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橋本根大監督特集

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2020年3月28日(土)~4月10日(金)まで、
池袋シネマ・ ロサにて二週間限定レイトショー

退屈な現実は逃避するために存在する。

橋本根大監督特集チラシ画像3月28日(土)から池袋シネマ・ロサでは、映像制作歴3年ながら14本の作品を制作した無名の映画監督 橋本根大の特集上映を開催する。
今回上映されるのは、2019年PFF(ぴあフィルムフェスティバル)にて映画ファン賞を受賞した『東京少女』を筆頭に、だんだんと魚になっていく女の話『ハイトエラ』や老人で生まれ赤ん坊で死んでいく死後の世界を描いた『死譚淡々』など、その独特な思考、眼差し、色や匂いが詰め込まれた珠玉の8本。過去公開時に作品を見逃してしまったという方だけでなく、今回監督の存在を知ったという方も、橋本根大の描き出す作品世界の魅力を是非その目で確かめていただきたい。

監督ステートメント

初めまして。橋本根大と申します。
わたしにとって生活は退屈でしかありませんでした。
中学、高校、大学と、それなりに笑い、それなりに人に触れ、それなりに怒られ、それなりに生きてきました。
退屈でした。ただ退屈。退屈。
自然と頭の中では志向が始まりました。
自分の目で見る世界は退屈だから。
せめて頭の中で描く世界は面白い世界にしたかったのだと思います。
そして私は我儘なので、頭の中に描いた世界をこの世界に残したくなりました。
それが私が映画を作る理由です。
私にとって映画はファンタジーです。
空想の具現化です。
日常では出会えない出会いです。
これは私の頭の中の世界を映画として、私なりに日常に召還した作品群です。
橋本根大 (はしもと ねびろ) 公式twitter
1994年生まれ。群馬県館林市出身・在住。日頃からよく空想をしておりそんな空想を映像として表現したいと思うようになり大学卒業後、東京ビジュアルアーツへ進学。以降、意欲的に作品を作り続け作品制作歴3年ながら短編から長編まで合わせて14本の作品を制作する。作品は多数の映画祭で評価され、「東京少女」はぴあフィルムフェスティバルにて映画ファン賞を受賞した。

当日料金:一般1500円、大学生1300円、高校生以下1000円(シニア・水曜女性割引あり)
リピーター割引:「橋本根大監督特集」の半券ご提示で一般1300円 前売鑑賞券(1300円)は3/27迄発売!

2020年3月28日(土)~4月10日(金)まで、
池袋シネマ・ ロサにて二週間限定レイトショー

上映タイトル一覧

上映作品Aプログラム
3/28(土)、3/30(月)、4/1(水)、4/3(金)、4/5(日)、4/7(火)、4/9(木)

花人間 ( 2017/日本/22分/モノラル/監督・脚本・撮影・編集:橋本根大 )
出演:蓮池翔,福島香璃 照明:王漢夫 録音:宮澤健次郎 助監督:本間弘也 制作:曾令子

『花人間』場面画像 大学生の葉山多胡は自らの首を締めることで観る事の出来る強烈な夢に魅了され、そんな夢を神の様に崇拝し、夢の内容をメモすることにしていた。そんな人とは違う感性を持つ多胡に興味をもった丹保八鹿は多胡に絡むのが趣味になる。丹保は執拗に多胡に絡み、最初は面倒臭がる多胡だが、自らの話を興味津々に聞いてくれる丹保に警戒心がなくなり、いつしか夢の事さえ話す様になっていく。
HappyHappy ( 2018/日本/6分/モノラル/監督・脚本・編集:橋本根大 )
出演:阪本真由,中村友美,竹内心,榛原亮,正村徹,伊藤尚夢 他
撮影:田邊裕貴 照明:芳野希・関塚勇斗 録音:宮澤健次郎 助監督:菊池諒

『HappyHappy』場面画像 良いことをするとポイントがもらえるようになった世界。このポイントはお金に変えられる。1ポイント1万円という値段に人々は良いことをしようと悪事に敏感になる。しかし、そんな世界に疑問を抱く者もおり、大学生のすずめもまたそんな社会に疑問を抱く1人だった。
ハイトエラ ( 2019/日本/31分/モノラル/監督・脚本・編集:橋本根大 )
出演:樋口柚子,島林瑞樹,竹内心,日下部一郎 他
撮影:吉田寛大 照明:鈴木涼太 録音:倉繁かれん 助監督:菊池諒 制作:鈴木彩音
メイク:浅井虹帆 特殊メイク:小濱瑞季

『ハイトエラ』場面画像 「母曰く、私は人魚らしいのです」大学生の矢部香苗は幼い頃から母に人間と魚のハーフなのだと言われ育てられた。だが見た目に大きな変化もなく、普通の大学生として学校に通い、友達も作り、恋もしていた。そんなある日、香苗は自分の腕から鱗が生えていることに気がつく。
東京少女 ( 2019/日本/9分/モノラル/監督・脚本・撮影・編集:橋本根大 )
出演:柊まこ 制作:鈴木彩音 録音:飯島奈々

『東京少女』場面画像 もうすぐこの時代が終わるらしい。時代が終わるが私は終わらない。時代は変わっても多分私は変わらない。私の今日は私の昨日をcommand C + command Vしたみたいなそんな今日だ。私は20歳になったら何か変わると思ってた。何も変わらない。どうせこの時代が終わるし、記念に何か残せないだろうかと思って今こうして話してる、みたいなとことはある。この声が届く頃にはもう時代は終わっているのだろうか。

上映作品Bプログラム
3/29(日)、3/31(火)、4/2(木)、4/4(土)、4/6(月)、4/8(水)、4/10(金)

いかろす ( 2018/日本/2分/モノラル/監督・脚本・撮影・編集:橋本根大 )
出演:高坂琴水 録音:飯島奈々 制作:鈴木彩音

『いかろす』場面画像 月を捕まえようとした幼い頃の私に、父は頑張れ、もう少しとそそのかしていた。空から落ちてきた女の死ぬまでの脳の動きをモノローグベースにし、漫画のカット割りで表現した作品。
Shinitamy. ( 2018/日本/22分/モノラル/監督・脚本・編集:橋本根大 )
出演:定光真琴,大和田桃香,湯芷晴,鈴木美友,川村優里 他
撮影:平岡凌 照明:芳野希 録音:倉繁かれん 制作:村上創紀 助監督:上月理愛
メイク:竹内柚花

『Shinitamy.』場面画像 森に自殺をしにきていた砂原月子と二見美華。彼女達は様々な死に方を試していたが死ねずにいた。彼女達とは別で森にきていた女性達。彼女達もまたそれぞれ死にたい理由を持ち集団自殺をしにきた女性達だった。月子と美華はそんな彼女達に気を向けず自殺を試みる。ふと、月子が自ら過去のいじめの話をするとお互いに共通のいじめを受けていた事を知り、お互いに歩み寄り始める。
来世進路表 ( 2019/日本/5分/モノラル/監督・脚本・編集:橋本根大 )
出演:岩岡玲奈,米山耕太 撮影:金城季里 照明:鈴木彩音 録音:後藤新 助監督:山根麻美

『来世進路表』場面画像 ある部屋にいる一組の男女。ここは死んだ先にある一つの部屋。彼らは死んだのだ。死んだ彼らは来世、なにになりたいかの希望調査書を書く部屋にいる。この部屋はそのための部屋だ。ここにはもう二人しかいない。男は自らのなりたいものを書こうとするが、女は男のなりたいものをことごとく否定する。屁理屈をつけながら。二人は何になりたいか決められずにいた。
死譚淡々 ( 2018/日本/47分/モノラル/監督・脚本・編集:橋本根大 )
出演:神崎みどり,深谷響子,樹,フランキー岡村,三瓶大介,小田篤 他
撮影:田邊裕貴 照明:芳野希 録音:倉繁かれん 助監督:米山耕太 制作:中村光希
メイク:生山聖望 特殊メイク:落合実喜

『死譚淡々』場面画像 死後の世界に生まれた池水由梨花は母親を幼い頃に亡くした。由梨花の父・航大は母親を亡くしてから精神が不安定になり、由梨花に対し強烈な束縛心を抱くようになる。由梨花は父親に束縛され、一人で生きてきたが、同じ年頃の園田冬と出会うことで徐々に明るくなっていく。ある日、航大にばれないように冬を家に呼んでしまう。楽しく時間をともにする由梨花と冬だが、父親に冬が遊びにきた事をばれてしまう。

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2020年3月28日(土)~4月10日(金)まで、
池袋シネマ・ ロサにて二週間限定レイトショー

2020/03/23/20:34 | トラックバック (0)
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