エル・コロナド～秘境の神殿～

公式サイト：http://www.el-coronado.com
(C)2002 ARMS GmbH&Coronado Motion Picture L.L.C

監督：クラウディオ・ファエ
脚本：フォルカー・エンゲル
マーク・ワイガート
クラウディオ・ファエ

出演：クリスティン・ダッティーロ
クレイトン・ローナー
ジョン・リス＝デイビス

2003年/アメリカ=ドイツ/88分
シネスコ/ドルビーデジタル

■■■■　INTRODUCTION　■■■■
『インデペンデンス・デイ』('96)の衝撃的映像群で世界中の度肝を抜き、最新作『デイ・アフター・トゥモロー』の公開も間近に迫ったローランド・エメリッヒ。彼のイマジネーションを支える強力なスタッフ陣の手によって痛快無比のアクション・アドベンチャー映画が作り上げられた。幸せの絶頂にいたヒロインに突然降りかかる婚約者の突然の失踪、謎に満ちた秘境の国、そしてそこで巻き込まれる独裁者と反乱軍との争い――。本作は『恐怖の報酬』('77)『キング・ソロモンの秘宝』('85)『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』('81)『ロマンシング・ストーン／秘宝の谷』('84)といった、名だたる大冒険活劇群からそのエッセンスを抽出、それらを世界屈指のVFX技術で現代風に再構築することに成功している。息もつかせぬ目まぐるしい展開に怒濤のアクションシーンの数々、そしてクライマックスに待ち受ける圧巻のスペクタクルシーンなど、従来のインディペンデント映画の枠組みを凌駕した驚異の映像で、スリル・サスペンス・アクションという冒険活劇の醍醐味が存分に、理屈抜きで味わうことができる。ヒロインのクレア役には、『ディボース・ショウ』('03)にも出演しているクリスティン・ダッティーロが、ポスト「ララ・クロフト」は私だと言わんばかりの体当たりの熱演を披露している。また、コロナドの独裁者ラモス大統領役は、『ロード・オブ・ザ・リング』の3部作にギムリ役として出演したジョン・リス＝デイビスが演じ、その圧倒的な存在感で画面を引き締めている。
■■■■　STORY　■■■■
ビバリーヒルズで婚約者ウィルと何不自由ない生活を送っていたクレアは、幸せの絶頂にいた。ある日、大事な書類を忘れてスイスへ発ってしまったウィルを驚かそうと、クレアは軽い気持ちでスイスへ向かう。しかし、ウィルのオフィスがある住所でクレアが見出したのは、郵便私書箱のポストだけだった――。ウィルの行方の手がかりを求めるクレアは、彼の忘れていった書類から「エル・コロナド」と呼ばれる聞いたこともない国の存在を探し出す。ウィルの失踪とこの国に何らかの関係があると睨んだクレアは、単身をエル・コロナドへ向かうが、そこは独裁者ラモス大統領と反乱軍が戦闘を繰り広げる危険地域だった。現地で声を掛けてきたCBB局のTVレポーター・アーネットに無理矢理同行させてもらうことにしたクレアは、エル・コロナドの秘密に知らず巻き込まれていくのだった。
■■■■　CAST　■■■■
クリスティン・ダッティーロ（クレア・ウィンスロウ役）Kristin Dattilo ジョエル・コーエン監督作品『ディボース・ショウ』('03)にも出演した期待の若手女優。クレイトン・ローナー（アーネット・マクルア役）Clayton Rohner ジョン・リス＝デイビス（ラモス大統領役）John Rhys-Davies 『ロード・オブ・ザ・リング』のギムリ役が記憶に新しい。最新出演作は、ジャッキー・チェン主演の『メダリオン』('03)。
■■■■　STAFF / CREDIT　■■■■
監督：クラウディオ・ファエ製作：フォルカー・エンゲル、マーク・ワイガート脚本：フォルカー・エンゲル、マーク・ワイガート、クラウディオ・ファエキャスティング：ポーラ・G・ローゼンバーグC.S.A. 音楽：ラルフ・ヴィンリッヒ編集：ピーター・S・エリオット美術：マイケル・メイヤー撮影監督：ジェイム・レイノソ、スティーブン・ダグラス・スミス特殊効果：フォルカー・エンゲル、マーク・ワイガート