フミのビデオ日誌
4月30日 「さよなら、クロ」(03、日、松岡錠司)を観る
「さよなら、クロ」に見た純度100%の長野の県民性

足立 フミ

 私が昔いた会社に、社員から微妙な距離を置かれている上司がいました。
 人一倍コミュニケーションを取ろうとするものの、話の内容にどうも偏りがありすぎ、 自分が多少でも関わった物事への節操のない愛情の注ぎ方には対処のしようもなく、半笑いであしらわれてしまうタイプ。
 一体この人の人間性はどこから来ているものなのか当時は不思議でしょうがなかったものですが、 今思うと長野県出身だった彼の県民性ではなかったかと思えてなりません。
 『突入せよ!「あさま山荘」事件』という映画の舞台も長野県でしたが、この映画で描かれた長野県警の頑固で融通の利かない体質こそ、 長野県民のナチュラルヒールな部分。
 一方、長野の銘水の如く美しいベビーフェイスな一面が打ち出されたのがこの映画のクロとクロに関わった人達。
 『突入せよ!~』ではあの頑固さにうんざりさせられ、「さよなら、クロ」ではたかだか野良犬に対するみんなの自然な愛情に心打たれる。 怖いくらいに両極端な長野県民の奥深さにう~むと唸るばかりです。
 可愛そうな野良犬クロが、長野の雄大な自然の中でのびのびと育った心優しい学生達と一緒に第2の人生をスタートさせ、 大往生のすえ盛大なお葬式まで出してもらえる夢のようなお話でした。ほっといたって涙は止まりません。
 あの長野出身の上司も今は何をしているのやら。きっとどこかでクロへの偏愛に満ちた話で周囲を困惑させている事を願わずにはいられません。

2005/04/30/07:38 | BBS | トラックバック (0)
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