フミのビデオ日誌
10月8日「赤い月」(03、日、降旗康男)を観る
「赤い月」に文句が言いたい!

足立 フミ

 原作者なかにし礼がお母さんへの恨みの気持ちを込めて書いたとしか思えない、満州時代のお母さんの奔放っぷりを描いた映画でした。
 どうにも腰の落ちつかないお母さんで、昔の恋人布袋と再会して、まさに火遊びされちゃったり、若い伊勢谷と恋に落ちれば、 戦時中だって言うのに無闇に踊り狂ってみたり、嫉妬のあまり恋敵をスパイとして密告してみたり、 まさに伊勢谷からスタートして数々のモデル系の男を食い荒らした挙句、奇行に走った広末涼子ばりの壊れっぷりです。
 満州に渡るという行為は女の何かを狂わすに違いありません。
 90歳を目前にしたうちのおばあちゃんは今だに1度きりのおじいちゃんの浮気が許せず、 棺おけに入ろうとしている今でも嫉妬の炎を燃やし続ける、もちろん満州組です。
 そして圧巻のラストシーンはみんなが満州に対しての怒りをブチまけている中、何故か一人だけ満州に感謝し、 満足げな微笑みを浮かべるお母さん。
 やりたい事を十分にやって来た勝者の顔でした。
 この凄まじいお母さんを演じた常盤貴子が撮影時の苦労話として、撮影監督の木村さんって人がエラく厳しい人で、 ほとんど画面に映らないようなエキストラにまで細かい指示を飛ばし、リアリティを追求していたと嬉々として語っていました。
 どんな苦労シーンだろうと、お化粧バッチリで真っ白い綺麗な顔している常盤に大変な違和感を感じたのは私だけではないはずです。
 少なくとも木村さんは、エキストラに指示を出す暇があれば、常盤の顔にドロでもなすりつけてやった方がリアリティ出たんじゃないの? なんて生意気な事を思ってしまいました。
 実に錯乱した映画だと思いました。

2005/04/30/08:28 | BBS | トラックバック (0)
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