ショートショートフィルムフェスティバル & アジア2009映画祭史上初！FRED ベストアクター＆アクトレスアワード新設

米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「Short Shorts Film Festival & Asia （ショートショートフィルムフェスティバル&アジア）」が、今年も6月4日（木）～7日（日）に表参道ヒルズ、10日（水）～14日（日）にラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催される。世界50カ国もの国々から寄せられた、3600本以上もの応募作品の中から厳選したショートフィルムを一挙上映、各部門賞が選出される。

11年目となる今回から、史上初となるベストアクター／アクトレスアワードを新設。時間の短いショートフィルムだからこそ、その存在感が作品の重要な要素となる演者にスポットを当てる。アワード新設となる今年は、世界中から寄せられた3600本以上もの中から選びぬかれた67作品（3部門）がしのぎを削り、栄えある第一回目の受賞者が決定される。受賞者には、世界の王室やセレブリティーに愛され、モダンなデザインで知られるFRED (http://www.fred.com）製作のオリジナルトロフィーが授与される。また、女性受賞者には「成功」を意味するSuccessという名のペンダント、男性受賞者には「最強の風」を意味するForce 10という名のブレスレットが贈呈される。

●音楽の奏でるショートドラマに酔いしれて……新設！ミュージックShort部門
また、音楽がメインとなる映像ではなく、映画の脇役となる音楽でもない、「ミュージック×映画」の新しい関係を模索すべくミュージックShort部門も新設される。初年度となる今年は、レコード会社各社とともに、ショートフィルムの視点でセレクトしたミュージックビデオ作品が集められた。大人気のドラマティックな韓国ミュージッククリップや国内話題のアーティストの曲も登場！新しいショートフィルムの味わいを堪能してほしい。

6月5日（金）～7日（日）に表参道ヒルズ、
10日（水）～14日（日）にラフォーレミュージアム原宿/
ブリリアショートショートシアターにて開催

▼見所満載！今年のスペシャルプログラム／特別招待作品

●米国アカデミー賞短編部門ノミネート＆受賞作品一挙上映！/アカデミープログラム
SSFF & ASIA 2009では、米国アカデミー賞公認映画祭として、最新のアカデミー賞短編部門を受賞作品をはじめ、過去の受賞、ノミネート作品を一挙上映。本年度アカデミー賞短編実写部門受賞の｢Toyland｣（ドイツ）を始め、同じく昨年度のアカデミー賞短編実写部門受賞の｢The Mozart of Pickpocket｣（フランス）など、オスカー獲得作品も揃い踏み！久々の日本人監督のアカデミー賞受賞に、ますます注目が高まるアカデミー・ショートフィルムに出会えるまたとないチャンス！

第80回アカデミー賞短編実写部門受賞
｢The Mozart of Pickpocket ｣（フランス）
第81回アカデミー賞短編実写部門受賞
｢Toyland（おもちゃの国）｣（ドイツ）

北欧の風とアジアの風が、ショートフィルム旋風を巻き起こす！

●スウェーデン特集
北欧デザインの都スウェーデンは、オシャレで高感度なショートフィルムの発信地としても知られる。
Karin’s Face
イングマール・ベルイマン作品デザインのスタイリッシュさや、人と物を大切にする温かなライフスタイルに人気が高い、スウェーデンの魅力をショートフィルムに詰め込んでお届けする。マエストロ作品としては、『ギルバート・グレイプ」『ショコラ』で有名なラッセ・ハルストレムが注目されるきっかけとなったABBAのミュージッククリップ、そして、スウェーデン映画界の巨匠、イングマール・ベルイマンの秘蔵ショートフィルムを特別上映！

Music for One Apartment and Six Drummers
Tile M for Murder

●インド特集
“追いつけ追い越せハリウッド！”－“ボリウッド”と言う言葉があるように、数々の大作を生み出し続ける映画大国インド。3時間強のミュージカル調の作品が多い中、今回のインドプログラムでは一味違ったインド映画の世界を“ショートフィルム”でお届け！マエストロショートには、現在ハリウッドにも活躍の場を広げ、日本でも長編が公開となったミーラ・ナイール監督（ 『モンスーン・ウェディング』）の社会派ショートフィルム『Migration』（2007年製作）を上映。フィクションでありながらも、インドにおけるHIVの実情をまじまじと見せ付けられる、非常に感慨深い作品となっている。

PRIA
The Private Life of Alberto Pinto
When This Man Dies

6月5日（金）～7日（日）に表参道ヒルズ、
10日（水）～14日（日）にラフォーレミュージアム原宿/
ブリリアショートショートシアターにて開催

▼オフィシャルコンペティション(３部門公式審査員５名予定）
11年目の映画祭を迎えた今年のオフィシャルコンペティション。応募総数は過去最高のなんと、3635作品！

●インターナショナル部門
世界から集まった2520作品の中から、見事に先行された珠玉の17カ国、38作品をご紹介します。2520作品の頂点に輝くのは、どの作品か？自分の目でぜひ確かめてほしい。

On the Road to Tel-Aviv(イスラエル）
Gone Fishing(イギリス）
Tango Lola（スイス）

●アジアインターナショナル部門
華麗なるアジアン・ショートの魅力に年々注目が高まるアジアインターナショナル部門には、485作品が集まった。コンペティションに勝ち進んだ、5カ国17作品の熱き闘いから目が離せない！

Z046（台湾）
Dark River（中国）
His Wedding（韓国）

●ジャパン部門
そして、今年のアカデミー賞短編アニメーション部門で受賞を果たした、加藤監督に続く、新たな才能に期待が寄せられているジャパン部門では、289作品の中から厳選された12作品が次のアカデミー賞ノミネート候補の座を目指して競演する。

A Little Step
カクレ鬼
素晴らしき世界

第二回ストップ！温暖化部門、今年も全世界から秀作集まる！

●スペシャルコンペティション(公式審査員３名）
地球温暖化防止の国民運動「チーム・マイナス６％」との連携により、2008年に新設された「ストップ！温暖化部門」。今年で2年目の開催となる。地球環境問題への意識の高まりを背景に、世界各国から“温暖化”をテーマに300本以上のショートフィルムが集まった。その中から厳選された作品を、オフィシャルコンペティションプログラムに散りばめて上映。コンペティション上映作品は、「優秀賞（環境大臣賞）」ほかアワードの審査対象作品となる。

Silent Snow（オランダ）
No Penguin’s Land（スイス）