絶対にDVD化されそうにない!?
松井良彦旧作特集上映!!
&
DVD化される前にもう一度!!
『追悼のざわめき』DVD発売直前上映
1988年、今はなき“中野武蔵野ホール”での初公開から20年、『追悼のざわめき』は伝説のカルトムービーとして語り継がれ、全国各地で上映され続けてきた。ご存知のとおり、その間、VHS化、DVD化が行われることはなかった。
しかし、2007年12月21日(金)、『追悼のざわめき』が遂にDVD化をされ、発売されることになってしまった。我々は、『追悼のざわめき』は、DVDで見るべき作品ではないと考える。なぜなら、『追悼のざわめき』を観るということは、「観るぞ!」の決意と「観たぞ!」の消尽の間に繰り広げられる暴力的な150分との、食うか食われるかの勝負、いや暴力そのものではないか!
だから、そんな暴力が許されるのは、映画館のあの暗がりのみに限定されるべきであり、ホームシアターやお茶の間で某500円DVDなどとともに呑気に陳列のうえ一家団欒されてしまっては困るのだ!
我々は問いただしたい!!
なぜ今頃になってDVDになるのか?この特集上映の中で追悼のざわめきDVD化という最大の謎に迫りたいと考えている。
<映画監督 松井良彦(まついよしひこ)プロフィール>
1956年生まれ。処女作『錆びた缶空』(79年/撮影:石井聰亙)が、ぴあ誌主催のオフシアター・フィルム・フェスティヴァル(現PFF)に入賞。一部に熱狂的なファンを持つ、いわば“カルト・ムービー”の草分け的存在となる。続く第二作『豚鶏心中』(81年/撮影:原一男)は、故・寺山修司氏の天井桟敷館で長期ロードショーを果たした。第三作『追悼のざわめき』(88年)は、今はなき“中野武蔵野ホール”にてロードショー。同館の観客動員記録を打ち出した。07年9月には、「デジタルリマスター版」として甦り、イメージフォーラムにて公開されレイトショーながら7週開のロングランを記録。そして、08年早春、長年待ち望まれていた新作『どこに行くの?』(主演:柏原収史)がユーロスペースで公開される。
【絶対にDVD化されそうにない!?松井良彦旧作特集上映!!】
11月23日(金)~11月30日(金) 連日21:00~
【DVD化される前にもう一度!!
『追悼のざわめき』DVD発売直前上映】
12月17日(月)~12月20日(木) 連日17:00~/20:00~
1988年、今はなき“中野武蔵野ホール”での初公開から20年、『追悼のざわめき』は伝説のカルトムービーとして語り継がれ、全国各地で上映され続けてきた。ご存知のとおり、その間、VHS化、DVD化が行われることはなかった。
しかし、2007年12月21日(金)、『追悼のざわめき』が遂にDVD化をされ、発売されることになってしまった。我々は、『追悼のざわめき』は、DVDで見るべき作品ではないと考える。なぜなら、『追悼のざわめき』を観るということは、「観るぞ!」の決意と「観たぞ!」の消尽の間に繰り広げられる暴力的な150分との、食うか食われるかの勝負、いや暴力そのものではないか!
だから、そんな暴力が許されるのは、映画館のあの暗がりのみに限定されるべきであり、ホームシアターやお茶の間で某500円DVDなどとともに呑気に陳列のうえ一家団欒されてしまっては困るのだ!
我々は問いただしたい!!
なぜ今頃になってDVDになるのか?この特集上映の中で追悼のざわめきDVD化という最大の謎に迫りたいと考えている。
1956年生まれ。処女作『錆びた缶空』(79年/撮影:石井聰亙)が、ぴあ誌主催のオフシアター・フィルム・フェスティヴァル(現PFF)に入賞。一部に熱狂的なファンを持つ、いわば“カルト・ムービー”の草分け的存在となる。続く第二作『豚鶏心中』(81年/撮影:原一男)は、故・寺山修司氏の天井桟敷館で長期ロードショーを果たした。第三作『追悼のざわめき』(88年)は、今はなき“中野武蔵野ホール”にてロードショー。同館の観客動員記録を打ち出した。07年9月には、「デジタルリマスター版」として甦り、イメージフォーラムにて公開されレイトショーながら7週開のロングランを記録。そして、08年早春、長年待ち望まれていた新作『どこに行くの?』(主演:柏原収史)がユーロスペースで公開される。
11月23日(金)~11月30日(金) 連日21:00~
『追悼のざわめき』DVD発売直前上映】
12月17日(月)~12月20日(木) 連日17:00~/20:00~
【絶対にDVD化されそうにない!?松井良彦旧作特集上映!!】
11月23日(金)~11月30日(金) 連日21:00~ ※一日一作品日替わり上映
(11/23,25,27,29日『錆びた缶空』 11/24,26,28,30日『豚鶏心中』)
会場:UPLINK X 料金:当日1300円 2本セット2000円
『錆びた缶空』( 1979年/59分 )
監督・製作・脚本:松井良彦 映像:石井聰亙出演:田村三郎,佐野和宏,秋田光彦
同棲するホモセクシシ(カット)ュアルのカップルの前に、彼らの一人に一目惚れをした第三の男が現れる。絡み合った三角関係が思わぬ悲劇をまねくことに・・・。世間から疎外された者たちの七転八倒を描き続ける松井良彦の記念すべき処女作。『追悼のざわめき』主演の佐野和宏が、男根を食いちぎられ、のたうち回る姿は、お茶の間では絶対にご覧にならないでください。
『豚鶏心中』( 1981年/90分 )
監督・脚本:松井良彦 撮影:原一男出演:萩尾なおみ,服部隆宏,佐野和宏,日野利彦,ギリヤーク尼ヶ崎
差別によって引き裂かれた在日韓国人の男女の愛を鮮烈に描いたスキャンダラスな衝撃作。少年期のシーンでミイラが登場するなど、寺山修司的、あるいはフェリーニ的な美術世界が展開。主人公の愛の苦痛を、<屠殺>という視覚的苦痛の中で描写したシーンは、評価が賛否まっ二つに分かれた。殺される豚たちの悲痛な呻きは、映画館の轟音でお楽しみください。
【DVD化される前にもう一度!!
『追悼のざわめき』DVD発売直前上映】
12月17日(月)~12月20日(木)連日17:00~/20:00~
会場:UPLINK FACTORY 料金:当日 1300円 メール予約 1000円
※メール予約はfactory@uplink.co.jpに作品名、お名前、連絡先、人数を入れてメールにてお送り下さい。
『追悼のざわめきよ!!なぜ今頃になってDVDになるのか?』
討論会決行
12月17日(月) 20:00~の回、上映終了後
出席者:松井良彦(『追悼のざわめき』監督)、安岡卓治(製作)、小林洋一(DVD販売元、エースデュースエンタテインメント代表取締役社長)、他DVD発売異論者
『追悼のざわめきはDVD化しても死なない!!』
12月20日(木) 20:00~の回、上映終了後
出席者 松井良彦(『追悼のざわめき』監督)
『追悼のざわめき デジタルリマスター版』( 1988年/150分 )
監督・脚本:松井良彦 出演:佐野和宏,仲井まみ子,隈井士門,村田友紀子ほか小人症の主人公たち、兄にレイプされ死にいたる少女、その腐乱死体をむさぼり食う兄。舞台は、猛々しいヤクザが支配する大阪の真空地帯、通称「釜ヶ崎」。あからさまな差別や偏見にまみれ、閉ざされた苦境の中で懸命に生きようとする者らの絶望と破滅。エネルギッシュな80年代自主映画の中においても、まちがいなく最凶の一本。
【絶対にDVD化されそうにない!?松井良彦旧作特集上映!!】
11月23日(金)~11月30日(金) 連日21:00~
【DVD化される前にもう一度!!
『追悼のざわめき』DVD発売直前上映】
12月17日(月)~12月20日(木) 連日17:00~/20:00~
主なキャスト / スタッフ
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