麗筆、銀幕に咲く。
荷風と谷崎
耽美派の雄として一時代を築いた作家でありながら、後年は市井に隠遁して反時代的姿勢を貫いた永井荷風。荷風が編集主幹を務めた文芸雑誌「三田文学」で認められ、以後、豊麗な官能美と陰影ある古典美の世界を展開して、常に文壇の最高峰を歩み続けた谷崎潤一郎。
今回の特集では、この二人の文豪、荷風と谷崎原作作品二十二本を一挙上映いたします。
映像化不可能と称されることも多かったそれらの題材に、映画人たちはいかに取り組んだのでしょうか。そして、それぞれの文学的エッセンスはどのように昇華されたのでしょう。
料金
一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一
http://www.laputa-jp.com/
■午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売。 ■定員48名
■上映開始後10分を過ぎての入場は不可。 ■作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合があります。
2007年12月16日(日)~2008年1月26日(土)まで上映
※12月31日(月)~1月2日(水)は休館
12月16日(日)~18日(火)
1:00/7:00 痴人の愛(1949年/監督:木村恵吾)
3:00 乱菊物語(1956年/監督:谷口千吉)
5:00 裸体(1962年/監督:成沢昌茂)
12月19日(水)~22日(土)
12:40 乱菊物語(1956年/監督:谷口千吉)
2:40 裸体(1962年/監督:成沢昌茂)
4:30 春琴物語(1954年/監督:伊藤大輔)
6:50 鍵(1959年/監督:市川崑)
12月23日(日)~25日(火)
12:40 春琴物語(1954年/監督:伊藤大輔)
3:00 鍵(1959年/監督:市川崑)
5:10 台所太平記(1963年/監督:豊田四郎)
7:20 四畳半襖の裏張り(1973年/監督:神代辰巳)
12月26日(水)~29日(土)
12:50 台所太平記(1963年/監督:豊田四郎) 3:10 四畳半襖の裏張り(1973年/監督:神代辰巳)
4:50 讃歌(1972年/監督:新藤兼人)
7:10 刺青(1966年/監督:増村保造)
12月30日(日)1月3日(木)~5日(土)
12:40 讃歌(1972年/監督:新藤兼人)
3:00 刺青(1966年/監督:増村保造)
4:50 墨東綺譚(1960年/監督:豊田四郎)
7:20 紅閨夢(1964年/監督:武智鉄二)
1月6日(日)~8日(火)
12:30 墨東綺譚(1960年/監督:豊田四郎)
2:50 紅閨夢(1964年/監督:武智鉄二)
4:30 細雪(1950年/監督:阿部豊)
7:20 刺青(1984年/監督:曾根中生)
1月9日(水)~12日(土)
12:30 細雪(1950年/監督:阿部豊)
3:20 刺青(1984年/監督:曾根中生)
5:00 夢の女(1993年/監督:板東玉三郎)
7:00 痴人の愛(1960年/監督:木村恵吾)
1月13日(日)~15日(火)
12:40 夢の女(1993年/監督:板東玉三郎)
2:40 痴人の愛(1960年/監督:木村恵吾)
4:30 渡り鳥いつ帰る(1955年/監督:久松静児)
7:00 瘋癲老人日記(1962年/監督:木村恵吾)
1月16日(水)~19日(土)
12:30 渡り鳥いつ帰る(1955年/監督:久松静児)
3:00 瘋癲老人日記(1962年/監督:木村恵吾)
5:00 鬼の棲む館(1969年/監督:三隅研次)
6:40 華魁(1983年/監督:武智鉄二)
1月20日(日)~22日(火)
12:40 鬼の棲む館(1969年/監督:三隅研次)
2:20 華魁(1983年/監督:武智鉄二)
4:40 堕落する女(1967年/監督:吉村公三郎)
6:40 濹東綺譚(1992年/監督:新藤兼人)
1月23日(水)~26日(土)
12:30/7:00 卍(1964年/監督:増村保造)
2:30 堕落する女(1967年/監督:吉村公三郎)
4:40 濹東綺譚(1992年/監督:新藤兼人)
痴人の愛('49) ( 1949年(S24〕/大映京都/白黒/89分 ※16mm )
■監督・脚本:木村恵吾/脚本:八田尚之/撮影:竹村康和/照明:加藤庄之助/美術:上里義三/音楽:飯田三郎■出演:京マチ子,宇野重吉,森雅之,菅井一郎,清水将夫,三井弘次,奈良岡朋子女遊びなどしたこともない中年男・譲治が、出張先でふと知りあったカフェーの女給・ナオミ。その魅力の虜となった譲治は、彼女を理想通りの女にしようとするのだが…。天衣無縫のエロチシズムで男をとろけさせる女・ナオミを京マチ子が好演、出世作となった。
乱菊物語 ( 1956年(S31)/東寅/自黒/96分 )
■監督:谷口千吉/脚本:八住利雄/撮影:飯村正/照明:横井総一/美術:北猛夫 阿久根巌/音楽:伊玖磨■出演:池部良,八千草薫,小堀明男,上田吉二郎,杉山昌三九,藤原釜足,浪花千栄子,北川町子室町時代の末期、瀬戸内海は室の津に君臨する絶世の美女・陽炎をめぐって繰りひろげられる波瀾万丈の活劇ロマン。谷崎潤一郎の同名小鋭を映画化したもので、ヒロイン・陽炎に扮した八千草薫の美しさには目をみはるばかり。
裸体 ( 1962年(S37)/にんじんくらぶ/カラー/85分 )
■監督・脚本:成沢昌茂/撮影川又昂/照明:三浦礼/美術:字野耕司/音楽:武満徹,岩佐譲二■出演:瑳峨三智子,川津祐介,進藤英太郎,山田五十鈴,千秋実,杉浦直樹,長門裕之,浪花千栄子勤め先の所長に囲われる身となった左喜子は女としての自分の価値を知り、やがて男から男へと渡り歩くようになっていく…。原作は“女”という対象に打ち込んで、独自の境地を築きあげた永井荷風の短篇小説。ヒロインの天衣無縫な生き様を愛情をこめて描く。
春琴物語 ( 1954年(S29)/大映東京/自黒/111分 ※16mm )
■監督:伊藤大輔/脚本:八尋不二/撮影:山崎安一郎/照明:安藤真之助/美術監督:伊藤憙朔/美術:木村威夫/音楽:伊福部昭■出演:京マチ子,花柳喜章,船越 英二,伏見和子,進藤英太郎,楠よし子,青山杉作,杉村春子香り高き谷崎文学の代表作『春琴抄』を映画化したもの。盲目ながら芸の道に精進する娘・春琴と、彼女を主とあがめ師と慕い、幼い頃から日夜かしずくことの喜ぴにふるえる下男の佐助――。二人の揺るぎない愛の物語を、惰感たっぷりに描いた一篇。
鍵('59) ( 1959年(S34)/大映東京/カラー/107分 )
■監督・脚本:市川崑/脚本:和田夏十,長谷部慶治/撮影:宮川一夫/照明:伊藤幸夫/美術:下河原友雄/音楽:芥川也寸志■出演:京マチ子,中村鴈治郎,叶順子,仲代達矢,北林谷栄,菅井一郎,倉田マユミ,潮万太郎,山茶花究初老の夫と妖艶な妻、その娘と婚約者の四人がおりなす異常な関係――。芸術かワイセツか?日本中に賛否の嵐を呼んだ谷崎潤一郎の問題作『鍵』を映画化したもの。当時としては大胆で刺激的なベッドシーンや風呂場のシーンが話題となった。
台所太平記 ( 1963年(S38)/東京映画/カラー/110分 )
■監督:豊田四郎/脚本:八住利雄/撮影:岡崎宏三/照明:榊原庸介/美術:伊藤憙朔/音楽:團伊玖磨■出演:森繁久彌,淡島千景,乙羽信子,西村晃,山茶花究,淡路恵子,水谷良重,団令子,大空真弓,池内淳子,小沢昭一,三木のり平原作は谷崎潤一郎の随筆的同名小説。戦前から六〇年代初頭にかけて、老小説家夫婦の家に雇われた家政婦さん達の生態をユーモアたっぷりに描いていく。芸達者な女優陣の競演がみどころで、特に淡路恵子扮する 家政婦・小夜のキャラクターは強烈。
四畳半襖の裏張り ( 1973年(S48)/日活/カラー/71分 )
■監督・脚本:神代辰巳/棚影:真佐久/照明:直井勝正/美術:菊川芳江 ■出演:宮下順子,江角英明,山谷初男,丘奈保美,絵沢競子,芹明香,東まみ,粟津號,吉野あい『四畳半襖の下張』の映画化で、大正中期の騒乱を背景に、遊ぴ人の中年男と芸者の情交など、花柳界をめぐる男女の悲喜こもごもを描く。むし暑い夏の夜に密室で展開する男女の色事――。薄暗い蚊帳の中から宮下順子の汗ばんだ肌が艶やかに浮かびあがる。
讃歌 ( 1972年(S47)/近代映画協会,ATG/カラー/112分 )
■監督・脚本:新藤兼人/撮影:黒田清巳/照明:岡本健一/美術:渡辺竹三郎/音楽:林光■出演:渡辺督子,河原崎次郎,乙羽信子,原田大二郎,武智鉄二,初井言栄,殿山泰司,戸浦六宏琴三弦の名手、盲目の美少女お琴と、使用人・佐助との道なき愛の秘め事――。あまりにも有名な谷崎潤一郎の『春琴抄』を、新藤兼人が脚本・監督。愛の“掠奪”と“献身”の凄まじい葛藤が、やがて常識の域をふみこえた美的恍惚の世界へと広がっていく。
刺青('66) ( 1966年(S41)/大映京都/カラー/86分 )
■監督:増村保造/脚本:新藤兼人/撮影:宮川一夫/照明:中岡源権/美術:西岡善信/音楽:鏑木創■出演:若尾文子,長谷川明男,山本学,佐藤慶,須賀不二男,内田朝雄,藤原礼子手代と駆け落ちした質屋の娘が、悪人の企みにかかり芸者として売られてしまう。やがて、背中一面に巨犬な女郎蠣蛛の剰青をほどこされた娘は、男女の欲望うごめく世界で本能のままに生きていく…。同名の短篇小説を映画化した増村保造監督屈指の名篇。
濹東綺譚('60) ( 1960年(S35)/東京映画/白黒/120分 )
■監督:豊田四郎/脚本:八住利雄■撮影:玉井正夫/照明:今泉千仭/美術:伊藤憙朔/音楽:團伊玖磨■出演:山本富士子,芥川比呂志,新珠三千代,乙羽信子,淡路恵子,宮口精二,東野英治郎,中村伸郎,原知佐子,岸田今日子隅田川の東、玉の井と呼ばれる亮笑の巻で、中学教師の桓田は娼婦・お雪と出会う――。名作『濹東綺譚』を軸に『失践』『荷風日記』をおりまぜて描いた、荷風没後一周年記念の文芸大作。娼婦役の山本富士子が夢幻的な美しさをたたえて素晴らしい。
紅閨夢 ( 1964年[S39]■第三プロダクション/カラー/75分 )
■監督・脚本:武智鉄二/撮影:稲葉直/照明:大住慶次郎/美術:平高主計/音楽:芝祐久■出演:茂山千之丞,柳美那,葵千代,川口秀子,川口秀廷,後藤陽吉,奈良真養,花川蝶十郎,アンジェラ浅丘或る八月の暑い日。作家である主人公が、ストリップショウや、グラマーな女優が主演する映画を続けてみたことから、その夜は、様々な艶夢に悩まされる。夢幻の世界にみた女体の宴――。谷崎潤一郎の『過酸化マンガン水の夢』『柳湯の事件』に材をとった異色の芸術作。
細雪('50) ( 1950年[S25]/新東宝/自黒/141分 ※16mm )
■監督:阿部豊/脚本:八住利雄/撮影:山中進/照明:佐藤快哉/美術:進藤誠吾/音楽:早坂文雄■出演:花井蘭子,轟タ起子,山根寿子,高峰秀子,藤田進,堀雄二,田崎潤,田中春男,河津清三郎,伊志井寛,千明みゆき,香川京子犬阪船場の旧家に育った四姉妹の身に起こる様々な出来事を、四季折々の景色とともに描きだす。谷崎潤一郎の同名ベストセラー小説最初の映画化で、四姉妹に花井蘭子、轟夕起子、山根寿子、高峰秀子という人気スターを配した超大作。
刺青('84) ( 1984年[S59]/にっかつ/カラー/77分 )
■監督:曽根中生/脚本:那須真知子/撮影:森勝/照明:加藤松作/美術:菊川芳江■出演:伊藤咲子,沢田和美,木之元亮,志賀実,根岸一正,成瀬正,石井茂樹,美波ゆかり,益富信孝谷崎潤一郎の同名の小説を大胆にアレンジ、舞台を現代に移して映画化したもの。スターを目前にしながら、刺青を彫られたために堕ちていく女と、彼女に群がる男たちの姿を描く。元ひまわり娘・伊藤咲子の起用が話題を呼んだ。
夢の女
( 1993年[H5]/松竹,朝日新聞,大王製紙,全国朝日放送,駒井アソシエート,赤池産業,セディック/自黒/98分 )
■監督:坂東玉三郎/脚本:吉村元希,桜井妙子,斉藤雅文/撮影:長沼六男/照明:熊谷秀夫/美術:木村威夫/音楽:藤舎名生,杵屋榮津五郎■出演:吉永小百合,永島敏行,安井昌二,樹木希林,佐々木すみ江,片岡京子,長門裕之,戸浦六宏
士族の娘ながら、借金返済のため遊郭に身を売った女・お浪の物語。原作は、永井荷風の同名初期作品で、久保田万犬郎が新派のために脚色した舞台用台本をもとに映画化。夢のように儚く、移ろいやすい女の半生を美しいモノクロームの映像で描いていく。
痴人の愛('60) ( 1960年[S35]/大映東京/カラー/89分 ※16mm )
■監督・脚本:木村恵吾/撮影:石田博/照明:柴田恒吉/美術:柴田篤二/音楽:松井八郎■出演:叶順子,船越英二,田宮二郎,川崎敬三,多々良純,菅井一郎,紺野ユカ,江波杏子,春川ますみ偶然知りあった美少女・ナオミの魅力にとりつかれ、破滅への道を歩んでいく男の物語『痴人の愛』を、四九年の京マチ子・宇野重吉版に続いて木村恵吾監督が再映画化。本作では、自由弄放なヒロイン・ナオミに叶順子が扮し、官能の世界が展開されていく。
渡り鳥いつ帰る ( 1955年[S30]/東京映画/自黒/128分 )
■監督:久松静児/脚本:八住利雄/撮影:高橋通夫,玉井正夫/照明:今泉千仭/美術監督:伊藤憙朔/美術:小島基司/音楽:團伊玖磨■出演:田中絹代,森繁久彌,高峰秀子,久慈あさみ,淡路恵子,桂木洋子,岡田茉莉子,水戸光子,太刀川洋一永井荷風作品の最初の映画化で、『にぎりめし』『春情鳩の街』『渡り鳥いつかへる』を久保田万太郎が再構成。私娼街・鳩の街を舞台に、娼家「藤村」を営む主人夫婦と春をひさぐ女たち、そして夜に生きる人々の姿を描いていく。
瘋癲老人日記 ( 1962年[S37]/大映東京/カラー/99分 ※16mm )
■監督・脚本:木村恵吾/撮影:宗川信夫/照明:柴田恒吉/美術:柴田篤二/音楽:小川寛興■出演:山村聰,若尾文子,東山千栄子,川崎敬三,村田知栄子,丹阿弥,谷津子,石井竜一七七歳の督助は、今では完全に不能であるが「不能ニナツテモ或ル種ノ性生活ハアルノダ」と思っている――。老主人公が消え去ろうとする性本能を、息子の嫁に傾ける姿を描いた問題作。山村聰の怪演と、妖しい魅力で義父を翻弄する若尾文子の小悪噴ぶりがみもの。
鬼の棲む館 ( 1969年[S44]/大映京都/カラー/76分 )
■監督:三隅研次/脚本:新藤兼人/撮影:宮川一夫/照明:中岡源権/美術:内藤昭/音楽:伊福部昭■出演:勝新太郎,高峰秀子,新珠三干代,佐藤慶,五味龍太郎,木村元,伊達岳志,伴勇太郎,松田剛武,黒木現原作は戯曲『無明と愛染』。谷崎潤一郎の濃厚な世界を新藤兼人が脚色、時代劇の名匠・三隅研次が監督にあたる。南北朝時代、戦火をまぬがれた山寺を舞台に、四人の男女の愛欲模様が描かれる。高峰秀子、新珠三千代の両女擾が持ち味を存分に発揮。
華魁
( 1983年[S58]/武智プロダクション,小川プロダクション/カラー/113分 )
■監讐・脚本:武智鉄二/犯敗高田昭/照明1田口政広/美術1長倉禰,小澤秀高
音楽:宮下伸■出演1親王塚■子,二柴さとしJll口小枚伊藤高,殿山泰司,タ崎碧
梓こずえ,明日香浄子,宮原昭子,松原レイ
谷崎潤一郎『人面疽』に原作を求めた絢爛たる風俗絵巻。時は明治中頃、舞台は長崎の遊郭。ここで華魁として君臨していながら、しがない絵草紙売りの喜助と恋に落ちた菖蒲太夫。しかし、刺青師に殺された喜助の怨念が“人面疽”となって彼女にまといつく…。
堕落する女 ( 1967年[S42]/近代映画協会/白黒/100分 )
■監督:吉村公三郎/脚本:新藤兼人/拠㌶1佐藤昌道/照明:神谷徹/美術1小林 正義/音楽1池野成■出演:桑野みゆき,田村高廣,細川俊之,高橋悦史,神田陰水 戸光子由緒ある家柄の令嬢・澄子は、大学教授の婚約者がありながら、だらしのないピアノ教師のもとへ走り、次第に身を落としていく――。旧作は戯曲『愛すれぱこそ』。ヒロインに扮した桑野みゆきが、大胆な愛欲描写をものともせず体当たりの熱演をみせる。
濹東綺譚('92) ( 1992年[H4]/近代映画協会/カラー/116分 )
■監督・脚本:新藤兼人/棚影:三宅義行/照明:山下博/美術:重田重盛/音楽:林光■出演:津川雅彦,墨田ユキ,宮崎淑子,瀬尾智美,八神康子,杉村春子,乙羽信子,佐藤慶,井川比佐志,河原崎長一郎大学教授でありながら遊蕩三昧の生活を送る荷風は、玉の井の娼家でお雪という女と出逢う。異端の文豪・永井荷風と可憐な娼婦お雪との狂おしいまでの恋愛模様――。永井荷風の同名小説を、主人公を荷風自身に置きかえるという夫胆な脚色で映画化。
料金
一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円
水曜日サービスデー/1,000円均一
■午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売。 ■定員48名
■上映開始後10分を過ぎての入場は不可。
■作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合があります。
http://www.laputa-jp.com/
2007年12月16日(日)~2008年1月26日(土)まで上映
※12月31日(月)~1月2日(水)は休館
主なキャスト / スタッフ
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