鎌田 絢也/PROFILE
1980年、北海道生まれ、東京在住。
主にショーパブの構成・演出を生業とする。
好きな映画: | 『枯嶺街少年殺人事件』『スケアクロウ』『デカローグ』 |
好きな監督: | 小津安二郎、スタンリー・キューブリック、クシシュトフ・キェシロフスキ |
好きな男優: | 山田辰夫、エリオット・グールド、メルヴィル・プポー |
好きな男優: | 京マチ子、ベティ・デイヴィス、シャーロット・ランプリング |
連絡先: | bsl24gp+yahoo.co.jp ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。 |
第20回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭レポート1/ファンタスティックの名のもとに
今年20周年を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は、開催初日、東京羽田上空を覆う濃霧のために、ゲストを乗せた飛行機が定刻通り飛ばないというアクシデントに見舞われ、予定されていた歓迎セレモニーが軒並み中止となる波乱の幕開けとなった。メイン会場となるアディーレ会館ゆうばりにはゲストの到着を待ちわびる長蛇の列。なんとか繰り合わせてこぎつけた開会式は1時間近く遅れてスタートした。本映画祭のオープニング作品『シュ... 続きを読む
2010/03/12/21:22 | トラックバック (0)
2010/01/16/11:58 | トラックバック (2)
レビュー:アバター
『映画の進化に巨星キャメロンあり』 / 構想14年、製作4年――。映画技術の英知を結集して製作された本作は、本年の東京国際映画祭<2009年10月17日~25日>で、完全招待制となる『アバター・スペシャル・プレゼンテーション』と銘打たれた27分間のフッテージ映像としていち早く御披露目され、一般のオーディエンスにとっては長らくベールに包まれていた期待の3D-SF超大作だったが、過日、ついに全世界公開となった。アカデミー賞11部門... 続きを読む
2010/01/04/22:18 | トラックバック (20)
レビュー:パブリック・エネミーズ
『ジョニー・デップのキャラクター・メイキングこそが現代俳優の誉れの証』 / (結末に関する言及あり!)1929年、ウォール街で端を発した株価の大暴落をきっかけに、世界的規模の経済不況が市民を苦しめていた。世に言う「大恐慌時代」である。第1次大戦への輸出によって経済的好況を手にしていたアメリカでも、工業生産の低落により工場は閉鎖し、多くの労働者が街頭に放り出された。1933年にはとうとう全銀行が業務を停止し、市民の長年... 続きを読む
2009/12/22/20:23 | トラックバック (21)
作品レビュー:イングロリアス・バスターズ
『タランティーノのセンスと技量の結晶による新境地を見た』 / クエンティン・タランティーノ×ブラッド・ピットの初顔合わせによる話題性十分な企画力を持った本作は、第二次世界大戦の対ナチ戦線を題材にした復讐劇という剛腕な歴史フィクションエンタテイメントである。そもそもは1976年に公開されたイタリア映画『地獄のバスターズ』(エンツォ・G・カステラッリ監督)のリメイクということでスタートした。しかし出来上がってみるとその内実はやはりタランティー... 続きを読む
2009/12/11/20:19 | トラックバック (10)