CFディレクター/映画「MASKDE41」監督
八時過ぎに戻ると荷物が二つ届いていた。
一つは丸善に注文した
夏目ソーセキが使っていた
原稿用紙の復刻版の束
(萬年筆物語というとんでもない商品名だ!)であり、
一つは脚本家の松本稔氏が贈ってくれた
オレの名前入りの原稿用紙の束である。
コクヨのよくあるタイプを使ってた
オレ的には画期的な事である。
先日、皆で話していたときに
オレの夢は
名前入りの原稿用紙を
作ってみることなんだよね……と言って、
ささやか過ぎるし偉そうだと
散々糾弾された夢が、
アッサリと実現してしまったのだ。
手書き派のオレは、
松本稔氏の好意ありがたく頂くことにした。
しかしながら、
こんな大量の原稿用紙が
1日に届く偶然を何と呼べばいいのか……。
まぁ、普通に読めば「何か書け!」
ということなんだろうが……
いや、深読みはせず、
素直に受け取るとしよーじゃないか!
『書いちゃうよ、何か!』
……もう、モリモリとそんな気分にさせてくれる。
さて、そんな決意をしたばかりなのに
突然雨が降りだして気勢を削がれてしまい、
ベッドでボンヤリしてしまう。
明後日の〆切は絵コンテだから
原稿用紙に書く訳にもいかないし……。
数日前に初めて意識した
劍状突起なる骨をさする。
押すとちと痛い。
ビクラムヨガを始めたらなんかこの突起が気になりはじめた。
皆にあるものらしく押せば痛いもんらしいが、
この年になり初めて気づくつーのも不思議なもんだな。
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