新進気鋭の女性監督・石橋夕帆が、イラストレーター・ごめんがTwitterで発表した初期作品を、芋生悠・祷キララのW主演で映像化した本作は、中学からの同級生・綾の突然の死に直面する女子高生・由紀を軸に、綾の死を切っ掛けにクラスメイト達の間にも波紋が広がっていく様子を描いた次世代の青春群像劇。MOOSIC LAB2018長編部門にて初公開され、観客の圧倒的な支持を集めた話題の映画『左様なら』特別鑑賞券を5組10名様にプレゼントします。
◆応募締め切り:8月31日(土)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:https://www.sayounara-film.com/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
MOOSIC LAB 2018長編部門スペシャルメンション(日高七海)受賞
大阪アジアン映画祭インディー・フォーラム部門
左様なら
2019年9月6日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
クラスメイトが死んでも、いじめられてもなお、
当たり前のように続いていく日常。
海辺の町を舞台に描かれる、次世代の⻘青春群像劇
高校生の由紀は平穏な日々を過ごしていた。ある日、中学からの同級生の綾が由紀に引越すと告げた翌日に突然亡くなる。綾の死をきっかけに、クラスメイト達の人間関係にも思わぬ波紋が広がり、由紀は周囲から距離を置かれるようになるが……。
新進気鋭の若手監督を輩出し続ける音楽と映画の祭典 MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)の長編部門作品として制作された本作。監督を務めるのは繊細なタッチで儚く美しい映像を紡ぐ女性監督・石橋夕帆。原作は Twitter・Instagramで若い世代から圧倒的な支持を得ているイラストレーター・ごめん。主演に注目の若手女優・芋生悠と祷キララ。出演に平井亜門、こだまたいち、日高七海、夏目志乃、白戸達也、石川瑠華といった豪華俳優陣を迎える。
あの頃、3年間という短い月日の中で、私たちは確かに永遠を感じていました。友達、好きな人、先生、家族、そして自分。目には見えない狭い箱の中で、誰かの顔色を伺いながら、上手に、不器用に、ぐるぐると日々を繰り返していくその一人ひとりを、この映画は決して馬鹿にしない。だからこそ残酷で、美しくて、優しいのだと思います。その中で誰かがいなくなってしまうことも、きっと日常のほんの一部に過ぎないけれど、その一瞬、何かが少しでも変わる一瞬を、どうか劇場で見届けてください。……ごめん(原作)
自身が学生だった頃の事を思い返すと、教室の中には目に見えないルールがあって、誰かがハブかれていても傷ついていても黙認されるような空気があったように思います。しかしそれは決して特別な事ではなく、あの頃の私たちにとってただそこにある「日常」でした。そんな息苦しさを抱えながらも私にとってはあの時間が一番輝かしく、代え難い大切な時間だったのだと思います。『左様なら』ではあの時間を、あの空気を、教室ごと描こうと思いました。置き去りにしたままだった想いを掬い上げるようにこの作品と出会って頂けましたら幸いです。
……石橋夕帆(監督)