オフシアター作品募集開始！

夕張市から運営を市民が引き継ぐ新体制で復活した「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。 2009年度開催日程が2月26日（木）～3月2日（月）の5日間と早くも決定。現在、映画祭では自主制作映画のコンペティションである「ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門」の応募作品を募集している。
予備選考で選ばれた秀作10数本を上映し、国内外から招かれる審査員たちによってグランプリ・特別賞を選出する。応募は公式ホームページからオンラインエントリーの受付を開始している。

また、それに伴って、「映画を作りたいけどどうやったらいいの？」「表現の幅をもっと広げてみたい」という全国のクリエイター志望者を対象とした、シネマワークショップの開催も決定した。
内容は、特殊造形・メイクや特撮など、独学では習得しづらい“特殊効果”に焦点を当て、国内唯一のファンタスティック映画祭であるゆうばり映画祭ならではの、ファンタ系分野の映像制作の極意を伝授するユニークなワークショッププログラムとなっている。
講師には、全米公開映画『片腕マシンガール』の特技監督・残酷効果を担当し、海外からも熱狂的に支持されている気鋭のクリエイター・西村喜廣氏を迎えて、ゾンビや死体から、老人メイクなどの特殊メイクはもちろん、独自の美学が炸裂する凝った特殊造形物から、血の噴出、火炎放射などの特殊効果にいたるまで、アイデアとセンスを武器にした本格的な特撮・特殊効果の講義・実習が行われる。

講師　西村喜廣（映画監督、特殊造形・メイク、美術、特技監督等）
1967年生まれ。映像にこだわり撮影、照明、美術、特殊メイク・造形などすべて独学で学ぶ。1996年ゆうばり映画祭オフシアター部門にて特別賞を受賞。有限会社西村映造を立ち上げ、下町浅草を拠点とし日本映画のスタイルを重視した活動を続ける。ホラー映画やスプラッターにはかかせない人体破壊を特殊造形技術と併用した残酷効果なる新分野を開発。海外からも熱狂的に支持され、独自のアーティスティックな美学と豊富な知識、職人的手腕には、園子温（『自殺サークル』『エクステ』）、中田秀夫（『L Change the World』）、山口雄大（『MEATBALL MACHINE』『赤んぼ少女』）、井口昇（『片腕マシンガール』）など多くの監督から絶大な信頼を寄られている。
今年完成した、自身の長編監督作『東京残酷警察』はアメリカの映画会社メディアブラスターズによって製作され、プチョン国際ファンタスティック映画祭、ニューヨークアジアン映画祭、カナダ・ファンタジア映画祭などで上映が決定し、その才能が世界的に注目を集めている。

「オフシアター・コンペティション」募集締切：08年11月4日(火)必着
「特撮！シネマワークショップ合宿」申込み締切：08年8月22日(金)

「特撮！シネマワークショップ合宿」

今夏、とんでもないワークショップで夕張が燃える！プログラムは、映像クリエイターを対象とした、特殊造形・メイクや特撮、爆破実習など、独学ではむずかしいファンタ系分野の極意が学べる情け容赦ない強化合宿だが、メロン食べ放題、BBQ、盆踊り、花火大会等、夕張の夏までも満喫できるのだから受講生にとっては、一石二鳥。
さらに講師として、日本のトム・サビーニこと残酷職人・西村喜廣が参戦し、氏がこれまでに数々の映画で作り上げてきた阿鼻叫喚シーンの数々を伝授する上、アメリカ製作による西村の監督作品である『東京残酷警察』（主演：しいなえいひ）のジャパンプレミア上映までやってしまおうとゆうのだから、これはもうとんでもない！何が起こるかは来なきゃわからない！！　申込み受付は公式ホームページをCHECK IT！！