マジ!?
どんな小さなことにも、驚き、発見し、喜び、心躍る。
そんな「マジ!?」の小爆発。
彼らのステイタスはお金やルックスや学歴じゃない――
小さな感動があるかないか、ただそれだけ。
2月20日(土)より下北沢トリウッドにてロードショー
東京よりちょっと北。北関東と呼ばれる平坦な地方都市。
この街には何もないが、ボリには一緒に驚き、笑い合える、何でもありな仲間たちがいる。
リーゼント頭で爆音の単車を乗り回し、緊張すると放屁してしまう体質のマー君。
「面倒くせぇ」が口癖で、モメ事があるとすぐに居なくなってしまうタケちゃん。
いつもヘラヘラしていて、何かにつけ「サーっ!」と敬礼するオッキ。
幼馴染の4人は、いつもボリの家に入り浸り、くだらない出来事にマジメに葛藤している。
共通しているのは、映画『トップガン』が大好きなのと、中卒だということ。そして口癖「マジ!?」。
ある日、橋の上で女子高生のカンナに告白するも、中卒を理由にあっさりふられるボリ。
カンナへの復讐心に燃えるボリは、”あるいたずら“ を思いつき、仲間を連れ出し深夜の女子校に忍び込む。次の日、大混乱しているだろう女子校を偵察に行ったオッキが戻ってくる。
「サーっ!合コンが決まりました」と、的外れな報告をするオッキ。中学時代クラスメートだった浅木さんに偶然遭遇、意気投合したというのだ。
復讐のことなど一瞬にして忘れ、その合コン決定に意気込みまくるボリ達だったが……。
合コンで出会ったカオリちゃんのはにかんだ笑顔、経験数1000人切りのバットボーイズへのジェラシー、そして崇拝するAV女優の謎の自殺……。
どーしよーもない事が次々勃発!マジ!? の大連発。
ぐずぐず、どぎまぎ青春エナジーストーリー!
え、マジ!?
2月20日(土)より下北沢トリウッドにてロードショー
くだらねぇことに一生懸命葛藤する主人公たちの姿が、
世代・性別を超えて「バカだねぇ」と共感を呼ぶ。
バカにされながらも愛される、超かっこ悪い青春映画がここに誕生した。
このエネルギッシュな登場人物たちを演じるのは、ENBUゼミナールで学ぶ新人俳優達。また、主人公のひとりマー君役に、地元千葉を中心に全国でライブ活動を精力的に展開するロックバンドthe swiss porno の秋元唯、カンナ役には、劇団「劇団鹿殺し」で圧倒的な存在感を放つ坂本けこ美が出演している。
監督は、「日が暮れても彼女と歩いてた」「あのコがいねぇ」など、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ぴあフィルムフェスティバルなどで注目を浴び、若者のやるせなさ溢れる青春を描くことに抜群の定評がある新鋭・高柳元気。
<監督より>
やるせないのは、なにも青春ばかりではなく、いくつになったっていくらでも周りに転がっている。
そして、日々を生きていく上でのそういったものは、
いつも変わらず、人間関係にあるのではないかと思う。
僕は、それを解決するためのヒントが、「やるせない」なんて単語すら知らずに、真正面からそれを受け止め、訳も分からず葛藤していた‘青春’という時間にあると、どうしても信じてしまう。
人はひとりでは生きてはいけないし、そうであって欲しくない。
そして、そこにはエネルギーが必要だ。
僕はこの映画に『マジ!?』という小さなエネルギー達を散りばめました。
その輝きが誰かの背中をそっと照らしてくれることを願っています。
――監督 高柳元気
CAST
広木健太,秋元唯,塩入拓哉,須藤啓一,松本まゆみ,林あかり,杉森由佳,鈴木祐介,松田好孝,坂本けこ美,
松尾一英,柴岡大介,諸田真実,坂牧美央,吉澤七重,辻川幸代,志水ゆい,山村大輔
STAFF
[製作]ENBUゼミナール,高柳元気 [原案]進藤貴弘 [監督・脚本・編集]高柳元気
[音楽]田島佳奈子 [撮影監督]國松正義 [録音]石鍋ます実,泉雄太 [整音]光地拓郎
[照明]高橋拓 [美術]加々本麻未 [スクリプター]大西暁子 [スタイリスト]本庄沙矢香
[助監督]吉行良介,小栗はるひ,高橋大祐,森傑 [撮影照明助手]井村征爾 [小道具]丸井隆志
[タイトル]押見健太郎,手川太輔 [スチール]大志摩徹 [制作協力]ENBUゼミナール
2008/日本映画/HD/16:9/57分/配給:ダイナマイト機関車
http://www.ma-ji.jp/
2月20日(土)より下北沢トリウッドにてロードショー
主なキャスト / スタッフ
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