イタリアを代表する色男 2 人のケミストリーから目が離せない
今年を最高にハッピーに締めくくる、
笑って泣けるフィールグッド・ムービー！

バカンスを過ごすためイタリアの海辺の別荘を訪れたのは、快楽的に人生を享受する裕福なカステルヴェッキオ家と、代々漁師で労働者階級のぺターニャ家。価値観や家族観もまるで対照的な２つの家族を待ち受けていたのは、両家の父親トニとカルロの再婚の知らせだった。父親にひとかたならぬ思いを抱く、双方の家族は大混乱！ 元恋人や娘、息子たち、果ては両家の孫まで巻き込んで、バカンスは予測不能な大騒動に。果たして両家の諍い、トニとカルロの恋の行方は――。

人生を情熱的に、そしてハッピーに謳歌する代表国イタリアから、“これぞ、人生！”と快哉を叫びたくなる、大人の「恋と家族」の物語がやってきた。 イタリアで 376 館で 43 週間ロングランの大ヒット を飛ばした本作『泣いたり笑ったり』は、昨年オンラインで開催されたイタリア映画祭 2021 でも 視聴者数、第 1 位に輝いた注目作。

監督・共同脚本を手掛けたのは、本作で 2019 年ナストロ・ダルジェント賞最優秀コメディ賞にノミネートされたイタリア注目の気鋭シモーネ・ゴーダノ。亡き妻を今でも深く愛し、息子から敬愛されるセクシーな海の男・カルロ役に『盗まれたカラヴァッジョ 』アレッサンドロ・ガスマン、元妻や娘を泣かせてきた身勝手ながらも憎めないインテリ老紳士トニ役に『人間の値打ち 』ファブリツィオ・ベンティヴォッリオ、2 人を引き裂こうと奔走するトニの娘ペネロペ役に本作で伊ゴールデングローブ賞最優秀女優賞受賞のジャスミン・トリンカ と、豪華なキャスト陣にも注目！

日本でも人気急上昇中のロックバンド、マネスキンの「Torna a Casa」をはじめ、アリス・マートンの「No Roots」やアメリカのポップバンド、Saint Motelの「My Type」などのヒットソングで彩りながら、バカンスにピッタリな音楽で物語を盛り上げるのは、『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち 』（14）や『天空の結婚式 』（18）など、数々のヒット作の世界観を作り上げてきたアンドレア・ファッリ。最後は胸を熱くしながら、湧き上がる幸福な気持ちに満たされる余韻を深めてくれる、1年の締めくくりに最適な映画をお見逃しなく！