8月20日「解夏」(03、日、磯村一路)を観る
「解夏」が全部流してくれた
この日記を書くために毎回ビデオを借りるわけですが、課題があるわけではないのでまったくの自分の好みで選ぶ事になります。
私の場合、面白かろうが面白くなかろうが、それにまつわるエピソードとか思い出のあるもの、何かしら書きやすそうなものを選んでいます。
にも関わらず、見終わってハタッと気が付くと、何故この映画を借りてしまったのかがさっぱり分かりません。
夢も希望もある青年がある日、だんだんと視力を失ってしまう病気にかかってしまい、周りの人達の愛情に支えられ、
力強く生きていこうとする様子が、実に淡々と爽やかに描かれている映画でした。
出演している俳優に特別好きな人もおらず、興味深いストーリーだったわけでもなく、さだまさしも好きじゃありません。
意地悪な人とか頭のおかしそうな人も出て来ないので、悪口を書く材料もありません。
長崎の景色は綺麗だし、大沢たかおも石田ゆり子もやたら透明感に溢れており、静かに、サラサラと流れるように映画が終わって行きました。
感動も何も全部流れて行ってしまいました。
主なキャスト / スタッフ
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