リアリーライクフィルムズのオンラインシアター
《リビングルームシアター》
に新たに 9 タイトルが追加!
架空映画館『凱里ブルース』は 8 月 2 日まで配信延長
2020年7月17日(金) 11:00AMより順次配信開始
『休暇』 『アメリカン・スリープオーバー』 『世界で一番ゴッホ を描いた男』 Covid-19 対策として映画館との共生を理念に、リアリーライクフィルムズが 5 月 23 日に開設したオンラインシアター《リビングルームシアター》に、新たにシネマエンジェルと simple+が参入、その第一弾として 9 タイトルが 7 月 17 日(金)より順次配信される。
《リビングルームシアター》内のアーカイブカテゴリー《シネマテーク》セクションで配信される今回ラインナップは、西島秀貴・小林薫主演、門井肇監督による死刑囚と死刑執行人の視点で死刑制度に真正面から切り込んだ問題作『休暇』をはじめ、知人の依頼で見ず知らずのシングルマザーと乳飲み子をパラグアイからブエノスアイレスまで送り届けることになる、寡黙な男の心理的変化を静かなタッチで描いたカンヌ・カメラドール受賞のロードムービー『アカシアの通る道』、冷徹な金貸し業の男が自宅に赤ん坊が置き去りにされていたことをきっかけに⺟親探しを始める内に自身の非人間性に気づかされることになるというカンヌある視点部門審査員賞受賞のコメディ映画『10 月の奇跡』など、作品的に高い評価を受けながら脚光を浴びることの少なかった作品や劇場未公開のままに終わってしまった作品が中心となっている。
また、映画館での同時公開を目指した《架空映画館》で 6 月 6 日から上映されていたビー・ガン監督の『凱里ブルース』の 8 月 2 日までの配信延長が決まったほか、劇場公開からまもない作品を紹介する《プレミアロードショー》セクションで公開中だった角田龍一監督の『血筋』は、売上が好調なことから《架空映画館》セクションでの公開に変更される。
なお、《リビングルームシアター》では作品の供給元を広く求めており、今後も多方面からの参加を積極的に呼びかけていくという。同サイト上でのリクエストも受け付けているそうなので、見逃してしまった作品やもう一度観たい作品がある人はリクエストしてみてはいかがだろうか。
今回の配信予定作品
7 月 17 日(金) 11:00AM〜
『休暇』門井肇 監督 / 西島秀貴・小林薫 主演 (2008/シネマエンジェル作品)
『ホーム・スイートホーム』栗山富夫 監督 / 松山善三 脚本 / 神山繁・酒井美紀・小林稔侍・風吹ジュン出演 (2000/シネマエンジェル作品)
『ホーム・スイートホーム2 日傘の来た道』栗山富夫 監督 / 柴田恭兵・財津一郎・石田えり 出演 (2003/シネマエンジェル作品)
『ドラゴン・ガール』YASMIN / ブルネイ初の⻑編・⼥性監督映画 / シテ・カルマディン監督 / リヤーナ・ヤス主演 (2014/simple+作品)
『監禁調教』 Night Vision / カナダのエロティックサスペンス / ナサニエル・ウォッシュ監督 / ノエル・デュボワ主演 (2011/simple+作品)
7 月 24 日(金) 11:00AM〜
『アメリカン・スリープオーバー』The Myth of the American Sleepover / カンヌ批評家週間選出・ドーヴィル映画祭審査員特別賞・SXSW フィルムフェスティバル審査員特別賞受賞 / デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督 / クレア・スロマ 主演 (2010/simple+作品)
『10 月の奇跡』OCTUBRE / カンヌある視点部門審査員賞他 / ダニエル・ペガ・ビダル、ディエゴ・ベガ・ビダル監督 / ブルーノ・オダール主演 (2010/simple+作品)
『アカシアの通る道』Las acacias / カンヌ=カメラドール、ACID、グランドゴールデンレイル、ヤングクリティック賞・サンセバスチャン国際映画祭ホリゾン賞・アルゼンチンアカデミー賞初監督作品・新人監督賞 / パブロ・ジョルジェーリ監督 / ヘルマン・デ・シルバ主演 (2012/simple+作品)
『世界で一番ゴッホ を描いた男』Chinaʼs Van Goghs / SKIPシティ国際Dシネマ映画祭監督賞 / ユイ・ハイボー、キキ・ティンチー・ユイ監督 / ドキュメンタリー映画 (2016/simple+作品)