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生誕100年川喜多かしこ

ヨーロッパ映画の黄金時代
(7月25日~8月31日までの上映スケジュール)

第三の男

2008年3月21日は川喜多かしこ(1908-1993)生誕100年の記念日に当たります。川喜多かしこは、東和商事(現・東宝東和)の社長で夫でもある長政とともに、戦前より数々の優れたヨーロッパ映画を日本に輸入するかたわら、日本映画の海外への普及や、「アート・シアター」運動、「フィルム・ライブラリー」運動にも先駆的な役割を果しました。
映画史にさん然と輝く名作を我が国に紹介し、映画で世界と日本を結びながら、映画文化の向上に生涯を捧げたかしこ夫人は、海外でもそうそうたる映画人の尊敬を集め、「マダム・カワキタ」の呼び名で親しまれました。その存在はまさに日本の「映画大使」と呼ばれるにふさわしいものであったと言えるでしょう。
川喜多記念映画文化財団との共同で開催される本企画では、かしこ夫人が初めて輸入にかかわった『制服の処女』(1931年)などのドイツ映画をはじめ、30年代のフランス映画、戦後のイギリス映画など、東和の配給で紹介された作品59本の上映を通して、我が国におけるヨーロッパ映画の黄金時代と「アート・シアター」運動の軌跡を回顧します。
かしこ夫人の功績と生涯を関連の資料でたどる展覧会「生誕100年 川喜多かしこ展」とあわせて、ご鑑賞下さい。

トーク・イベント
8月5日(火) 19:00~『禁じられた遊び』上映終了後 ゲスト:佐藤忠男(映画評論家)
9月7日(日) 14:00~『バルタザールどこへ行く』上映終了後 ゲスト:ドナルド・リチー(映画評論家)

料金
一般500円 高校・大学生・シニア300円 小・中学生100円 障害者(付添者は原則1名まで)は無料
観覧券は当日・当該回にのみ有効。開映後の入場は不可。
発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切。
学生、シニア(65歳以上)、障害者の方は、要証明書。 発券は各回1名につき1枚のみ。
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール 定員=310名(各回入替制)

http://www.momat.go.jp/

2008年7月25日(金)~9月28日(日)まで
※8-9月の月曜日、9月29日(月)30日(火)は休館

スケジュール

7月25日(金)~8月31日(日)までの上映スケジュール

7/25(金) 12:30~『アスファルト』(117分) 15:30~『月世界の女』(147分) 19:00~『嘆きの天使』(107分)
7/26(土) 11:00~『ル・ミリオン』(84分) 14:00~『自由を我等に』(88分) 17:00~『制服の処女』(89分)
7/27(日) 11:00~『会議は踊る』(91分) 14:00~『少年探偵団』(73分) 17:00~『にんじん』(92分)
7/29(火) 13:00~『ドン・キホーテ』(85分) 16:00~『商船テナシチー』(73分) 19:00~『モンブランの王者』(81分)
7/30(水) 13:00~『最後の億万長者』(89分) 16:00~『未完成交響楽』(88分) 19:00~『たそがれの維納』(99分)
7/31(木) 13:00~『ミモザ館』(112分) 16:00~『三十九夜』(86分) 19:00~『上から下まで』(81分)
8/1(金) 13:00~『マヅルカ』(94分) 16:00~『女だけの都』(101分) 19:00~『赤ちゃん』(95分)
8/2(土) 11:00~『ブルグ劇場』(122分) 14:00~『民族の祭典 オリンピア 第1部』(85分) 17:00~『美の祭典 オリンピア 第2部』(81分)
8/3(日) 11:00~『うたかたの恋』(82分) 13:00~『天井棧敷の人々』(186分) 17:00~『ホフマン物語』(111分)
8/5(火) 13:00~『巴里の空の下セーヌは流れる』(117分) 16:00~『第三の男』(104分)
19:00~『禁じられた遊び』(87分)※トーク・イベント
8/6(水) 13:00~『三文オペラ』(94分) 16:00~『陽気なドン・カミロ』(107分) 19:00~『青い麦』(108分)
8/7(木) 13:00~『たそがれの女心』(99分) 16:00~『惡魔のような女』(117分) 19:00~『われら巴里ッ子』(107分)
8/8(金) 12:30~『リチャード三世』(158分) 16:00~『わが青春のマリアンヌ』(106分) 19:00~『沈黙の世界』(82分)
8/9(土) 11:00~『居酒屋』(117分) 14:00~『ピカソ―天才の秘密』(74分) 17:00~『宿命』(128分)
8/10(日) 11:00~『リラの門』(98分) 14:00~『眼には眼を』(110分) 17:00~『いとこ同志』(109分)
8/12(火) 13:00~『大人は判ってくれない』『あこがれ』(計123分) 16:00~『喜劇の黄金時代』(78分) 19:00~『尼僧ヨアンナ』(108分)
8/13(水) 13:00~『』(121分) 16:00~『アレクサンドル・ネフスキー』(108分) 19:00~『新・七つの大罪』(111分)
8/14(木) 13:00~『ふくろうの河』『いぬ』(計135分) 16:00~『第七の封印』(97分) 19:00~『アメリカの影』(81分)
8/15(金) 13:00~『反撥』(103分) 16:00~『赤い砂漠』(116分) 19:00~『バルタザールどこへ行く』(95分)
8/16(土) 11:00~『禁じられた遊び』(87分) 14:00~『最後の億万長者』(89分) 17:00~『モンブランの王者』(81分)
8/17(日) 11:00~『商船テナシチー』(73分) 14:00~『ドン・キホーテ』(85分) 17:00~『月世界の女』(147分)
8/19(火) 13:00~『ル・ミリオン』(84分) 16:00~『会議は踊る』(91分) 19:00~『ブルグ劇場』(122分)
8/20(水) 13:00~『少年探偵団』(73分) 16:00~『自由を我等に』(88分) 19:00~『赤い砂漠』(116分)
8/21(木) 13:00~『うたかたの恋』(82分) 16:00~『アスファルト』(117分) 19:00~『制服の処女』(89分)
8/22(金) 13:00~『民族の祭典 オリンピア 第1部』(85分) 16:00~『美の祭典 オリンピア 第2部』(81分) 19:00~『にんじん』(92分)
8/23(土) 11:00~『嘆きの天使』(107分) 14:00~『未完成交響楽』(88分) 17:00~『三十九夜』(86分)
8/24(日) 11:00~『第三の男』(104分) 14:00~『たそがれの維納』(99分) 17:00~『ミモザ館』(112分)
8/26(火) 12:00~『天井棧敷の人々』(186分) 16:00~『眼には眼を』(110分) 19:00~『ピカソ―天才の秘密』(74分)
8/27(水) 13:00~『われら巴里ッ子』(107分) 16:00~『ホフマン物語』(111分) 19:00~『巴里の空の下セーヌは流れる』(117分)
8/28(木) 13:00~『沈黙の世界』(82分) 16:00~『居酒屋』(117分) 19:00~『反撥』(103分)
8/29(金) 13:00~『惡魔のような女』(117分) 16:00~『リラの門』(98分) 19:00~『宿命』(128分)
8/30(土) 11:00~『バルタザールどこへ行く』(95分) 14:00~『上から下まで』(81分) 17:00~『マヅルカ』(94分)
8/31(日) 11:00~『三文オペラ』(94分) 14:00~『赤ちゃん』(95分) 17:00~『尼僧ヨアンナ』(108分)
9/2(火) 13:00~『アレクサンドル・ネフスキー』(108分) 16:00~『ふくろうの河』『いぬ』(計135分) 19:00~『第七の封印』(97分)
9/3(水) 13:00~『アメリカの影』(81分) 16:00~『いとこ同志』(109分) 18:30~m『リチャード三世』(158分)
9/4(木) 13:00~『新・七つの大罪』(111分) 16:00~『』(121分) 19:00~『女だけの都』(101分)
9/5(金) 13:00~『陽気なドン・カミロ』(107分) 16:00~『大人は判ってくれない』『あこがれ』(計123分) 19:00~『喜劇の黄金時代』(78分)
9/6(土) 11:00~『青い麦』(108分) 14:00~『たそがれの女心』(99分) 17:00~『わが青春のマリアンヌ』(106分)
9/7(日) 11:00~『自由を我等に』(88分) 14:00~『バルタザールどこへ行く』(95分)※トーク・イベント
17:00~『アスファルト』(117分)
9/9(火) 13:00~『たそがれの維納』(99分) 16:00~『上から下まで』(81分) 19:00~『少年探偵団』(73分)
9/10(水) 13:00~『嘆きの天使』(107分) 16:00~『ル・ミリオン』(84分) 19:00~『会議は踊る』(91分)
9/11(木) 13:00~『いとこ同志』(109分) 16:00~『ドン・キホーテ』(85分) 19:00~『最後の億万長者』(89分)
9/12(金) 13:00~『商船テナシチー』(73分) 16:00~『ミモザ館』(112分) 19:00~『未完成交響楽』(88分)
9/13(土) 11:00~『』(121分) 14:00~『にんじん』(92分) 17:00~『女だけの都』(101分)
9/14(日) 11:00~『喜劇の黄金時代』(78分) 14:00~『制服の処女』(89分) 17:00~『赤い砂漠』(116分)
9/16(火) 13:00~『赤ちゃん』(95分) 16:00~『マヅルカ』(94分) 19:00~『三十九夜』(86分)
9/17(水) 13:00~『ブルグ劇場』(122分) 16:00~『モンブランの王者』(81分) 19:00~『月世界の女』(147分)
9/18(木) 13:00~『リラの門』(98分) 16:00~『民族の祭典 オリンピア 第1部』(85分) 19:00~『美の祭典 オリンピア 第2部』(81分)
9/19(金) 13:00~『ホフマン物語』(111分) 16:00~『ピカソ―天才の秘密』(74分) 19:00~『うたかたの恋』(82分)
9/20(土) 11:00~『ふくろうの河』『いぬ』(計135分) 14:00~『大人は判ってくれない』『あこがれ』(計123分) 17:00~『アレクサンドル・ネフスキー』(108分)
9/21(日) 11:00~『反撥』(103分) 14:00~『われら巴里ッ子』(107分) 16:30~『リチャード三世』(158分)
9/23(火) 11:00~『新・七つの大罪』(111分) 14:00~『沈黙の世界』(82分) 16:30~『天井棧敷の人々』(186分)
9/24(水) 13:00~『宿命』(128分) 16:00~『たそがれの女心』(99分) 19:00~『第三の男』(104分)
9/25(木) 13:00~『眼には眼を』(110分) 16:00~『三文オペラ』(94分) 19:00~『わが青春のマリアンヌ』(106分)
9/26(金) 13:00~『青い麦』(108分) 16:00~『禁じられた遊び』(87分) 19:00~『居酒屋』(117分)
9/27(土) 11:00~『アメリカの影』(81分) 14:00~『尼僧ヨアンナ』(108分) 17:00~『惡魔のような女』(117分)
9/28(日) 11:00~『陽気なドン・カミロ』(107分) 14:00~『巴里の空の下セーヌは流れる』(117分) 17:00~『第七の封印』(97分)
9月2日(火)~9月28日(日)までの上映スケジュールはこちら
上映タイトル一覧
7/25(金)12:30~ 8/21(木)16:00~ 9/7(日)17:00~

アスファルト ASPHALT ( 117分・18fps・35mm・無声・白黒 )※日本語インタータイトルのみ

’29(ドイツ)(監)ヨーエ・マイ(脚)ハンス・セケリー、ロルフ・E・ファンロー、フレット・マヨ(撮)ギュンター・リッタウ(美)エーリッヒ・ケッテルフート(出)ベティ・アマン、グスタフ・フレーリッヒ、アルバート・シュタインリュック、エルゼ・ヘラー

1930年1月日本公開。実直な若い警察官と女泥棒の道ならぬ恋と犯罪を描いた作品。ベティ・アマンの官能的魅力が話題を呼び、1928年に発足して間もない東和商事最初のヒット作となった。当時、川端康成が都新聞に「アマン讃」という文章を寄せたことは有名。

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7/25(金)15:30~ 8/17(日)17:00~ 9/17(水)19:00~

月世界の女 FRAU IM MOND
( 147分・20fps・35mm・無声・白黒 )※英語インタータイトル/日本語字幕付き

’29(ドイツ)(監)フリッツ・ラング(脚)テア・フォン・ハルボウ(撮)クルト・クーラン、オスカー・フィッシンガー、オットー・カントレク、コンスタンティン・チェット(美)エミール・ハスラー、オットー・フンテ、カール・フォルブレヒト(出)クラウス・ポール、ヴィリ・フリッチュ、ゲルダ・マウルス、フリッツ・ラスプ

1931年1月日本公開。フリッツ・ラング最後の無声映画。「月世界旅行」に科学的な裏付けを与えた画期的な「空想科学映画」である反面、月面に大金鉱を探り当てた人々の骨肉の争いが描かれる。

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7/25(金)19:00~ 8/23(土)11:00~ 9/10(水)13:00~

嘆きの天使 DER BLAUE ENGEL ( 107分・35mm・白黒 )

’30 (ドイツ)(監)ジョゼフ・フォン・スタンバーグ(原)ハインリッヒ・マン(脚)ロベルト・リープマン、カール・ツックマイヤー、カール・フォルメラー(撮)ギュンター・リッタウ、ハンス・シュネーベルガー(美)オットー・フンテ、エミール・ハスラー(音)フリードリッヒ・ホレンダー(出)エミール・ヤニングス、マルレーネ・ディートリッヒ、クルト・ゲロン、ハンス・アルバース

1931年5月日本公開。スタンバーグがハリウッドからウーファに招かれて監督した作品。中年の教師がキャバレーの踊子に心を奪われ身を滅ぼす。踊子ローラを演じたディートリッヒの退廃的な魅力が話題を呼び、日本では直前に公開された次作『モロッコ』とともにヒットした。

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7/26(土)11:00~ 8/19(火)13:00~ 9/10(水)16:00~

ル・ミリオン LE MILLION ( 84分・35mm・白黒 )

’31(フランス)(監)(脚)ルネ・クレール(原)ジョルジュ・ベル、マルセル・ギユモー(撮)ジョルジュ・ぺリナール(美)ラザール・メールソン(音)ジョルジュ・ヴァン・パリス、フィリップ・パレス、アルマン・ベルナール(出)アナベラ、ルネ・ルフェーヴル、ポール・オリヴィエ

1931年9月日本公開。100万フローリンという大当りの宝くじがポケットに入った古い上着の行方をめぐって、町の人々が巻き起こす騒動。『巴里の屋根の下』に続くルネ・クレールのトーキー第2作で、19世紀から続くヴォードヴィル喜劇への愛情が垣間見られる一篇。

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7/26(土)14:00~ 8/20(水)16:00~ 9/7(日)11:00~

自由を我等に À NOUS LA LIBERTÉ ( 88分・35mm・白黒 )

’31(フランス)(監)(脚)ルネ・クレール(撮)ジョルジュ・ぺリナール(美)ラザール・メールソン(音)ジョルジュ・オーリック(出)アンリ・マルシャン、レイモン・コルディ、ローラ・フランス、ポール・オリヴィエ

1932年5月日本公開。刑務所から出所はしたが、工場に行けば単調な労働に縛られ「自由」などどこにも見つからない…。クレール自らのオリジナル脚本による社会風刺劇で、チャップリンの『モダン・タイムス』(1936年)に影響を与えたともいわれる。「フランス映画の東和商事」ともいわれる黄金時代の幕開けを告げた一本。

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7/26(土)17:00~ 8/21(木)19:00~ 9/14(日)14:00~

制服の処女 MÄDCHEN IN UNIFORM ( 89分・35mm・白黒 )

’31(ドイツ)(監)レオンティーネ・ザガン(脚)クリスタ・ヴィンスロー、F・D・アンダム(撮)ライマール・クンツェ、フランツ・ヴァイマイル(美)フリッツ・マウリシャト、フリードリヒ・ヴィンクラー(音)ハンソン・ミルデ=マイスナー(出)ドロテア・ヴィーク、ヘルタ・ティーレ、エレン・シュヴァンネッケ、エミリア・ウンダ

1933年2月日本公開。女学校の寄宿舎を舞台に、プロシア式の権威主義的な教育制度を痛烈に批判したドイツ映画で、演出家マックス・ラインハルトのもとで演劇を学んだザガンは、当時は珍しい女性監督のひとり。1932年に初めて渡欧した川喜多かしこが自ら選定した作品としても知られている。

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7/27(日)11:00~ 8/19(火)16:00~ 9/10(水)19:00~

会議は踊る DER KONGRESS TANZT ( 91分・35mm・白黒 )

’31(ドイツ)(監)エリック・シャレル(脚)ノルベルト・ファルク、ロベルト・リープマン(撮)カール・ホフマン(美)ロベルト・ヘールト、ヴァルター・レーリヒ(音)ヴェルナー・R・ハイマン(出)リリアン・ハーヴェイ、ヴィリー・フリッチュ、オットー・ヴァルブルク、コンラート・ファイト、カール・ハインツ・シュロート、リル・ダゴファー

1934年1月日本公開。ナポレオン失脚後のヨーロッパ再建を協議するために開催された1814年のウィーン会議を背景に、ロシア皇帝アレクサンドル1世と手袋売りの娘の恋愛模様を描いた華やかなドイツ製オペレッタ映画の代表作。リリアン・ハーヴェイが馬車の上で「ただ一度だけ」を歌う長い移動撮影も話題を呼んだ。

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7/27(日)14:00~ 8/20(水)13:00~ 9/9(火)19:00~

少年探偵団 EMIL UND DIE DETEKTIVE ( 73分・35mm・白黒 )

’31(ドイツ)(監)ゲルハルト・ランプレヒト(原)エーリッヒ・ケストナー(脚)ビリー・ヴィルダー(ワイルダー)(撮)ヴェルナー・ブランデス(美)ヴェルナー・シュリヒティング(音)アラン・グレー(出)ロルフ・ヴェンクハウス、ケーテ・ハーク、フリッツ・ラスプ

1934年5月日本公開。汽車の中で大金を盗まれた少年が、ベルリンの子どもたちの助けを得て犯人を追いつめる愉快な活劇。児童文学者ケストナーの「エーミールと探偵たち」を、ハリウッドに渡る以前のビリー・ワイルダーが脚色。監督は戦後フィルム・アーカイブの創設や映画史研究に功績を残したG・ランプレヒト。

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7/27(日)17:00~ 8/22(金)19:00~ 9/13(土)14:00~

にんじん POIL DE CAROTTE ( 92分・35mm・白黒 )

’32(フランス)(監)(脚)ジュリアン・デュヴィヴィエ(原)ジュール・ルナール(撮)アルマン・ティラール(美)リュシアン・アゲタン、リュシアン・カレ(音)アレクサンドル・タンスマン(出)アリ・ボール、ロベール・リナン、カトリーヌ・フォントネ、ルイ・ゴーチエ

1934年5月日本公開。ジュール・ルナールの有名な戯曲を基に、家族の愛情を得られない少年《にんじん》の姿を描いた作品で、デュヴィヴィエにとっては1926年の無声映画作品以来2度目の映画化。岸田國士訳による原作の刊行と相まって大ヒット、日本におけるデュヴィヴィエ・ブームの原点ともなった。

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7/29(火)13:00~ 8/17(日)14:00~ 9/11(木)16:00~

ドン・キホーテ DON QUICHOTTE ( 85分・35mm・白黒 )

’33(フランス)(監)ゲオルグ=ヴィルヘルム・パプスト(原)ミゲル・デ・セルヴァンテス(脚)ポール・モーラン(撮)ニコラス・ファルカシュ、ポール・ポルティエ(美) アンドレ・アンドレイエフ(音)ジャック・イベール(出)フェドール・シャリアピン、ドルヴィル、マディ・ベリー、アルレット・マルシャル、ミレイユ・バラン

1934年6月日本公開。ロシアの世界的なバリトン歌手シャリアピン(当時60歳)が、フランス語を操るドン・キホーテに扮した異色の作品。名監督パプストがナチス政権下のドイツを去りフランスで撮った作品の一つで、その画面作りはリズムより絵画的構成を重視している。

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7/29(火)16:00~ 8/17(日)11:00~ 9/12(金)13:00~

商船テナシチー LE PAQUEBOT TENACITY ( 73分・35mm・白黒 )

’34(フランス)(監)(脚)ジュリアン・デュヴィヴィエ(原)(脚)シャルル・ヴィルドラック(撮)ニコラ・エイエ、アルマン・ティラール、クリスチャン・マトラス、ウィリイ(美)ジャック・クロース(音)ジャン・ウィエネール(出)マリー・グローリー、アルベール・プレジャン、ユベール・プレリエ

1934年11月日本公開。カナダ行きの船が出る港町ル・アーヴルで、新しい生き方を求めようとする二人の男と一人の女の人生模様がペシミスティックに描かれる。1934年のキネマ旬報ベストテン外国映画部門では東和商事配給の『商船テナシチー』『会議は踊る』『にんじん』が1位から3位までを独占した。

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7/29(火)19:00~ 8/16(土)17:00~ 9/17(水)16:00~

モンブランの王者
DER EWIGE TRAUM (DER KÖNIG DES MONT BLANC)( 81分・35mm・白黒 )

’34(ドイツ)(監)(脚)アーノルト・ファンク(撮)リヒアルト・アングスト、クルト・ノイバート(美)ヴェルナー・シュリヒティング(音)ジョゼッペ・ベッチェ(出)ゼップ・リスト、ブリギッテ・ホルナイ

1935年2月日本公開。山岳映画のパイオニアで、日独合作映画『新しき土』(1937年)の監督にも抜擢されたA・ファンクの代表作の一つ。フランス側の山麓でモンブラン征服を夢見る農夫を演じるゼップ・リストは、ファンクに見出されたスキーヤー俳優である。

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7/30(水)13:00~ 8/16(土)14:00~ 9/11(木)19:00~

最後の億万長者 LE DERNIER MILLIARDAIRE ( 89分・35mm・白黒 )

’34(フランス)(監)(脚)ルネ・クレール(撮)ルドルフ・マテ、ルイ・ネー(美)リュシアン・アゲタン、リュシアン・カレ(音)モーリス・ジョベール(出)マックス・デアリー、ルネ・サン=シール、マルト・メロ、シャルル・レジー、ジョゼ・ノゲロ、レイモン・コルディ

1935年2月日本公開。観光客がカジノで落とす金を財源とする架空の国カジナリオが舞台。大富豪のバンコ氏が同国を乗っ取り、独裁者にのし上がる。暗殺も失敗に終わり、頭を打ったバンコ氏は次々とデタラメな法令を発令する。当時のドイツ政府を皮肉った喜劇で、クレールが戦前フランスで監督した最後の作品となった。

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7/30(水)16:00~ 8/23(土)14:00~ 9/12(金)19:00~

未完成交響楽 LEISE FLEHEN MEINE LIEDER ( 88分・35mm・白黒 )

’33(ドイツ=オーストリア)(監)(脚)ヴィリ・フォルスト(原)ヴァルター・ライシュ(撮)フランツ・プラナー(美)ユリウス・フォン・ボルソディ(出)ハンス・ヤーライ、マルタ・エッゲルト、ルイゼ・ウルリッヒ、オットー・トレスラー、ハンス・モーザー

1935年3月日本公開。シューベルトの恋と苦悩を描いたW・フォルストの監督第1作。内容的には必ずしも忠実な伝記ではないが、数々の名曲を巧みにアレンジして、新たなるシューベルト神話を生み出した。ウィーンフィルおよびウィーン少年合唱団が映画に関わった初めての作品でもある。

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7/30(水)19:00~ 8/24(日)14:00~ 9/9(火)13:00~

たそがれの維納 MASKERADE ( 99分・35mm・白黒 )

’34(オーストリア)(監)(脚)ヴィリ・フォルスト(撮)フランツ・プラナー(美)カール・シュテパネク(音)ヴィリー・シュミット=ゲントナー(出)パウラ・ヴェッセリー、アドルフ・ヴォールブリュック、オルガ・チェーホヴァ、ペーター・ペーターゼン

1935年9月日本公開。『未完成交響楽』で注目を集めたW・フォルストの第2作。20世紀初頭のウィーンの社交界に、一枚の裸体画が巻き起こす波紋。上流階級の男女の艶やかな恋と浮気が洒落たタッチで綴られる。

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7/31(木)13:00~ 8/24(日)17:00~ 9/12(金)16:00~

ミモザ館 PENSION MIMOSAS ( 112分・35mm・白黒 )

’34(フランス)(監)(脚)ジャック・フェデー(脚)シャルル・スパーク(撮)ロジェ・ユベール(美)ラザール・メールソン(音)アルマン・ベルナール(出)フランソワーズ・ロゼー、アンドレ・アレルム、ポール・ベルナール、ベルナール・オプタル、リーズ・ドラマール、ジャン・マックス、アルレッティ

1936年1月日本公開。コート・ダジュールでペンションを営む女主人が、パリから戻ってきた養子に愛情を感じたことから始まる悲劇。スパーク&フェデーのコンビによる代表作の一つで、登場人物の日常的な行動や会話を介した絶妙な心理描写、フェデーの夫人でもあるF・ロゼーの名演が際立つ。

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7/31(木)16:00~ 8/23(土)17:00~ 9/16(火)19:00~

三十九夜 39 STEPS ( 86分・35mm・白黒 )

’35(イギリス)(監)アルフレッド・ヒッチコック(原)ジョン・バカン(脚)チャールズ・ベネット、アルマ・レヴィル(撮)バーナード・ノールズ(美)オットー・ヴァーンドルフ(音)ルイス・レヴィ(出)ロバート・ドーナット、マデリーン・キャロル、ルツィー・マンハイム、ゴッドフリー・タール

1936年3月日本公開。寄席に立ち寄った青年紳士が銃撃事件に遭遇し、状況を把握できないまま事件に巻き込まれていく。ジョン・バカンによるスパイ小説の古典を映画化したヒッチコックの英国時代の作品で、前年公開された『暗殺者の家』とともに、ヒッチコックの名前が日本の観客に浸透するきっかけをつくった。

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7/31(木)19:00~ 8/30(土)14:00~ 9/9(火)16:00~

上から下まで DU HAUT EN BAS ( 81分・35mm・白黒 )

’33(フランス)(監)ゲオルグ=ヴィルヘルム・パプスト(原)ラディスラウス・ブス=フェケテ(脚)アンナ・グマイネル(撮)オイゲン・シュフタン(美)エルネ・メッツナー(音)マルセル・ラッテス(出)ジャン・ギャバン、ジャニーヌ・クリスパン、ミシェル・シモン、ペーター・ローレ

1936年5月日本公開。サッカーの花形選手(J・ギャバン)を中心に、ウィーンの下町のアパートに暮らす人々を活写したパプスト監督のフランスでの第2作。ドイツ映画を革新した撮影の名手シュフタンは、以降フランス映画に多大な貢献をなしてゆく。

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8/1(金)13:00~ 8/30(土)17:00~ 9/16(火)16:00~

マヅルカ MAZURKA ( 94分・35mm・白黒 )

’35(ドイツ)(監)ヴィリ・フォルスト(脚)ハンス・ラモー(撮)コンスタンティン・チェット(美)ヘルマン・ヴァルム、カール・ハッカー(音)ペーター・クロイダー(出)ポーラ・ネグリ、アルブレヒト・シェーンハルス、インゲボルク・テーク、フランツィスカ・キンツ、パウル・ハルトマン

1936年5月日本公開。殺人者による回想シーンを大胆に使ったストーリー運びが特徴的なフォルストの監督第3作で、封切当時はストーリーを明かさない斬新な宣伝手法がとられた。渡米の後スクリーンから遠ざかっていたポーラ・ネグリがカムバックしたのも話題で、本作では題名のマヅルカ(ポーランドの民俗舞踊)も披露している。

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8/1(金)16:00~ 9/4(木)19:00~ 9/13(土)17:00~

女だけの都 LA KERMESSE HÉROÏQUE ( 101分・35mm・白黒 )

’35(フランス)(監)(脚)ジャック・フェデー(脚)シャルル・スパーク(撮)ハリ・ストラドリング、ルイ・パージュ、アンドレ・トーマ(美)ラザール・メールソン(音)ルイ・ベイツ(出)フランソワーズ・ロゼー、ミシュリーヌ・シェイレル、ジャン・ミュラ、アンドレ・アレルム、ルイ・ジューヴェ

1937年3月日本公開。1616年、フランドル地方の小都市が、スペインの軍隊が通過すると聞いて騒然とする。軍隊を鎮めようと市長は死んだ振りをして、町はニセの喪に服す。フランドルの町を大がかりに再現したラザール・メールソンの美術も見もの。キネマ旬報ベストテンでは、1932年の『自由を我等に』から37年の本作まで東和商事の配給作品が6年連続で第1位を占めた。

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8/1(金)19:00~ 8/31(日)14:00~ 9/16(火)13:00~

赤ちゃん LE MIOCHE ( 95分・35mm・白黒 )

’37(フランス)(監)(脚)レオニード・モギー(原)ジャン・ギットン(脚)ダニエル・マヤ、アンドレ・セルフ(撮)ミシェル・ケルベー(美)ピエール・シルド(音)ミシェル・レヴィーヌ(出)リュシアン・バルー、ガブリエル・ドルジア、ポーリーヌ・カルトン、マドレーヌ・ロバンソン、ミシェル・モルガン、フィリップ坊や

1938年1月日本公開。独身の男性教師が捨て子を育てることになったが、学校の宿舎で育てているところを女学生に見つかり大騒ぎに…。中年男と女学生たちのやりとりを軽妙に描いた作品で、ロシア出身のL・モギーの長篇劇映画デビュー作となった。

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8/2(土)11:00~ 8/19(火)19:00~ 9/17(水)13:00~

ブルグ劇場 BURGTHEATER ( 122分・35mm・白黒 )

’36(オーストリア)(監)(脚)ヴィリ・フォルスト(脚)ヨッヘン・フート(撮)テオドル・パーレ(美)ヴェルナー・シュリヒティング(音)ペーター・クロイダー(出)ヴェルナー・クラウス、ヴィリー・アイヒベルガー、ホルテンゼ・ラキ、オルガ・チェーホヴァ、ハンス・モーザー

1939年9月日本公開。ウィーン演劇界に長く君臨してきた国立ブルグ劇場。19世紀末にここで活躍した実在の俳優の半生をモデルとした映画で、『カリガリ博士』の大ベテラン、ヴェルナー・クラウスが若い娘への恋情と迫り来る老いの間にはさまれた名優を格調高く演じる。

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8/2(土)14:00~ 8/22(金)13:00~ 9/18(木)16:00~

民族の祭典 オリンピア 第1部
FEST DER VÖLKER-OLYMPIA FILM TEIL I ( 85分・35mm・白黒 )

’38(ドイツ)(総指揮)レニ・リーフェンシュタール(撮)ハンス・エルトル、ヴァルター・フレンツ、グッツィ・ランチュナーほか(音)ヘルベルト・ヴィント、ヴァルター・グロノスタイ

1940年6月日本公開。1936年のオリンピック・ベルリン大会を記録した2部作の第1部。古代オリンピックを称揚した後、聖火リレー、開会式、陸上競技を紹介する構成で、ナチ政権に抜擢されたリーフェンシュタールが大胆なカメラ・アングルを駆使して肉体美を賛美している。日本でも空前のヒットを記録し、映画雑誌協会ベストテンで第1位に選出された。

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8/2(土)17:00~ 8/22(金)16:00~ 9/18(木)19:00~

美の祭典 オリンピア 第2部
FEST DER SCHÖNHEIT-OLYMPIA FILM TEIL II ( 81分・35mm・白黒 )

’38(ドイツ)[以下『民族の祭典』に同じ]

1940年12月日本公開。『民族の祭典』に続く第2部。選手村の表情に始まり、体操・ヨット・フェンシング・ボクシング・近代五種・ホッケー・ポロ・サッカー・馬術・自転車・ボート・十種競技・飛び込み・水泳、そして閉会式の模様を収めている。

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8/3(日)11:00~ 8/21(木)13:00~ 9/19(金)19:00~

うたかたの恋 MAYERLING ( 82分・35mm・白黒 )

’37(フランス)(監)アナトール・リトヴァク(原)クロード・アネ(脚)イルマ・フォン・クーべ、ジョゼフ・ケッセル(撮)アルマン・ティラール(美)セルジュ・ピメノフ(音)アルチュール・オネゲル(出)シャルル・ボワイエ、ダニエル・ダリュー、ジャン・ダックス、ヨランド・ラフォン、シュジー・プリム、マルト・レニエ、ジャン・ドビュクール

1946年11月日本公開。1889年、ハプスブルク王家の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリアの悲恋を題材にしたA・リトヴァクの代表作。D・ダリューは本作で一躍世界的なスターとなったが、日本では王宮内の恋愛を扱ったという理由により戦前の検閲で上映を許されず、終戦後に漸く公開された。

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8/3(日)13:00~ 8/26(火)12:00~ 9/23(火)16:30~

天井棧敷の人々 LES ENFANTS DU PARADIS ( 186分・35mm・白黒 )

’45(フランス)(監)マルセル・カルネ(脚)ジャック・プレヴェール(撮)ロジェ・ユベール、マルク・フォッサール(美)レオン・バルザック、レーモン・ガビュッティ(音)ジョゼフ・コスマ、モーリス・ティリエ(出)ピエール・ブラッスール、アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー、マリア・カザレス、マルセル・エラン、ピエール・ルノワール、ガストン・モド

1952年2月日本公開。19世紀中頃のパリを舞台に、「犯罪大通り」と呼ばれる劇場街を行き交う人々の愛憎劇を大きなスケールで描いたM・カルネ&J・プレヴェールの代表作。1980年にはキネマ旬報による「外国映画史上のベスト・ワン」にも選ばれた。

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8/3(日)17:00~ 8/27(水)16:00~ 9/19(金)13:00~

ホフマン物語 TALES OF HOFFMANN ( 111分・35mm・カラー )

’51(イギリス)(監)(脚)マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー(撮)クリストファー・チャリス(美)ハイン・ヘックロス、アーサー・ローソン(音)ジャック・オッフェンバッハ(出)ロバート・ラウンズヴィル、パメラ・ブラウン、ロバート・ヘルプマン、モイラ・シアラー、エドモン・オードラン、レオニード・マシン、リュドミラ・チェリーナ、アン・エアース、ジーン・アレグザンダー

1952年3月日本公開。M・パウエル&E・プレスバーガーのコンビが、オッフェンバッハの遺作となったオペラをテクニカラーで映画化した意欲作。製作にあたっては、原曲のオペラを録音した後に、それに合わせて踊り手たちがバレエを演じるという実験的な手法がとられた。

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8/5(火)13:00~ 8/27(水)19:00~ 9/28(日)14:00~

巴里の空の下セーヌは流れる SOUS LE CIEL DE PARIS COULE LA SEINE ( 117分・35mm・白黒 )

’51(フランス)(監)(脚)ジュリアン・デュヴィヴィエ(脚)ルネ・ルフェーヴル(撮)ニコラ・エイエ(美)ルネ・ムレール(音)ジャン・ヴィエネール(出)ブリジット・オーベール、ジャン・ブロシャール、ルネ・ブランカール

1952年4月日本公開。怪しげな彫刻家、試験の合否が心配な医学生、占い師の女など、様々に生きるパリジャンたちの週末24時間が、シャンソンのメロディを伴いながらスケッチ風に描かれている。本作や『天井棧敷の人々』を含む1952年の配給作品は、戦後輸入活動を本格的に再開したばかりの東和に実にふさわしいものであった、とかしこ夫人は記している。

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8/5(火)16:00~ 8/24(日)11:00~ 9/24(水)19:00~

第三の男 THE THIRD MAN ( 104分・35mm・白黒 )

’49(イギリス)(監)キャロル・リード(原)(脚)グレアム・グリーン(撮)ロバート・クラスカー(美)ヴィンセント・コルダ、ジョン・ホークスワース、ジョゼフ・バト(音)アントン・カラス(出)ジョゼフ・コットン、アリダ・ヴァリ、オーソン・ウェルズ、トレヴァー・ハワード

1952年9月日本公開。G・グリーンが戦後のウィーンを舞台に書き下ろしたサスペンス・スリラーをC・リード監督が映画化した英国映画の金字塔。国際色豊かな名優の共演も見所。1949年の第3回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。戦後、東和とロンドン・フィルムとの提携により続々と紹介されたイギリス映画の秀作の一つ。

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料金

一般500円 高校・大学生・シニア300円 小・中学生100円 障害者(付添者は原則1名まで)は無料
観覧券は当日・当該回にのみ有効。開映後の入場は不可。
発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切。
学生、シニア(65歳以上)、障害者の方は、要証明書。 発券は各回1名につき1枚のみ。
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール 定員=310名(各回入替制)
http://www.momat.go.jp/

2008年7月25日(金)~9月28日(日)まで
※8-9月の月曜日、9月29日(月)30日(火)は休館

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2008/07/30/13:45 | BBS | トラックバック (0)
東京国立近代美術館フィルムセンター
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