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ハチミツとクローバー

ちょっと薄口すぎたハチミツ /Text By 百恵 紳之助  旬の勢いといいますか、ノッてるときは何をやっても素晴らしく見えるもので、この映画の冒頭で蒼井優に恋に落ちるのは主演の櫻井翔だけでなくほとんどの男性客がそうではないでしょうか。隣に座っていた女性客の方までもが...

明日の記憶

「明日の記憶」評/問題の本質にどこまで迫りえたか、それが問題だ。 会話の途中で今まさに話そうと思った事柄が出てこない――誰もが一度は経験したことがあるであろうこの現象は、大抵の場合「ど忘れ」と呼ばれて省みられることは殆どない。「最近『ど忘れ』が酷くてさー」「私も歳かねー」などと言って、...

またの日の知華

Text By 膳場 岳人  デビュー作の『さようならCP』('74)以来、手がけた監督作品のすべてが破格の"衝撃作"に仕上がってしまうという稀有なドキュメンタリスト・原一男が、初めて純然たるフィクションを撮った。原監督は被写体(私生活をさらけ...

またの日の知華

Text By 百恵 紳之助  この映画は知華という女の一生をそのときどきによって知華の演じ手を代えた映画だ。  「それぞれの男たちによって知華の見え方は変わるんじゃないか」というような監督の言葉がチラシにあった。まず演じ手が違うということが自...

またの日の知華

「またの日の知華」評/真正直に『未来』を求め続けた女の肖像  体操選手として将来を嘱望されていたが、出場した大会で平均台の着地に失敗したことを契機に、体操の道を断念した知華。本作はそんな知華がその後歩むこととなる流転の生涯を描いた作品で、「極私的エロス・1974」('74)「...

恋の門

Text By 膳場 岳人  それなりの容姿と性格とごく平凡な恋愛観を持つ成人女性であれば、何人かの男性とキスやセックスに溺れた経験があるだろう。その経験の当たり前な豊かさが、成人女性のエロティシズムに繋がっているわけだが、この映画における酒井若菜が...

恋の門

Text By 百恵 紳之助  「あー、夢でもいいから酒井若菜とセックスしてぇ」と「素肌」でオナニーばかりしている筆者にとってはこれはもうたまらん映画だった。何がたまらんって嫉妬で狂いそうになる。これだけ酒井若菜がかわいく撮れているのであるからして、...

恋の門

Text By 仙道 勇人  自称「漫画芸術家」の青年と同人漫画とコスプレが趣味なOLの破天荒な恋の行方を描いた漫画を原作に、「比類なき鬼才」松尾スズキが初メガホンをとった本作は、ポップな演出と切れ目なく放たれる笑いで観客を片時も厭きさせることがない...

またの日の知華

Text By 佐藤 洋笑  思えば10年近く前、この映画のコンセプトは監督本人から聞かされていたのだ。  主人公は〝知華〟という一人の女。体操選手として挫折し、70年代の混沌の時代の波にさらわれるように、流転していく〝知華〟の人生を彼女が関わ...

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