青雪 吉木/PROFILE

1968年東京生まれ。フリーライター。
映画(Movie)、ミステリ(Mystery)、音楽(Music)が好物の3M主義

好きな映画:『ブルーベルベット』『グッドフェローズ』『ブギーナイツ』『キングダム』『現金に体を張れ』『ミスト』『デス・プルーフ』『ナイトクローラー』『ストップ・メイキング・センス』『キングピン~ストライクへの道』『生きるべきか死ぬべきか』『ミラーズ・クロッシング』『卍』『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』『用心棒』『ああ爆弾』『運命じゃない人』『日本人のへそ』『首』など
好きな監督:マーティン・スコセッシ、ウディ・アレン、ブライアン・デ・パルマ、デヴィッド・リンチ、ファレリー兄弟、クエンティン・タランティーノ、ポール・トーマス・アンダーソン、岡本喜八、内田けんじ、増村保造など
好きな俳優:ウディ・ハレルソン、デニス・ホッパー、ジェイク・ギレンホール、伊藤雄之助、三國連太郎、佐分利信、若尾文子など
Twitter:@yoship3m
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過去記事一覧

レビュー:『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(監督:ケネス・ブラナー)/アナザー・サイド・オブ・クリスティ/全国公開中

『アナザー・サイド・オブ・クリスティ』Text By 青雪 吉木 /ケネス・ブラナー監督主演によるアガサ・クリスティの名探偵エルキュール・ポアロ新シリーズも『オリエント急行殺人事件』(17)、『ナイル殺人事件』(22)に続いて3作目。順当に映画化するなら3作目は、前シリーズで…… 続きを読む

2023/10/03/18:17 | トラックバック (0)

レビュー:『スワンソング』(監督:トッド・スティーブンス)/怪優ウド・キアーによる畢生の名演技/シネスイッチ銀座ほかにて公開中

『怪優ウド・キアーによる畢生の名演技』Text By 青雪 吉木 / ウド・キアー。古くはアンディ・ウォーホールが企画制作した『悪魔のはらわた』』(73)でのフランケンシュタイン男爵や『処女の生血』』(74)のドラキュラ、そして90年代以降はガス・ヴァン・サントの『マイ・プライベート・アイダホ』(91)で男娼を買う男、あるいは『キングダム』(94)の奇っ怪な赤ちゃん... 続きを読む

2022/10/07/21:21 | トラックバック (0)

レビュー:『ファーザー』(監督:フロリアン・ゼレール)/“信頼できない語り手”の手法を用いたミステリとしての老人映画/2021年10月6日(水)、Blu-ray/DVD発売

『ファーザー』“信頼できない語り手”の手法を用いたミステリとしての老人映画 Text By 青雪 吉木/アンソニー・ホプキンスが、『羊たちの沈黙』(91)以来となる2度目のオスカー主演男優賞を獲得した映画『ファーザー』は、監督のフロリアン・ゼレール自身が書いた戯曲『Le Pere 父』の映画化である。世界30ヵ国以上で上演され、数々の演劇賞を受賞した名舞台を映画化…… 続きを読む

2021/10/04/18:33 | トラックバック (0)

レビュー:『アイリッシュマン』(監督:マーティン・スコセッシ)/ギャングとスコセッシとデ・ニーロの終活/Netflixにて配信中

『ギャングとスコセッシとデ・ニーロの終活』Text By 青雪 吉木 /マーティン・スコセッシの新作がNetflixの製作とは時代も変わったが、アルフォンソ・キュアロンの『ROMA/ローマ』(18)同様、日本では東京国際映画祭での上映で初お目見えした後に、幾つかの映画館でも上映を果た... 続きを読む

2020/10/09/19:37 | トラックバック (0)

レビュー:『メイキング・オブ・モータウン』(監督:ベンジャミン・ターナー、ゲイブ・ターナー)/ベリー・ゴーディとスモーキー・ロビンソンの友愛/全国公開中

『ベリー・ゴーディとスモーキー・ロビンソンの友愛』Text By 青雪吉木/近年の音楽ドキュメンタリーとしては屈指の傑作。映画は、いきなりモータウンの品質管理会議の録音が流れるところから始まる。会議を仕切るのはもちろん社長のベリー・ゴーディだ。幼い頃からビジネスと... 続きを読む

2020/10/05/19:00 | トラックバック (0)

レビュー:『ゴールデン・リバー』(ジャック・オーディアール監督)/仏監督による異色の西部劇/全国公開中/2019年11月22(金)、Blu-ray・DVD発売

『仏監督による異色の西部劇』Text By 青雪 吉木 /パトリック・デウィットの『シスターズ・ブラザーズ』を原作に、ジャック・オーディアールが初の英語作品として撮った西部劇。舞台はゴールドラッシュに沸く1851年のアメリカ西海岸。粗野で狡賢く、狂犬のように凶暴で飲んだくれの弟・チャーリー(ホアキン・フェニックス)と、文句を言いつつ弟の世話を焼くお人好しの兄・イ... 続きを読む

2019/09/14/21:34 | トラックバック (0)

レビュー:『エヴァ』(ブノワ・ジャコー監督) 創作におけるミューズ/2018年9月15日(土)~京都・出町座、9月29日(土)~宇都宮ヒカリ座ほか全国順次公開

『創作におけるミューズ』Text By 青雪 吉木 / ポール・バーホーベンが監督した『エル ELLE』(16)に続き、イザベル・ユペールが危険な女を演じるファム・ファタール映画。ひとまず『エヴァ』は、そう定義できる映画だろう。実際、『エル ELLE』と同様、彼女の周りにいる多くの人間は不幸に見舞われ、時には命を落とす。それも彼女が直接、手を下す…… 続きを読む

2018/09/15/18:30 | トラックバック (0)

レビュー:『ファントム・スレッド』/2018年11月7日(水)ブルーレイ+DVDセット発売

『稀代の傑作からほつれた糸』Text By 青雪 吉木/完璧な役作りで有名なダニエル・デイ=ルイスと、同じく完璧主義のポール・トーマス・アンダーソンが『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来の主演×監督タッグを組み、1950年代ロンドンの高級服飾店を舞台に、男女の捻じれた愛の覇権 続きを読む

2018/09/12/19:15 | トラックバック (0)

大西信満インタビュー:映画「キャタピラー」について

反戦を描いた若松孝二監督の問題作『キャタピラー』で、四肢を失くした帰還兵・久蔵を演じた俳優・大西信満。だが、銃後の妻・シゲ子を演じ、ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞した寺島しのぶに比すると、彼への注目度がまだまだ少ないのも事実。しかし筆者は断言する。大西信満なくしては、寺島しのぶの栄光もない。東京での公開を翌日に控えて多忙な中、『キャタピラー』の主演俳優・大西信満にインタビューを行なった。(取材:「人の映画評<レビュー>を笑うな」編集部 文:青雪吉木) 8月14日より、東京・テアトル新宿ほかにて公開中。 続きを読む

2010/08/24/13:09 | トラックバック (5)

脚本家・港岳彦インタビュー:映画「結び目」について

脚本家・港岳彦さん。スリリングにして深遠、そして寡黙な大人の恋愛映画『結び目』を書いたとは思えぬほど、饒舌でユーモラスな人柄ながら、そこは言葉の達人。脚本家としての原体験も含め、実に興味深いインタビューとなった。 6月26日(土)より、シアター・イメージフォーラムにてモーニング&イブニングショー! 続きを読む

2010/06/15/05:34 | トラックバック (0)

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