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アイズ

その「目(アイズ)」が見た衝撃のラストに全米中の魂が震えた

11月1日より渋谷東急ほか全国ロードショー

INTRODUCTION

もしも見えないはずのものが見えたら――
そして、その「目」で誰かを救えるとしたら――
J・アルバ主演最新作! 衝撃と感動のスピリチュアル・スリラー

アイズ1い頃に視力を失った盲目のバイオリニスト、シドニーは姉の勧めで角膜移植手術を受ける。ところが次第に視力が回復していくにつれ、自分の目には「見えないはずのものが見えている」ことに気づくようになる。カフェで突然襲いかかる女性、マンションを徘徊する少年、見ず知らずの不気味な風景、怪しげな黒い影、106という謎の数字……。なぜ自分にだけ、次々と不可解なものが見えるのか? 真相を探るうちに、シドニーは自分に角膜を提供した女性に哀しくも衝撃的な過去があったことを知る。そしてこの「目」は、それを受け継いだシドニーが果たさなければならない「ある宿命」も映し出していた――。

2002年、パン兄弟がメガホンをとり、世界各国で話題を呼んだ『the EYE【アイ】』をハリウッドがリメイク。トム・クルーズとパートナーを組む、ポーラ・ワグナーが製作を担当し、オリジナルとは一線を画する新たな作品が完成。偶発的に手に入れてしまった能力に苦悩し、やがて人の命を救うために奮起する凛然としたひとりの女性の姿を丹念に描き出すことで、これまでの恐怖心をあおるギミックだけのスリラーとは違い、感動を呼ぶスピリチュアル・スリラーが実現した。

人公シドニーを演じるのは、『ファンタスティック・フォー』『シン・シティ』など数々の大ヒット作で世界を魅了し続けるハリウッド女優、ジェシカ・アルバ。最近では待望のベビーも誕生し、まさに実力、話題性共に世界中が注目する旬のトップスターの地位を確立。今回はトレードマークの笑顔を封印し、さらなる演技の幅を見せるべく新たなジャンルに挑む。
共演には『しあわせの法則『GOAL!』シリーズ のアレッサンドロ・ニヴォラ、『ブレイド3』『スーパーマン リターンズ』のパーカー・ポージーといった実力派が勢ぞろいしている。
監督は『THEM ゼム』で世界中を震撼させたダヴィド・モロー&ザヴィエ・パリュ。撮影は『アンフォゲタブル』といったスリラーから『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』のようなラブコメディまで幅広く手掛けるジェフリー・ジャー,ASC。エミー賞を受賞したジェームズ・スペンサーが美術を、『シカゴ』『ドリームガールズ』などで3度のアカデミー賞®に輝くマイケル・ミンクラーが鬼気迫る音響デザインを手掛けている。また音楽には『ダイ・ハード4.0』などのヒット作を手掛け、今年度アカデミー賞®にもノミネートされたマルコ・ベルトラミが担当。名実ともにトップクオリティのスタッフが一堂に集結した。

Story

アイズ2シドニー・ウェルズ(ジェシカ・アルバ)はロサンゼルスで活躍する若手バイオリニスト。幼い頃の事故が原因で盲目になりはしたものの、日常生活において不便を感じることなく、むしろ満ち足りた生活を送っていた。しかし、姉のヘレン(パーカー・ポージー)のたっての勧めで、ロンドン公演を前に、角膜移植手術を受けることになる。
手術は無事に成功し、病院では脳腫瘍で入院しているアリシアと仲良くなるシドニー。そして、眼帯を外した夜、シドニーは隣のベッドで眠っていた女性が黒い人影とともに病室から出ていくところを見つける。そして翌朝、その女性が亡くなったことを聞かされるのだった。

やがて退院し、医師のポール・フォークナー(アレサンドロ・ニヴォラ)の治療を受けながら目の見える生活に順応していくシドニーだったが、次第に自分の目には「実際に見える以上のものが見えている」ことに気づいていく。
カフェで襲いかかってくる中年女性、成績表を探しまわる少年、自分の体を通過していく女性、エレベーターに現れる老人、火事で焼け落ちる前の姿をとどめた中華料理店……。
シドニーの前に誰にも見えていないものが見えるうえに、深夜1時6分になると、見たこともない殺伐とした風景が部屋に広がる。フォークナーはそれらをすべてストレスのせいだと診断するが、シドニーはこの目の持ち主だったドナー(角膜提供者)に謎を解く鍵があるのではないかと思いはじめるのだが……。

Production Note

観客誰もが“あの頃”を思い出す、ベストセラー小説の映画化

初めて目にする世界には、幸せと哀しみ、そして 救わなければならない魂がいた。

ジェシカ・アルバ、新境地に挑む

アイズ3『アイズ』の主人公、シドニー・ウェルズはいわゆる典型的なヒロインとは一線を画した存在だ。幼い頃の事故で視力を失ったものの、美しく、聡明で、盲目というハンデを乗り越えてロサンゼルスでバイオリニストとして活躍する充実した毎日を送っていた。ところが姉の勧めで角膜移植手術を受けたことで、これまでの人生は一転する。目が見えるようになったことで、予想もしなかった衝撃の数々を経験し、ある宿命を背負うことになるのだ。文字通り、新たに目にした世界に苦しみながらも凛然と立ち向かっていくシドニーについて、アルバは次のように語っている。

「多くの準備を要する難しい役柄だったわ。スリラー映画のジャンルに挑戦してみたいと思っていたけれど、その多くはスラッシャーや単に恐ろしいものばかりだった。でもこの作品は違っていたわ。洗練されていて、エレガントで、薄気味悪いものではなかったの。シドニーはとてもオリジナルで、興味深い女性だわ。あと、目が見えていく過程で遭遇するさまざまな現象や、その後に直面する出来事にも、とっても惹かれたの」

一方、監督のひとり、ダヴィド・モローはアルバの魅力について「僕らが特に魅了されたのはジェシカの『目』だったんだ」と語る。「まさに僕らがシドニーに思い描いていたのと同じ『目』をしていたんだよ。それに毎日セットに現れるたびに、ジェシカは僕らを驚かせてくれたし、シドニーになり切ってくれていた。僕らと同じ熱意を共有してくれていたんだ」と絶賛している。
また、アルバは本作をこう分析している。「最初はこれを単なるホラーだと思っていても、観終わる頃には、そうじゃないってことを感じてもらえると思うわ。実はとても深くて、リッチな作品なの。だからこそ観客にはより一層、共感してもらえると嬉しいわ」

バイオリン、点字――徹底した役作り

盲目のバイオリニストというこれまでにない役柄に挑むため、アルバは撮影の2か月前からバイオリンのレッスンを開始した。

「バイオリニストの役ができるからって引き受けたんじゃないわ。これは間違いなく取り組むべき甲斐のあるものだったからよ」とアルバは笑う。「『ファンタスティック・フォー』の撮影中にレッスンをはじめたの。バイオリンと弓の正しい構え方を学ぶだけでなく、実際に難しいクラシック曲を演奏するシーンが出てくる。だから実際に楽譜を演奏できるようにならないといけなかったわ」

アルバの言う通り、劇中にはシドニーがバイオリンを弾くシーンが数回登場する。監督たちはアルバが物真似ではなく、実際にバイオリンの演奏を披露したことに大いに感嘆した。「バイオリンは最も難しい楽器のひとつだ。プロのバイオリニストでさえ、2日間練習を休むと、それを取り返すのに2か月かかるという。僕らはジェシカが非常にコツをつかむのがうまくて心底驚いたよ」とモローは語っている。
さらにアルバは盲目の女性を演じるにあたって、ニューメキシコ盲目協会(NMCB)に足を運び、同協会の理事で指導員のグレッグ・トラップのもとで指導を受けた。「ジェシカは実際に視力を失った人たちと同じプログラムを体験したんだ。作品の本質にもかかわる盲目の女性という役柄を正しく演じられるようにスタッフが指導を行ったよ」とトラップは語る。さらに本作の脚本とシドニー・ウェルズというキャラクターに共感したトラップとスタッフは、点字タイプライターをはじめとした盲目の人々が実際に日常生活で使用しているものを提供するなど、ディテールに至るまで協力を惜しまなかった。トラップはシドニーの魅力をこう表現している。「シドニーが素晴らしいのは、有能で自信に溢れているところだ。たまたま盲目というだけで、なんら普通と変わりないのさ」。またアルバは、幼少時代に視力を失った若い音楽家の女性と過ごしたことで大いにインスピレーションを受けたという。「一緒に過ごしてみて、どう彼女が人とコミュニケーションを図っているのか、世界と接しているのか、道を歩くのか、地形を把握しているのかに気づいたの」とアルバは説明する。この貴重な機会を得ることで、これまで抱いていた盲目に対する誤解を正すことができたという。「私も含めて多くの人が盲目の人たちに対して誤った考え方をしているわ。そんな誤解を彼女が払拭してくれた。彼女は目の見える私たちと同じ世界で、同じように仕事について、日々勝ち抜いているのよ」とアルバは語っている。監督のモローはアルバの熱心な役作りについて、「シドニーが非常に強い女性であることを観客に伝えたかった。ジェシカは猛特訓をしてこれ以上ないくらいにシドニーをリアルで人間的なキャラクターにしてくれたよ」と称賛している。

微妙なニュアンスを要したセットと独特な世界観の構築

撮影はロサンゼルスとメキシコで行われた。スケジュールを効果的に活用するため、まずはニューメキシコ州、アルバカーキーから撮影がスタートした。現在は使用されていない半導体プラント工場をスタジオに改装して使用したほか、市内10か所でロケを敢行。その後、ロサンゼルスでダウンタウンやUCLAをはじめとした各所で撮影を行った。シドニーの暮らすアパートの美術を担当したのは、これまでに『ロッキー』『ポルターガイスト』などを手掛けてきたベテラン、ジェームズ・スペンサーだった。盲目の人々の生活スタイルを演出しながら、そこに恐怖感をにじませる美術を作り上げるため、スペンサーはアルバと同じくNMCBのグレッグ・トラップに協力を求めた。その時のエピソードをスペンサーは次のように披露する。

「プリプロダクションの際に、スタッフ15名と一緒にグレッグと彼の盲目の奥さんの家にディナーに招待してもらって、その生活スタイルを見せてもらったんだ。彼らのスタイルが我々のそれとほとんど何の変わりもないことが、逆にシドニーのアパートの美術にも興味深さとをもたらしてくれたよ。というのも、違いが微妙だからこそ、そこに恐怖感を醸し出す工夫を凝らさなくてはならなかったからね。例えばアパートの廊下には微妙なカーブをつけた。そうすることで、観客に目の前が見えないことの不安を体験してもらえるようにしたのさ」

また、撮影監督のジェフリー・ジャーは照明とレンズ処理にこだわってシドニーの視界を表現。観客が主人公と共に暗闇とあいまいな視界の中で過ごすことの不安や恐怖を体感できるような撮影方法を考案した。ほかにも、メイクアップアーティストのマシュー・ムングル(『ベオウルフ』『スパイダーマン3』『X-MEN:ファイナル ディシジョン』)、リチャード・レドレフセン(『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』)や3度のアカデミー賞®受賞を果たしたサウンドデザイナー、マイケル・ミンクラー(『ドリームガールズ』『シカゴ』)、音楽のマルコ・ベルトラミ(『ダイ・ハード4.0』)といった一流のスタッフが本作の世界観の構築に一役買っている。

C R E D I T

監督:ダヴィド・モロー&ザヴィエ・パリュ 脚本:セバスチャン・グティエレス 製作:ポーラ・ワグナー
製作、ユナイテッド・アーティスツ・シニア・エグセクティブ:ドン・グレンジャー 製作総指揮:ミシェル・マニング
撮影:ジェフリー・ジャーASC 美術:ジェームズ・スペンサー 編集:パトリック・ルシエ 衣装:マイケル・デニソン
音楽:マルコ・ベルトラミ 特殊メイク:マシュー・W・ムングル 視覚効果:アスラム
キャスティング:ケリー・マーティン・ワグナー,ナンシー・ネイヤー・バティーノ

キャスト:ジェシカ・アルバ,アレッサンドロ・ニヴォラ,パーカー・ポージー

2008年/アメリカ/カラー/97分/ビスタ/ドルビーデジタル/SRD/SDDS/
日本語字幕:岡田壮平 配給:ムービーアイ
(c)2008 Lions Gate Films Inc.
And Paramount Vantage, a division of Paramount Pictures. All Rights Reserved.
http://www.eyes-movie.jp/

11月1日より渋谷東急ほか全国ロードショー

ダーク・エンジェル DVD-BOX(初回生産限定:「ファンタスティック・フォー」DVD付)
ダーク・エンジェル DVD-BOX
(初回生産限定:「ファンタスティック・フォー」DVD付)

出演:ジェシカ・アルバ, イケル・ウェザリー
発売日:2007-07-06
20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
Amazon で詳細を見る

2008/10/25/18:21 | トラックバック (0)
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