Text By 仙道 勇人 1988年に発生した「西巣鴨子供置き去り事件」をモデルにした本作は、ジュブナイルと呼ぶにはあまりにも痛々しい作品である。一般的に、ジュブナイルと呼ばれる作品は、その根幹に未来への肯定的な眼差しを胚胎しているものである...
投稿者: INTRO編集部 日時: 2005年05月01日 12:28
Text By 膳場 岳人 妻夫木聡の屈託のない笑顔、それがいささか品性とまとまりに欠けたこの映画に輝きを与えている。ホラ話で人を煙に巻いては笑い、ニタニタ笑いを浮かべながら米軍基地への侵入を試み、自分の通う高校をバリケード封鎖し...
投稿者: INTRO編集部 日時: 2005年05月01日 12:24
Text By 佐藤 洋笑 イデオロギー的なモノをニュアンスに昇華する懐の深さを作り手が得たとき、戦争映画というのはとてつもなく面白く、感銘深いものになる。ドラマが葛藤を描くという何を今更な前提でいえば、集団で生きるか死ぬかを賭けている状況というの...
投稿者: INTRO編集部 日時: 2005年04月30日 09:10
ビデオ「日本国憲法」を映画にする錬金術/Text By 小林泰賢 映画「日本国憲法」はビデオ作品である。ビデオ作品でありながら、「映画」と主張しているのには処々の意味があるが、多少奇異に感じる。世界的にも珍しい平和と非武装を謳った平和憲法「第9条」の
投稿者: INTRO編集部 日時: 2005年04月26日 00:53
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