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製作20周年記念リバイバル公開決定

ポンヌフの恋人

ニュープリント版/HDリマスター版
21世紀に甦る、20世紀最後の純愛映画。

http://leoscarax.com/

「ポンヌフの恋人」

2011年1月29日よりリバイバル公開
ヒューマンマントラストシネマ有楽町にてモーニングショー
新宿武蔵野館にてレイトショー

INTRODUCTION

天涯孤独で不眠症の大道芸人アレックス(ドニ・ラヴァン)。空軍大佐の娘で失恋の痛手と失明の危機のため家出した画学生ミシェル(ジュリエット・ビノシュ)。
癒しがたい傷をかかえホームレスとなった二人の新たな“ボーイ・ミーツ・ガール”、レオス・カラックスの<アレックス青春3部作>完結編。

パリのポンヌフ橋を舞台に、天涯孤独の青年と失明の危機にかられた女子画学生との愛を描いた、レオス・カラックス監督・脚本による、『ボーイ・ミーツ・ガール』、『汚れた血』に続く<アレックス青春3部作>の完結編にして究極の愛の物語。撮影当時カラックスの恋人であったジュリエット・ビノシュと、『ボーイ・ミーツ・ガール』、『汚れた血』でも主演を演じ、カラックスの化身と言われていたドニ・ラヴァンが、純粋な恋人たちを熱演。若い二人の保護者役というべきハンスにはドイツの著名な舞台演出家クラウス=ミヒャエル・グリューバーが演じ、渋い演技で厚みを加えた。また、ミシェルの親友マリオン役で、ビノシュの実妹で写真家のマリオン・スタレンスが出演している。
「ポンヌフの恋人」2当初パリで最も古く美しいと言われるポンヌフ橋で撮影する予定だったが、撮影延期のため許可が切れてしまった。そこで、忠実なセットを巨額を投じて建設、資金難に見舞われながらも3年の歳月をかけて完成させた。フランス映画史上最高額の38億円という巨額の総製作費や、同じくフランス映画史上最大のオープンセット(南仏モンプリエにパリの街並みを再現)、加えて2度の撮影中断に相つぐ破産など、早くから全仏マスコミの話題となり完成前から伝説化した『ボンヌフの恋人』。“カラックス監督の最高傑作”と呼ばれた本作は、公開当時、パリで封切り2週間で14万人という驚異的な大ヒットとなり、日本でもロングラン大ヒットを記録した。製作は『カミーユ・クローデル』のクリスチャン・フェシュネール、エグゼクティヴ・プロデューサーはベルナール・アルティーグ、撮影は『汚れた血』のジャン・イヴ・エスコフィエが担当、音楽はレ・リタ・ミツコによるオリジナル曲「恋人たち」をはじめ、デヴィッド・ボウイなどが曲を提供した。

*ポンヌフ(Pont Neuf、フランス語で「新しい橋」の意味)
フランス、パリの現存する最古の橋。橋はシテ島の西端(下流側)をかすめてセーヌ川の左岸(南側)と右岸(北側)を結んでいる。シテ島の南側にアーチが5つ、北側にアーチが7つあり、全長238m、幅22m。橋の建設はアンリ3世によって決定され、1578年に起工、1607年に竣工した。橋は当時一般的であった小さなアーチを連続させる構造を持っている。当初から多くの交通で賑わい、長期にわたってパリで最も幅の広い橋であった。たびたび修理を受けてきたが、その基本的構造は建築当時のままである。近くにこの橋から名付けられたメトロのポンヌフ駅がある。
Story

「ポンヌフの恋人」3パリで一番古く美しい橋“ポンヌフ”で暮らす天涯孤独の青年アレックス(ドニ・ラヴァン)は、 いつものごとく酒を飲みながら夜のパリを放浪していたときに、車に片足を轢かれてしまう。そこに通りかかったのが、空軍大佐の娘でありながら、恋の痛手と生涯治る見込みの無い目の病とで絶望的な放浪の毎日を送っている放浪中の女画学生ミシェル (ジュリエット・ビノシュ)だった。アレックスはミシェルの美しさに初めて恋を知り、ポンヌフ橋を仕切っている初老のホームレス、ハンスにこの家出娘のミシェルを置いてくれるように頼み込む。そして二人のホームレス生活が始まる。
ジュリアンというチェリストへの恋の未練と画家としての失明の恐怖を両手に抱えたミシェルと、他人との繋がりをあまりにも持たずに生きてきたアレックス。二人は互いに絆を深め、革命200年祭の夜に華々しく打ち上げられる花火の下で恋におちる。
そんなある日、アレックスは、眼の治療法が見つかったと呼びかける、ミシェルのポスターを見つける。彼女が去ることを恐れたアレックスは、次々とポスターを焼き尽くしていく…。

2011年1月29日よりリバイバル公開
ヒューマンマントラストシネマ有楽町にてモーニングショー
新宿武蔵野館にてレイトショー

Cast/Staff Profile
ドニ・ラヴァン Denis Lavant
1961年6月17日フランス生まれ。1980年代から1990年代にかけて、レオス・カラックス作品の常連として知られていた。『ポンヌフの恋人』以来、日本公開作品は少ないが、フランスで長編・短編映画に出演している。2007年にはハーモニー・コリンの『ミスター・ロンリー』でチャールズ・チャップリンを演じ、また2008年公開のフランス・日本合作のオムニバス映画『TOKYO!』では久しぶりにレオス・カラックス監督と組んだ。
ジュリエット・ビノシュ Juliette Binoche
1964年3月9日フランス生まれ。父親はフランス人舞台監督(ジャン=マリ・ビノシュ)、母親はポーランド人女優(モニーク・スタレンス)。両親はビノシュが4歳のときに離婚したため、それぞれの親とカトリックの寄宿学校の間を行き来して育つ。パリの芸術高校に進んだのち、フランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)にて学ぶ。
1983年公開の『Liberty Bell』にて映画初出演。『ゴダールのマリア』や『ランデヴー』などの作品でフランス国内で人気となり、後者の作品でロミー・シュナイダー賞を受賞、セザール賞主演女優賞にもノミネートされた。1986年公開の『汚れた血』でシュザンヌ・ビアンケッティ賞を受賞。この作品で国際的に注目を集め、1988年公開の『存在の耐えられない軽さ』でアメリカ映画に初出演した。
1991年公開の『ポンヌフの恋人』でヨーロッパ映画賞女優賞を受賞。1993年公開の『トリコロール/青の愛』でヴェネツィア国際映画祭女優賞とセザール賞主演女優賞を受賞。1996年公開の『イングリッシュ・ペイシェント』でベルリン国際映画祭銀熊賞とアカデミー助演女優賞を受賞。翌年にはルイジ・ピランデッロの『裸』でウエスト・エンドの舞台に立った。
2000年公開の『ショコラ』でアカデミー主演女優賞に、同年の舞台ハロルド・ピンターの『背信』でトニー賞にノミネートされた。
私生活では1980年代に、キャリアを共にしていたレオス・カラックス監督と交際していたが破局。1993年にスキューバダイバーの男性(アンドレ・ハル)との間に長男ラファエルを、1999年に『年下のひと』で共演したブノワ・マジメルとの間に女児ハナを生むが、どちらも後に破局。2005年から2008年までアルゼンチン人脚本家のサンティアゴ・アミゴレナと交際。
母親の出身地であるポーランド、チェンストホヴァ市の名誉市民でもある。
レオス・カラックス Leos Carax
1960年11月22日フランス生まれ。16歳で学校を中退、18歳からカイエ・デュ・シネマ誌上で批評家として活動。20歳で監督した短編“Strangulation blues”がエール映画祭グランプリを受賞。23歳になる83年に『ボーイ・ミーツ・ガール』で長編デビューし、フランス映画界において、リュック・ベッソン、ジャン=ジャック・ベネックスと共に"Les Enfants Terribles"「恐るべき子供たち」と呼ばれ脚光を浴び、特にカラックスはカイエ誌での批評経験の経緯と、その難解さ、引用の複雑さ、そして何より斬新さから“ジャン=リュック・ゴダールの再来”と評される。
86年に長編第2作の『汚れた血』を製作。徹底したハイコントラストの美しい夜に包まれた映像美と、思春期にある恋人たちの感傷や憧れを芸術的な繊細さと疾走感で描き切り、世界中の若者たちから支持を集める。作中における主人公アレックスの疾走シーンは特にこの時期のフランス映画の名シーンとして名高い。
91年『ボーイ・ミーツ・ガール』、『汚れた血』に続く連作の最終作として『ポンヌフの恋人』を製作。パリ近郊に巨大なパリのオープンセットを作った超大作であり、3部作中最もヒットを記録した。本作は、同時に『ボーイ・ミーツ・ガール』以来カラックスの完璧主義的映像美の追求に多大なる寄与をしてきた名カメラマン、ジャン=イヴ・エスコフィエとの最後の共同作業にもなった。
3部作いずれも若者の孤独やエゴ、そして憧れや怒りを詩的な台詞と感覚的な映像にのせ、多くの若者たちにとって自分達自身のことを語っている青春映画として熱狂を博した。この『ポンヌフの恋人』までの三作は、主人公の名前にちなみアレックス3部作と言われる。カラックスの本名はアレックス(アレクサンドル・オスカル・デュポンAlexandre Oscar Dupont)で、主人公は彼の分身であるとされる。三作とも主人公を演じたドニ・ラヴァンはカラックスと身長体重が同じであり、カラックスの分身と呼ばれた。また『汚れた血』と『ポンヌフの恋人』でヒロインを演じたジュリエット・ビノシュとは実生活でも恋人同士であったが、困難が多発し多額の費用と多大な時間を要した『ポンヌフの恋人』撮影中に彼女との関係は破局を迎える。次の作品(『ポーラX』)まで8年間の沈黙が続くが、これには、ビノシュとの破局が大きく影響していると言われる。
99年に製作した『ポーラX』では、コンピュータ・グラフィクスを用いるなど新たな表現にも挑戦。原作は、映画化不可能と言われたハーマン・メルヴィル作の「ピエール」。思春期に衝撃を受けた小説であった今作を製作することへの情熱から、かつての引退宣言を撤回しての作品であったが、それまでの作品に更に難解さと終末感が強調されたような作風で、興行的にはあまり成功とは言えないものとなった。
2007年にはフランス・日本合作オムニバス映画『TOKYO!』の第2部を監督した。
カラックスはいくつかの短編をのぞけば、20年で4本しか撮っておらず、かなり寡作な作家と言える。その原因の一つには自身の完璧主義が少なからず影響していると言われ、『汚れた血』ではその映像美の実現のために異様ともいえるほどフィルムテストを重ねたために準備期間を費やし、『ポンヌフの恋人』では費用が莫大になりすぎたために費用捻出の為に撮影が幾度か中断された。

監督作品
ボーイ・ミーツ・ガール Boy Meets Girl(1983) 汚れた血 Mauvais sang(1986)
ポンヌフの恋人 Les Amants du Pont-Neuf(1991) ポーラX Pola X(1999)
TOKYO! 第2部『メルド』(2008)

C R E D I T

監督=レオス・カラックス 製作=クリスチャン・フェシュネール
撮影=ジャン=イヴ・エスコフィエ
美術=ミシェル・ヴァンデスティアン 編集=ネリー・ケティエ 音楽=ヴェンジャミン・ブリテン 主題歌=レ・リタ・ミツコ
出演=ジュリエット・ビノシュ/ドニ・ラヴァン
クラウス=ミヒャエル・グリューバー/ダニエル・ビュアン/マリオン・スタレンス/エディット・スコブ

1991年 フランス映画 カラー ヴィスタサイズ 125分
(c)1991 STUDIOCANAL France2Cinema
配給:アーク・フィルムズ 配給協力:コミュニティシネマセンター 提供:是空、フロンティアワークス
http://leoscarax.com/

2011年1月29日よりリバイバル公開
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2010/12/22/19:36 | BBS | トラックバック (0)
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