インディペンデント映画の巨匠、ハル・ハートリー監督も大絶賛！
変格青春映画『ハム・オン・ライ』、東京初上映決定！

関西のミニシアター・シーンを盛り上げるために学生を中心に有志で設立された、映画チア部大阪支部の企画・配給で、タイラー・タオルミーナ監督長編デビュー作『ハム・オン・ライ』が東京で初上映される。『ハム・オン・ライ』が描き出すのは、小さな町の閉塞感と 10 代の焦燥感、戸惑いと躊躇い、不安と抵抗、そして自分自身と自分が今いる場所を見つめ、耳をすませることで未来の可能性を見つける少年少女のありのままの姿だ。ひとつの季節とも言える若者たちの過程を言葉でなく映像で切り取っており、作品を包む不穏な空気と独創性は、“青春 ミーツ デイヴィッド・リンチ”を思わせるとも評された。

とある地方の町に暮らすヘイリー、グウェン、トリッシュの３人と、同年代の少年少女たち。思い思いに着飾った彼女たちは、期待と不安を抱えながら地元のお店「モンティーズ」に向かう。ハム・オン・ライ(サンドイッチ)をかじりながら、これから店内で行われる通過儀礼のような“儀式”を待つ一同。そして始まった儀式にヘイリーも参加するのだが……。若者たちの選択と将来を、タイラー・タオルミーナ監督の仕掛けが示唆する青春譚。