フミのビデオ日誌
2月18日「丹下左膳 百万両の壷」(04、日、津田豊滋)を観る
「丹下左膳 百万両の壷」を見て隻眼のカッコ良さを痛感!

足立 フミ

 隻眼、隻腕という言葉には妙にカッコ良さげな響きがあります。
 ちょっとした曰くを想像したり、名誉の傷っぽかったり、そこには神秘さえ感じられてとても素敵です。
 「マジンガーZ」の兜博士は言うまでもないし、シュトロハイム・ハインリッヒなんて片方の眼から光線出すし、「あしたのジョー」 の丹下会長だって悪くありません。
 ついでに私の通っている歯医者の大先生も隻眼ですが、有無を言わさぬ迫力があります。これまたカッコ良い。
 この映画の左膳にしても、多少のマヌケさは感じるものの、圧倒的に不利な立場であれだけ強きゃやっぱりカッコ良いです。
 ちなみにうちのママは乳ガン手術のため片乳です。
 いざ手術の時には左膳なんぞは足元にも及ばない潔さで、本物の侍ばりにカッコ良かったものです。
 最近乳がん手術をした樹木希林に対しての内田裕也のような「悪いのはオレ!」 的なコメントが家族誰からも出せなかった事が不甲斐ない程です。
 片乳が主人公になるようなカッコ良い映画は出来ないもんでしょうか?

2005/04/30/08:54 | トラックバック (0)
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