2003年カンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)受賞を皮切りに、
各国の映画祭で絶賛された29歳のクリストファー・ボー長編初監督作『恋に落ちる確率』。
運命の恋に落ちた男が翻弄される迷路のような世界を、
さまざまな映像テクニックを駆使した美しい映像とすぐれた構成力で描き、“ラース・フォン・
トリアー以来の才能!”と賞賛され、昨年のカンヌを騒然とさせた話題作です。
運命の人に出会い、恋に落ちる──最高に幸せな瞬間。だけど、
運命の恋と引き替えに全てを失ってしまうとしたら・・・?住み慣れたアパートの部屋は忽然と消え、
友人も長く付き合っていたガールフレンドさえも、自分のことを知らないと言い出したら?
『恋に落ちる確率』は、恋愛の“究極の選択”を描いたラブストーリー。運命の恋を勝ち取るために、
あなたは全てを賭けられますか?
カンヌ映画祭を夢中にさせた新たな才能カメラドール受賞のクリストファー・
ボー長編デビュー作
2003年カンヌ国際映画祭の批評家週間に出品され絶賛を浴びた本作は、見事カメラ・
ドールと批評家週間の最優秀作品賞をダブル受賞。ジム・ジャームッシュ、トラン・アン・
ユンなどの才能を見いだしたことでも知られる、最も注目すべき新人監督賞を受賞したのは、
当時29歳のクリストファー・ボー。ゴダールに影響を受けたという映像センスを備え、
美しいクローズアップ、ゾエトロープ(影絵)、登場人物の位置を指し示す航空写真など多種多様な映像を組み合わせ、
まるで手品師のように観る者を幻惑へと誘う。
豊富な映画の知識とテクニックを独自の個性へと昇華させた、この型破りな恋愛映画は、
米アカデミー賞外国語映画賞のデンマーク代表作品となったほか、
各国映画祭で多くの賞を受賞している。
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