新作情報

ソフィーの復讐

リベンジするならハッピーエンド

http://www.sophie-movie.jp/

2010年1月9日(土)より、新宿ピカデリー 他全国ロードショー

INTRODUCTION

チャン・ツィイー、プロデュース業に進出

『ソフィーの復讐』1初めてのコミカルな演技も新鮮なチャン・ツィイーは、『ソフィーの復讐』で製作者としても名を連ねている。彼女は脚本を読んだ瞬間に、どこかドジで愛らしいソフィーのキャラクターに惚れ込み、すぐに出演を決意すると製作者の役を買ってでるほど作品に夢中になったのである。その熱意は様々なアイデアを生み出した。ファン・ビンビンとジムのシャワー室でケンカするシーンも、彼女が当日に考えたアイデアだった。また製作関係者と共にソ・ジソブをジェフ役にと積極的に推薦し、その責任感あふれる姿が周りのスタッフから称賛を浴びた。演技から製作までを務めたワールドスター、チャン・ツィイーの意欲作は8月14日に中国で公開され初登場1位を獲得、週末の興行収入は380万ドルを記録した。

ソ・ジソブ、中国語のセリフを完ぺきにマスター!

男性的で強烈なキャラクターで多くのファンから愛されるソ・ジソブだが、心の中では誰かを笑わせるような役を演じてみたいと願っていた。『ソフィーの復讐』のジェフ役は彼が希望していたキャラクターだった。しかし、この映画に出演するには言語の壁という大きな問題があり、実際、インタビューでも“一番苦労したのは中国語でのセリフ”とコメントしている。セリフは100%中国語であることから、撮入する前から中国語でのセリフの暗記に苦労し、現場でも本番直前まで台本を手にしてベストを尽くしたが、本番が始まると頭の中が真っ白になってしまい、NGを出してしまうことも度々だった。それでも撮影中は共演者たちの協力のおかげで最後まで完璧に演じきることができ、中国語の発音は素晴らしいと褒められるまでになった。ロマンティック・コメディへの初挑戦。日本映画に続き中国映画にも出演したソ・ジソブのコミカルな演技は必見!

ピーター・ホー、“ゴードン”顔負けの写真技術

『ソフィーの復讐』/ピーター・ホーピーター・ホーの演じる“ゴードン”は本心を表に出さず、感情を内に秘める演技が求められる難しい役どころだ。優しく温厚なゴードンのキャラクターは、ピーター・ホー自身を念頭に置いたものであったと言われている。さらに写真家のゴードンのように、実際ピーター・ホーもカメラを持たせれば玄人並みの腕前を持ち、劇中で使われている写真やセット現場の写真を撮ったのも彼自身である。普段から写真が趣味というソ・ジソブもピーターの腕前に惚れ込んだというエピソードも。

BGMの中に隠された名曲が!

クラジクワイ・プロジェクト、ラブホリック、タシャニーなど韓国ポップスが大集結!
パンアジア ロマンチック・コメディ プロジェクト『ソフィーの復讐』には、韓国の若者に人気の有名アーティストたちが総出演し、中国語バージョンにリメイクされたOSTに彼らの曲が収められている。軽快なクラジクワイ・プロジェクトの「Stepping out」、ラブホリックの「Loveholic」やキュートなバラードであるタシャニーの「日々」まで、『ソフィーの復讐』の各シーンに次々と流れる親しみやすいメロディーは、きっと日本の観客たちの心を熱くする!

Story

結婚寸前にフラれたソフィーはリベンジを誓った
『絶対アイツを取り返して、今度はアタシがフッてやる!』

『ソフィーの復讐』2女流漫画家のソフィーはキュートで奔放で、想像力に満ちあふれている。付きあって2年になる彼女とイケメン外科医の恋人ジェフは完璧なカップルだ。ジェフが彼女の家族と旧友たちの前でプロポーズをしてからは、ソフィーは世界で一番幸せな女になった。
それも……ジェフが担当した手術をきっかけに映画女優のジョアンナと出会うまでだったが。そのすぐあと、ジェフはソフィーに別れを告げる。打ちのめされたソフィーはベッドから出ようともせず、誰とも顔を合わせようとしない。特に結婚式の計画に明け暮れる(そして、彼女の連絡を待っている)母親とはなおさらだ。彼女は真相を知っている二人の女友達、ルーシー、リリーと一緒にこの失恋を乗り越えようとする。
ソフィーはある計画を思いつく:結婚式までの2ヶ月間で何としてもジェフを取り戻す。そして、そのために思いついた色々な作戦を彼女の新作漫画の中に書き入れる。恋に悩むあらゆる女性に捧げるオトコを取り戻すための「科学的」なアプローチ方法、それが『ソフィーの恋愛マニュアル』だ。
ソフィーの最初の作戦“寛容と許し”はうまくいかない。「許してあげてもよくてよ」とジェフの仕事場を訪れたソフィーだが、逆にジェフの面前で立て続けに救いようのないドジを踏みまくってしまう。しかし、彼女はくじけず、失くした恋を取り戻すという苦い結末が待ち受けているかもしれない作戦をやり遂げると誓うのだ。
写真家ゴードンが主催したハロウィンのパーティで、みじめな自分をアルコールで紛らわそうとするソフィー。酔っぱらってしまった彼女は、ゴードンとジョアンナが仲睦まじく写った写真に偶然つまずいた直後、その頭の中にゴードンを自分の計画に引き込もうという案が閃く。(彼は自分と同じくジョアンナにフラレたに違いない!!)ゴードンはしぶしぶソフィーの計画に協力することに同意するが……何故か彼女のリベンジの冒険は二転三転するギャグのジェットコースターになってしまうのだ。
ソフィーは彼女のオトコを取り戻すことができるのだろうか?リベンジすれば、すべてが解決するのだろうか?
果たして、それは復讐か、それとも愛か?

2010年1月9日(土)より、新宿ピカデリー 他全国ロードショー

インタビュー

ソフィー役チャン・ツィイー・インタビュー

『ソフィーの復讐/チャン・ツィイー』――チャン・ツィイーさん演じるキャラクターについて教えてください。
私が演じたのはソフィーという漫画家でした。彼女は現代的で、ユーモアあふれる女性ですが、妄想の世界に陥ったり、また執着心の強い女性でもあります。婚約者を奪われ、ひたすら元カレを取り戻すことだけを考えているんですよね。でもその過程で自分が本当に求めているものが見えてきて、真実の愛を手に入れるんです。とてもキュートで明るくて少し間の抜けた部分のある誰からも愛されるキャラクターだと思います。

――ソフィー役を引き受けた理由は?
以前からコメディに挑戦してみたかったのです。ソフィーは躍動感あるキャラクターだと思いますね。
私がこのシナリオと出会ったタイミングは絶妙でした。とにかくソフィーの心理状況を完ぺきに把握できたんです。最初はソフィーと自分自身に距離感を感じていましたが、演じるうちに親近感を覚えました。私の周りの女性たちは情熱を持って生き、愛には希望があると信じています。恋愛をしていれば失敗もするし、思い悩むこともありますが、彼女たちの楽観的な姿はいつも人を感動させます。迷うことなくソフィーというキャラクターを受け入れ、演じることができました。

――演技がリアルなので、チャン・ツィイーさんご自身のように見えてしまいました。ソフィーの恋愛観、特に“復讐の誓い”についてはどう思います?
復讐?私は復讐なんてできませんね。憎悪という感情をむき出しにはしません。この世には美しい事物が多くあり、善良な人たちが大勢います。私が言いたいのは、この作品に出てくる“復讐”は1つの過程にすぎないということなんです。ソフィーの復讐はジェフを完全に追い込んだり、憎悪する復讐劇ではありません。英語の題名は「Sophie’s Revenge」ですが、映画に出てくるソフィーはとても善良な市民だと思います(笑)。

――これまで、金城武、チャン・チェン、オダギリジョーなど多くの俳優と共演なさっていますが、韓国の代表的俳優ソ・ジソブとの相性は?
ソ・ジソブさんに会ったのも、共演するのも今回が初めてです。彼の出演した作品もあまり見ていなかったのですが、一緒に仕事をするうちに興味が湧いてきましたね。これまではクールで重圧感のある役柄が多かったようですが、勇敢にもこの作品で新たなキャラクターに挑戦してくれました。今まで演じた役とはずいぶん違うはずです。簡単に見えるかもしれませんが、ジェフという役柄を演じるには勇気が必要だったはずです。その上セリフは中国語。ご存じのとおり中国語は韓国語のように難しい言語なんです(笑)。撮影現場でも先生に中国語を教わっているジソブさんを見て、とても感心しました。彼から学ぶべきことはたくさんあったように思います。

――ギプスをした足を掻いたり、ジェフの家に隠れる場面、ハロウィンパーティーで羊の服を着ながら吐く場面など、かなり笑えました。すいぶんNGも出たと思いますが、一番好きな場面と一番苦労した場面はどこですか?
一番苦労した場面はジェフの家で私が隠れていたシーンです。この撮影では歩くというよりも、ほとんど床を這っていました。膝にたくさんのアザができ、手の皮がむけたりもしたんです。大きなランドリーボックスに隠れたりもしました。大変でしたが、面白く仕上がっていたので、苦労した甲斐があったなと思います。お気に入りのシーンはハロウィンパーティーで羊のかぶり物を着た場面です。現場の暖房のせいで暑くて大変でした。ディズニーランドにいるミッキーマウスのような、あんな感じです。

――恋に苦しむ全世界の“ソフィー”たちに一言お願いします。
この世界にソフィーのような女性が大勢いないことを願っています。失恋は辛く悲しいことであり、人を落ち込ませます。しかしソフィーのような経験をした女性にとって失恋より怖いことは失恋した過程で自分自身を見失うことだと思います。別れは新しい恋へのスタート。それから、恋に破れることで多くを感じ、学べたのだと建設的に考えるべきですよね。皆さんにアドバイスするとしたら、“愛は大切なことだけれど、恋愛の途中で自分を失わないで!”と言いたいです。“自分を知り、自分を守る”その上で愛を大切にしてほしいと思います。

ジェフ役ソ・ジソブ・インタビュー

『ソフィーの復讐』/ソ・ジソブ――初めて中国で撮影した感想は?
今回、初めて中国映画に出演しました。幼い頃から見ていた中国映画に自分が出ているなんて、不思議な気分でした。自分がどんなふうに映っているか、ドキドキしますね。

――この映画に出演を決めた理由は?
俳優が映画出演を決める際に重要なのはシナリオの内容ですが、今回はとても面白いと思いました。それにロマンティック・コメディというジャンルにも興味がありました。新しいジャンルへ挑戦したかったんです。“ジェフ”という役柄にも魅力を感じましたしね。だから出演を決めました。

――中国での撮影は大変だったのでは?
今までは韓国と日本だけでしたが、今回は初めて中国での撮影を経験しました。でも現場はどこの国でも同じだと感じました。ただ言語の障壁や文化の差があるだけで、映画を作るために努力するスタッフや俳優の姿に変わりはありません。ですから中国での撮影に苦しんだということはないですね。

――中国のトップ俳優たちとの共演はどうでしたか?
まず不思議な気分でした。それに、とても楽しかった。とにかく多くのことを学べたと思います。チャン・ツィイーさんに初めて会った時は可愛らしい印象を受けましたが、撮影を進めていくうちに彼女の潜在的なカリスマ性を強烈に感じました。多くの人たちに認められ、愛される理由が分かりましたね。ファン・ビンビンさんはスクリーンに映し出されるだけで、カリスマ的なオーラを放出するのですが、実際の彼女はとても女性らしく、愛嬌のある方で、映画などのキャラクターとは正反対だと思いました。ピーター・ホーさんは男から見ても魅力的な人です。人を気遣う優しさがありますね。

――一番思い出に残る場面は?
終盤にジェフが悩んだ末、意を決してソフィーにプロポーズをする場面があります。そこが気に入ってます。いつか僕も素敵なプロポーズをしてみたいな(笑)。

――『ソフィーの復讐』はどんな映画?
この世の半分は男、半分は女ですから、誰でも一度は恋の悩みを抱えたことがあるはず。どんな人でも気軽に楽しめる映画だと思います。

――全編中国語でしたが、どのように勉強を?
少し勉強はしましたが、現場では辛い思いをしました。シナリオを何度も読んだはずなのに、いざ本番となると何も思い出せなかったり…。とても苦労しました。スクリーン上で僕が中国語を話している姿はどんなものか、自分でも気になります。とにかく中国語は苦労の種でした。

エヴァ・ジン監督・インタビュー

――とても愛らしくてキュートな映画でしたね。脚本は監督が書いたということですが、これを書こうと思ったきっかけは?
現在の中国映画界にはクオリティーの高いシナリオが少ないので、私の撮る映画はすべて自分で書いています。シナリオ作家出身ということもあり、私は文章を書くことが好きなんです。この作品の原点は私が見た夢でした。頭に“メモリーボックス”なるものを備え付けた男の子の夢です。そこからヒントを得て書いた“恋愛マニュアル”というシナリオがベースになっています。

――失恋した女性が元カレを取り戻すために復讐するというストーリーは、とても共感できました。これは監督ご自身の実体験が盛り込まれているのですか?
実体験ではありません。私は恋人との間で何か問題が生じると、そこから逃げ出すタイプの人間です。他人に否定的な目で見られるのが嫌なので、相手に負担をかけてまで一緒にいようとは思いません。また、女性が皆そうだとは思いませんが、心の奥底で復讐を望んでいる人は少なくないのでは?だからこそ『ソフィーの復讐』が映画になったんだと思います。ソフィーのように実際に復讐をすることはなくても、心の中で考えたことはあるはずです。

――“ソフィー”の役柄はとても独特な女性でした。「のだめカンタービレ」『アメリ』『ブリジット・ジョーンズの日記』の主人公など多くの人物を連想したのですが、監督が参考にした映画の主人公はいるのでしょうか?
ソフィーの行動は『恋におぼれて』や『フレンチ・キス』を連想させる部分があると思います。全体的な色彩は『アメリ』を参考にしました。それから、時間と空間の境界線を取り払おうと考えました。ハリウッド式のストーリー構造にヨーロッパや南米の色彩と音楽をちりばめた幻想の世界から、中国を見せたいと思ったのです。

――ソフィーの職業を漫画家に設定した理由は何かあるのですか?
豊かな想像力を必要とする職業をと考えたところ、漫画家がふさわしいと思いました。

――映画を通じて監督が観客に伝えようとした“究極の意図”は何でしょうか?
いつも私たちは愛に苦しめられますが、その原因は突き止められません。私が映画を通じて伝えたいこととは、1人の美女が男に捨てられて復讐する過程で“自分が捨てられたのは男のせいではなく、自分にふさわしい真実の愛が何かを知らなかったためだ”という事実です。本当の自分を見いだせば、真実の愛も見えてくるのだと思います。

――監督の考える“真実の愛”とはどんなもの?
真実の愛とは互いを信じて支え合うことだと思います。自己中心的でない無償の愛を与え続けられること。本当に愛しているなら相手に変化を強要するはずもなく、互いの成長を促すことができるはずです。

C R E D I T

出演:チャン・ツィイー,ソ・ジソブ,ピーター・ホー,ファン・ビンビン,ヤオ・チェン,ルビー・リン
監督・脚本:エヴァ・ジン 撮影監督:アルマンド・サラス 編集: チェン・カーファイ,タン・フア
美術:セカンド・チャン 音楽:ネイサン・ワン 特殊撮影監修:シン=チューン・フー
制作:チャン・ツィイー,ミン・ビーバー・クェイ,エヴァ・ジン,マイク・ス,ドゥ・ヤン,ヤン・ゲ
(C)2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2009年/中国・韓国合作/35mm/カラー/シネスコ/SRD/107分
原題:非常完美 英題:Sophie’s Revenge 字幕翻訳:本田恵子
提供・配給:メディアファクトリー、熱帯美術館 配給協力:グアパ・グアポ
http://www.sophie-movie.jp/

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  • 監督:ジョナス・アカーランド
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  • おすすめ度:おすすめ度5.0
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2009/12/13/19:29 | トラックバック (0)
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