イタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェントが描く
『サスペリア』『インフェルノ』に続く魔女三部作の完結編

恐怖映画史に残る名作「サスペリア」、カルト的人気を集める「インフェルノ」に続く“魔女”3部作が、30年の時を経てついに完結！「サスペリア」の生みの親でもあるイタリアン・ホラーの帝王、ダリオ・アルジェントの手による本作は、近年最も公開が待ち望まれたホラー映画。本国イタリアでは封切りと同時に異常な反響を巻き起こし、そして遂に日本に上陸する――。

三度目の約束です　決してひとりでは見ないでください――

舞台となるのは古都ローマ。1000年の時を経て復活した3人目の魔女“テルザ”の呪いが、かつてない災厄となって街を血に染める。その恐怖の波紋はひとりの女性の運命を狂わせ、やがて現代と冥界を巻き込んだ壮大な戦いのドラマへと展開してゆく。主演には今や世界的スターとなった愛娘アーシア・アルジェント。その脇にはウド・キア、そしてアーシアの母ダリア・ニコロディらベテラン俳優陣を配し、S･スティバレッティ(特殊効果)、C・シモネッティ(音楽)などかつての常連スタッフが集結。ホラー・マエストロ、アルジェントがつくり上げた残酷と美のコラボレーションを生み出している。

脚本は『ツールボックス・マーダー』のジェイス・アンダーソンとアダム・ギーラッシュが手がけ、特殊効果にＳ･スティバレッティ、音楽にＣ・シモネッティ等かつての常連スタッフと組み、アルジェントが久々にパワー全開で２１世紀サスペリア・ワールドを描く。主演に今や世界的スターとなった愛娘アーシア・アルジェント、共演にはウド・キア、ダリア・ニコロディらベテラン俳優陣を配して、ホラー･マエストロとしての自信に満ちたホラー映画に仕上げている。

21世紀、現代のローマ。サラ・マンディは、絵画修復の技術を学ぶためアメリカからローマにやってきた研究生。彼女は同僚の女性と老朽化した墓地で発掘された壺を調べるうち、その中から骨とローブ、短剣、三体の像があるのを見つける。それはマーテル・ラクリマルムと呼ばれるこの世で最も邪悪な魔女「MOTHER OF TEARS」の遺物であり、サラは彼らを現代に解き放ってしまったのだ。サラの同僚は無残に殺され、しかも助けを求めた警察は彼女を犯人扱いし、魔女たちに次第に追い詰められていく。ローマ市内は、蔓延する悪魔の力で社会の秩序を失い、大混乱を起こし始めていた。
サラは、恋人のマリオのもとに走るが、彼の息子パオロが魔物に誘拐され、マリオは息子の捜索に奔走していなくなってしまった。魔女に追い詰められ気が狂わんばかりのサラの前に、この世のものと思えぬ存在が現れ、彼女を不思議な女性マルタの家に連れて行く。 彼女はサラに、その存在が彼女の母であり、実は白い魔女なのだと説明した。母は昔、MOTHER OF TEARS を滅ぼしたのであった。消耗しきっていたサラは、母から力を受け継ぎ、世界制覇をもくろむ邪悪な魔女たちが潜むローマの地下迷路に向かったが、そこは想像を絶する阿鼻叫喚の地獄絵図が展開していた……。