(c)「秘密結社鷹の爪THE MOVIEII」製作委員会アジア最大級の短編映画祭SSFF & ASIA 2008と、映像クリエイター支援のための会員制コン テンツバンク”Biz-R” が夢のコラボレーション！“SSFF ＆ ASIA”をテーマに新進気鋭のBiz-R登録クリエイターが創作した、ストーリーWEB-CF(Commercial Film)を一挙上映！！CG、アニメーション、実写……さまざまな手法で次々と繰り出される驚きのストーリー展開は必見だ。
また、特別ゲストとして、日清カップヌードル「ハングリー」シリーズやサントリー「伊右衛門」シリーズでお馴染みの、カリスマCMディレクター中島信也氏、あの「秘密結社鷹の爪」の生みの親である映像クリエイターFROGMANといった、ショートフィルムと広告を熟知したスペシャルクリエイターたちが登場、司会の別所哲也と共にショートフィルムやWEB-CFの未来をテーマに、監督＆上映作品への檄や喝、そして愛を飛ばして熱いトークを展開！さらに、CM、ドラマ、映画と幅広く活躍中の女優の街田しおんさんも登場！最後には映画祭公式サイトで配信するグランプリ作品も決めてしまおうという、映画祭10周年ならではの欲張りなスペシャルイベントとなっています。

Biz-R Event：
6/7(土)19:50～21:40、ラフォーレミュージアム原宿にて開催

特別ゲスト：ユ・ジテ近年、熱くアジアン・フィルム・シーンをリードしている韓国と中国。監督・俳優として、映画製 作に真摯に取り組んできた韓国のユ・ジテ氏と、チャイナプログラムのキュレーション協力を頂いた、映像制作・モバイル映画祭の運営等を手がける中国のZonbo Mediaからユアン・インティン氏をお迎えし、２カ国のフィルム事情を徹底検証！
ユ・ジテ監督の映画祭コンペティションノミネート作品『Out of My Intention』〔（ナドモルゲ（我知らず）〕や、チャイナプログラムの作品を通して垣間見れる、“モダン・アジアン・ショート”の世界を紐解いていきます。

・「Out of My Intention」のミュージック・クリップバージョンのプレミア上映
・短編（24：38）から作られたクリップの誕生秘話と制作背景
・チャイナプログラムより特選の中国ショートフィルムを特別上映

アジアセミナー：
6/13(金)19:50～21:40、ブリリアショートショートシアターにて開催

「悲しい約束～憎くても愛するから」
イ・ヒョリ（歌手）、イ・ミヨン（女優）今年の韓国ミュージッククリップ（KMC）は、2本柱でお届け！
まずは、韓国映画監督の“ミュージックビデオの世界”と題して「悪い男」「春夏秋冬そして春」などで知られる、キム・キドク監督作品の「あなたがいないと私は（歌手：イ・ジヘ）」や、映画「ユリョン（幽霊）」などで知られる、ミン・ビョンチョン監督の幻の作品「２１世紀モノリス（歌手：０１５B）」、そして映画「マラソン」などのチョン・ユンチョル監督作品「同じ想い（歌手：シン・ヘソン）」を一挙特別上映。
また、去年大好評だった、ミュージックビデオの枠を超える「MUSIC DRAMA」特集も準備。韓国のカリスマ的セクシー歌手イ・ヒョリと、韓国を代表する大女優イ・ミヨンの共演で話題の、チャ・ウンテク監督作品「悲しい約束～憎くても愛するから（歌手：ＤＡＶICHI）」の完全版を上映。
さらに、韓国版「ファイトクラブ」のようなストーリー展開の、人気俳優チョン・イル主演、チャン監督作品「どれほど大変だったろう（歌手：ク・ジョンヒョン）」。さらに、同じく人気俳優のカン・ソンヨンとイ・サンウ共演の、キム・ホンシク監督作品「一人だけを愛します～愛1つ涙が出るように（歌手：オ・ヒョンラン）」を上映。もちろん今年も、日韓音楽文化交流コーディネーターで、ラジオＤＪの古家正亨が解説とプログラミングを担当。このイベント参加者を対象に、ＤＶＤなど豪華プレゼントが当たるお楽しみ抽選会も行います。

韓国ミュージッククリップ(KMC)：
6/12(土)15:30～17:20、ラフォーレミュージアム原宿にて開催

カリン・アイヌー監督新作
「スエリーの青空」 「セントラル・ステーション」「ビハインド・ザ・サン」のウォルター・サレス監督や、「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督など、映画大国米・ハリウッドでも、ブラジル人クリエイター陣営の活躍もめざましい中、今年は「日本人ブラジル移住100周年」ということもあり、当映画祭では、ブラジル映画産業に注目し、今年の公式審査員の一人でもある、カリン・アイヌー監督（「スエリーの青空」）をゲストスピーカーに迎えてのスペシャルセミナーを開催いたします。
ブラジル最新ショートの上映ほか、今やハリウッドにも活躍の場を広げているアイヌー監督に、海外のショートフィルム事情、ブラジルの映像教育、そして現在のブラジル映画産業について語っていただきます。

ブラジルセミナー：
6/10(火)19:50～21:40、ラフォーレミュージアム原宿にて開催

審査員には、カリン・アイヌー（映画監督） 、大沢たかお（俳優） 、奈良橋陽子（キャスティングディレクター）、堀北真希（女優）、宮本亜門（演出家）と、いずれも映画に対して異なる視点を持つバラエティ豊かなメンバーが揃いました。
５名の審査員の方々には、インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門、それぞれから1作品の優秀賞を、また全てのコンペティション対象作品の中から１作品の総合グランプリを選出していただきます。総合グランプリを受賞した作品は、2009年度米国アカデミー賞のノミネート選考対象になることが決まっていますので、審査員の方々には、将来オスカー像を手にするかもしれない作品を選ぶという大役を務めていただくことになります。発表は、6月15日（日）「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア2008 アワードセレモニー」で行われます。是非ご期待ください。

審査員プロフィール(※50音順)

カリン・アイヌー（映画監督）
ウォルター・サレス監督作の脚本家として活躍する傍ら、映画監督として「スエリーの青空」が日本進出を果たした、ブラジル映画界屈指の映画監督
1966年、ブラジル生まれ。
ブラジリア大学で建築学、ニューヨーク大学で映画学を学ぶ。修士課程修了後、ホイットニー美術館が運営するインディペンデント･スタディー･プログラムに参加。監督として「Seams」(1993年29分)、 「Paixão Nacional」(1994年9分)など、短編映画とドキュメンタリーを手がけた。初の長編映画「Madame Satã」は、2002年カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された。また、第２作目の長編映画「Love for Sale」は2006年、ハバナ映画祭でグランプリ、リオデジャネイロ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞している。アイヌーは近年、DAAD（ドイツ学術交流会）のゲストアーティストとしてベルリンにも滞在した。現在は、HBOラテンアメリカのテレビシリーズに加え、自身の新作となる長編映画に取り組んでいる。

大沢たかお（俳優）
2004年に日本アカデミー賞優秀主演男優賞、2007年に優秀助演男優賞を受賞した実力派俳優
1968年3月11日東京生まれ。モデルとして活躍した後、CX「君といた夏」で俳優デビュー。その後、NTV「星の金貨」で注目を集め、数多くのドラマに出演。テレビドラマの他にも、舞台やドキュメンタリーとドラマとの複合を実験的に行った番組「劇的旅行」シリーズなどで高い評価を受けた。また映画では、2004年『解夏』では第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、2007年『地下鉄（メトロ）に乗って』では日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、幅の広い活躍を続け、多くの作品に精力的に出演。2008年6月には『築地魚河岸三代目』が公開。

奈良橋陽子（キャスティングディレクター・演出家・映画監督）
数々の話題のハリウッド映画キャスティングディレクターとして活躍中！
映画監督、プロデューサー、作詞家、キャスティングディレクター。また演出家として『ヘアー』、『MONKEY』など数多くの舞台を手がけ、『THE WINDS OF GOD』では、国連芸術賞を受賞し、各国で上演され高い評価を受けた。同作品の映画版で初監督を務め、ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭の“ヤングファンタスティック部門”審査員特別賞を受賞。トム・クルーズ主演『ラストサムライ』では、キャスティングディレクターおよびアソシエイトプロデューサーを務め、ロブ・マーシャル監督『SAYURI』のキャスティングも担当。さらにアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督『BABEL』でも日本人キャスティングを担当した。この作品は2006年カンヌ国際映画祭にて監督賞を、またゴールデングローブ賞の作品賞を受賞し、2007年アカデミー賞でも６部門でノミネートされるなど、世界中で注目を集めた。その後も日本とハリウッドの架け橋として活躍を続けている。

堀北真希（女優）
2008年日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞に輝いた、日本の実力派女優
1988年10月6日東京都生まれ。2003年『COSMIC RESCUE』（佐藤信介監督）で映画デビュー。さらにフジフイルム、サントリー、ロッテ、資生堂など多数のCMで活躍。2005年、NTV系「野ブタ。をプロデュース」で脚光を浴び、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』（2005年/山崎貴監督）では、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞など、各新人賞を受賞した。その後も、CX系「花ざかりの君たちへ～イケメンパラダイス～」（2007年）の主演、映画『クロサギ』（2008年/石井康晴監督）やNHK大河ドラマ「篤姫」など、幅の広い活躍を続けている。

宮本亜門（演出家）
ミュージカル、オペラ、映画と、多様な分野で世界的に活躍する演出家
2004年東洋人初の演出家としてオンブロードウェイで上演したミュージカル『太平洋序曲』が、トニー賞４部門でノミネートされる。2007年サンタフェオペラで、タン・ドゥン作曲の現代オペラ『TEA』をアメリカンプレミアとして上演。2008年ワシントンD.C.のケネディーセンターで、映画『ドリームガールズ』の作曲家ヘンリー・クリーガーを起用したオリジナルミュージカル『UP IN THE AIR』を発表。ミュージカルのみならず、ストレートプレイやオペラ等、活動の場を世界に広げている。また、1998年映画『BEAT』（ヴェネチア国際映画祭招待作品）では監督を手がける。