売日:2014/01/24
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- (著):山崎豊子
- 発売日:1960/7/19
- おすすめ度:
- ▶Amazon で詳細を見る
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