
カタコンベ
パリに実在する史上最大の地下墓地〈カタコンベ〉。
そこは、700万体の遺骨が眠る死の迷路。
10/6(土)よりお台場シネマ・メディアージュほか全国ロードショー

「SAW」シリーズのプロデューサーによるサイコ・ハラスメント・スリラー最新作!
大ヒット「SAW」シリーズの製作陣が、実在する地下墓地を舞台に新たに仕掛ける「カタコンベ」。シャニン・ソサモン(「ロック・ユー!」)演じるヴィクトリアが、姉キャロリン(ポップ界のスーパースターP!NKことアリシア・ムーア)をパリに訪ねるところから始まる恐怖の体験は、斬新な映像と音楽が生みだす新感覚のスリラーである。
ある夜、ヴィクトリアはパリで開かれるアンダーグラウンド・パーティーに連れて行かれる。そこは、何世紀にもわたり700万体もの遺骨が剥き出しで眠る、地下墓地「カタコンベ」だった。仲間とはぐれ、巨大な迷路にたったひとり置き去りにされたヴィクトリアに襲いかかるのは、地下の暗闇の恐怖だけではなかった・・・。
ツイステッド・ピクチャーズとライオンズゲートがおくる最新作。オーレン・ノウルズ、マーク・バーグ、グレッグ・ホフマン製作の下、デヴィッド・エリオット&トム・コーカーが脚本・監督。メインテーマソングの作詞作曲を元・X-JAPANのYOSHIKIが手掛けている。

内気で神経質なヴィクトリア(シャニン・ソサモン)にとって、それは初めての海外旅行だった。ソルボンヌ大学に通う姉キャロリン(アリシア・ムーアaka P!NK)は、パリへの旅が妹にとって良い薬になってほしいと、到着早々に彼女を悪名高き“パリの秘密”へと誘う。そこは華やかなパリに埋められた地下の闇。何世紀もの昔に張りめぐらされた500マイルに及ぶ地下の廃坑に、700万体もの遺骨が棄てられた巨大なカタコンベ(地下墓地)だった。
キャロリンは仲間とともに、現在も残るカタコンベに侵入し、過激なオールナイト・パーティーを主催していた。地下の暗闇への恐怖と、キャロリンの仲間にも馴染めない不安を抱えたまま、ヴィクトリアは否応なしにパーティーに連れて行かれる。
精神安定剤と強いアルコールで混乱したヴィクトリアは、パーティーの途中で迷路に迷い込んでしまう。暗闇に恐怖しながら懐中電灯の灯りだけを頼りに進むヴィクトリアを、運よくキャロリンが見つけ出したその時、突然何者かが現れる。そして、泣き叫ぶキャロリンの喉をかき切り、引きずって暗闇の中へと消えていってしまう……。それは、数時間前に聞かされた地下に潜む邪悪な伝説と同じだった。
警察の手入れによる混乱の中、再び仲間とはぐれ、地下の暗闇にたったひとり閉じ込められるヴィクトリア。暗闇に潜む何者かの恐怖に怯えながらも、生きのびるために勇気をふり絞って出口を探しはじめる。死と暗闇の恐怖にもがけばもがくほど、次第に混乱していく彼女を待っていたのは、想像を遥かに超えた、カタコンベの恐ろしく残酷な真実だった……!




エボリューション・エンタテインメント/ツイステッド・ピクチャーズの共同創設者として才能豊かなスタッフ、キャスト陣を集めるバーグは、「さよならゲーム」や「ジンジャーブレッド・マン」などの映画を手掛けるベテラン・プロデューサーとして活躍し、アイランド・ピクチャーズの社長を務めた後、エボリューション・エンタテインメントを設立。「ジョンQ -最後の決断 -」「Good Advice」などの映画から、米ヒットTVシリーズ「Two and A Half Men」まで手掛ける。2004年最大のヒット作となった「SAW」ではプロデューサーを務め、ライオンズゲートと配給契約を結ぶきっかけを作った。「SAW」の監督・脚本チームであるジェームズ・ワンとリー・ワネルの映画「Silence」では製作総指揮を務める。
シカゴの貿易業者に8年間勤めた後、1992年に退職。カリフォルニアに拠点を移し、デール・ポロックと共にピーク・プロダクションズでプロデューサーとしてのキャリアをスタートさせる。ジェイダ・ピンケット/クイーン・ラティファ主演の「セット・イット・オフ」、シャーリー・マクレーン主演の「くちづけはタンゴの後で」と2本のヒット作をプロデュースした後、パラマウント製作部門の次長を二年間務め、マーク・バーグと共にエボリューション・エンタテインメントを設立。大ヒット作「SAW」をバーグと共にプロデュースし、ライオンズゲートとの配給契約の下、続くシリーズ「SAW Ⅱ」「SAW Ⅲ」、そして本作「カタコンベ」を手掛ける。
2005年12月に惜しまれながら突然の死を遂げた故・グレッグ・ホフマンを、同僚や家族はエゴの横行する映画業界の中で謙虚さを保った稀有な存在と評する。ウォルト・ディズニー社の映画製作部門次長として買付け、企画、製作の中心となり、「ジャングル・ジョージ」「101」「オールド・ルーキー」など数多くのヒット作を手掛け、「ジャングル・ジョージ2」ではプロデューサーを務めた。2003年にノウルズとバーグの製作会社エボリューション・エンタテインメントに参画してまもなく、自他共に認めるホラー好きのホフマンは、“SAW”と呼ばれる連続殺人鬼を主題にした8分間の短編を見て長編映画として作れば大ヒット間違いないと確信し、バーグとノウルズを説得。2003年夏、3人は「SAW」を製作するべく資金調達を開始すると同時に、低予算ホラー映画を専門とするツイステッド・ピクチャーズを設立。「SAW」の驚異的な成功はライオンズゲートとディメンション・フィルムズとのシリーズ契約に繋がった。亡くなった時は、「SAW Ⅲ」と「Crawlspace」の製作中であった。
映画祭などで評判となった短編映画「A Day Between」を経て、本作で長編映画の脚本・監督デビューを果たしたコーカーは、『X-MEN』や『バットマン』などのコミック本でイラストを手掛ける売れっ子アーティストでもある。また、高い評価を得るコミック・シリーズ『Blood and Water』の生みの親としても知られる。
スタンフォード法科大学院を卒業後、インディペンデント映画「Nothing Sacred」で脚本・監督デビュー。2000年にはジェームズ・スペイダー、キアヌ・リーヴス共演の「ザ・ウォッチャー」の脚本を共同執筆。その他、2005年にスマッシュヒットを記録したジョン・シングルトン監督、マーク・ウォルバーグ主演の「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」でも脚本を担当。現在は、ウィル・スミス主演の新作「It Takes a Thief」と「フォー・ブラザーズ」の続編「Texas Hold’em」の脚本を執筆中。
2005~2006年にかけて、彼が撮影を担当した「Marock」と「パリ、ジュテーム」(ウェス・クレイヴン監督によるパート)の2本がカンヌ国際映画祭に正式出品された他、アレックス・アジャ監督の「ザ・ヒルズ・ハヴ・アイズ」は全米で3月に公開され、全世界で興収100億円を超えるヒットを記録。最新作は、アレックス・アジャ/グレゴリー・ラヴァソー製作、ウェス・ベントレー、レイチェル・ニコルス主演のスリラー「P2」。その他の作品に、戦争映画「The Last Drop」、アクション・スリラー「The Defender」、などがある。
長年音楽ユニット‘HYBRID’として作曲、プロデュース、DJなど世界中で活動を続けてきたウェールズ出身のデュオは、「Wide Angle」(1999年)と「Morning Sci-fi」(2003年)という2枚のアルバムを、自身のレーベルから発表。人気アーティストMobyからの指名で、彼の2000年北米ツアーに前座として参加した後、日本のフジロック・フェスティバルを始めとする世界各国の音楽フェスティバルを回り、人気を博す。その間にも、アラニス・モルセット、レディオヘッド、REM、など多数の大物アーティストのリミックスを手掛ける。「Morning Sci-fi」のより繊細でダークなサウンドが映画音楽への足がかりとなり、2004年にはトニー・スコット監督の映画「マイ・ボディガード」の音楽をハリー・グレッグソン=ウィリアムスと共に担当。以降、リドリー・スコット監督の「キングダム・オブ・ヘブン」、トニー・スコットの最新作「デジャヴ」などのスコアを手掛け、本作「カタコンベ」が初の単独で手掛ける作品となる。ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルをゲストに迎えたハイブリッドの3枚目のアルバム「I Choose Noise」は9月に発売予定。 クリスチャン・ニクレスク(プロダクション・デザイン) 母国ルーマニアで美術監督としてキャリアをスタートさせた彼は、1998年にホロコースト(ナチスによるユダヤ人大量虐殺)を題材にした映画「Train of Life」でプロダクション・デザインを担当。作品と共に賞賛を浴び、ベネチア映画祭、サンダンス映画祭など各国の映画祭を総なめにした。アンソニー・ミンゲラ監督がニコール・キッドマン、ジュード・ロウ、レネー・ゼルウィガーらオールスターキャストで描き数多くの映画賞を受賞した秀作「コールド・マウンテン」でもプロダクション・デザインを手掛ける。その他の作品に、「ミミック3」「7セカンズ」など。最新作は、人気ホラーシリーズの続編「パンプキン・ヘッドⅣ」。
UCLAで衣裳デザインを専攻した後、権威あるサンディエゴのオールド・グローブ劇場とサンディエゴ・レパートリー劇団で衣裳担当を務める。その後、ワーナー・テレビジョンで長寿コメディ・シリーズ「チアーズ」やヒットドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」などの装飾を担当した他、TVシリーズ「X-ファイル」の衣裳監修なども手掛けた。衣裳デザイナーとしての主な作品は、TV映画「Ghost Dog: A Detective Tale」、映画「ベートーベン5」「ハウス・オブ・ザ・デッド2」「SAW」など。最新作は映画「Killer Pad」。
リフキンの最新作は、「Kissingジェシカ」のジェニファー・ウェストフェルド主演のロマンチック・コメディ「Ira & Abby」。クリス・メッシーナ、ジェーソン・アレキサンダーなど多彩なキャストが共演し、今年のLA映画祭では観客賞を受賞した。その他の作品には、エドワード・ノートンが製作・主演を務めたデビッド・ジェイコブソン監督作「ダウン・イン・ザ・バレー」などがある。元々はミュージシャンでもあり、ロックバンド、マンブリン・ジムのリードヴォーカルとして活躍した彼は、本作のラストに使われているピアノ楽曲“カタコンベ ~ 愛のテーマ ”の作曲も手掛けている。

2006年/米/カラー/94分/ドルビーデジタル/ビスタサイズ/字幕翻訳:松浦美奈
配給:デジタルサイト
(c)2006 Catacombs Productions Inc.All rights reserved.
www.catacombs.jp
10/6(土)よりお台場シネマ・メディアージュほか全国ロードショー
主なキャスト / スタッフ
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