04年7月特集/69sixtynine

2004年日本
監督李相日
脚本宮藤官九郎
出演妻夫木聡
　　　安藤政信
　　　金井勇太
　　　太田莉菜
　　　柴田恭兵
　　　村上淳
　　　井川遥
　　　新井浩文
　　　水川あさみ
　　　加瀬亮
　　　三浦哲郁
　　　柄本佑
　　　三津谷葉子
　　　原日出子
　　　岸部一徳
　　　國村隼
　　　与座嘉秋
　　　嶋田久作
　　　峯村リエ
　　　豊原功補
　　　桐谷健太
　　　森下能幸
　　　小日向文世他

――ま・ま・ま祭りばやるバイ。祭りバーイ！
( Words & Illustrated by中川泰典 )

<< 作品概要 >>
高校生のケンは、いつもの如く仲間達と屋上から女子生徒のマスゲーム練習を眺めていた。それを見ていたアダマが呟いた「何かを強制させる集団は醜い」という言葉に触発されたケンは、「彼女たちを解放しよう」と、映画と演劇とロックが一体となったフェスティバルの開催を目論む。
ケンには、高校一のクールビューティ松井和子を映画の主役に迎えれば、公然とイチャイチャできるに違いないという下心があったのは言うまでもない。早速、他校の生徒に撮影機材を借りようとするが、そこで全共闘の先輩大学生に馬鹿にされてしまう。下心を見透かされたケンは、勢いにまかせて「学校の屋上をバリケード封鎖する！」と宣言し、仲間と共に決行する。しかし、警察が捜査に乗り出す事態となってしまい……。