クルド人自治区で愛する夫と息子と幸せに暮らしていた女弁護士バハールは、ある日ISの襲撃を受ける。町に住む男性は皆殺され、女性は性的奴隷にされ、少年はIS戦闘員の育成校に強制的に入れられた。人質となった息子を助けるため、銃を手に取り立ち上がったバハールの苛烈な生き様を描いた本作の一般試写会に5組10名様をご招待します。
◆会場:ブロードメディア試写室 ( 東京都中央区月島1-14-7 )
◆『バハールの涙 試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:1月3日(木)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://bahar-movie.com/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
第71回 カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 正式出品作品
バハールの涙
捕虜となった息子を助けるため、銃を取って立ち上がったクルド人女性と、
情勢を世間に伝え続ける片眼の戦場ジャーナリストの“真実”の物語
2019年1月19日(土)より新宿ピカデリー、
シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
2018年ノーベル平和賞受賞者ナディア・ムラドが広く知られることになった自らの尊厳のためISと戦う女性たちの生き様とは……
女弁護士のバハールは愛する夫と息子に恵まれ幸せに暮らしていたが、ある日、クルド人自治区の故郷の町でIS(イスラミックステート)の襲撃を受け、男性は皆殺されてしまう。数か月後、バハールは人質にとられた息子を取り戻すため、女性武装部隊【太陽の女たち】のリーダーとなり、最前線でISと戦う日々をおくっていた。同じく小さな娘と離れ、戦地で取材を続ける片眼の戦場記者マチルドの目を通し、再び我が子を抱きしめる日を夢見て、内戦を生き抜くバハールの姿が映し出されていく。
本作は2014年8月3日、ISの攻撃部隊がイラク北部のシンジャル山岳地帯に侵攻した出来事から着想を得ている。地域一帯が一斉に襲撃され、そこで暮らしていた少数民族ヤズディ教徒が奇襲攻撃を受けた。逃げ遅れた男性は皆殺され、女性は一人残らず捕らわれた。
主人公のバハールは、エヴァ・ウッソン監督が自ら内戦が続くクルド人自治区に赴き取材した女性戦闘員たちの実体験から生まれている。先日2018年ノーベル平和賞を受賞し、自らも性暴力の被害者としてその実態を世界に訴え、女性たちの救済に尽力するシンジャル出身・ヤズディ教徒のナディア・ムラドさんと境遇を同じくし、ひるまず立ち上がりISと戦うバハールたちの生き様は、今もイラクやシリアで続く現実そのものであり、観る者の胸に響く。一方、戦場記者マチルドは、片眼を失明しPTSDを患いながらも世界各地の紛争を報道し続けた女性ジャーナリスト、故メリー・コルヴィンと、ヘミングウェイの3番目の妻で従軍記者として1936年から活動したマーサ・ゲルホーンがモデルになっている。
主演は【世界で最も美しい顔100人】トップ10の常連で、『パターソン』『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の好演が記憶に新しい、イランを代表する女優ゴルシフテ・ファラハニと、カンヌ国際映画祭女優賞受賞歴のある演技派エマニュエル・ベルコが、大切なもののために信念をもって紛争の地で、戦う女性と、真実を伝える女性を体当たりで演じている。監督は自ら内戦が続くクルド人自治区に赴き女性戦闘員たちを取材、登場人物たちの心情に寄り添った描写に定評のある、新進監督のエヴァ・ウッソン。
出演:ゴルシフテ・ファラハニ『パターソン』、エマニュエル・ベルコ『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』
2018年/フランス・ベルギー・ジョージア・スイス合作/111分/原題:Les filles du soleil(Girls of the Sun)
配給:コムストック・グループ+ツイン 配給協力:REGENTS
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