オペラ「フィガロの結婚」上演のためにプラハを訪れたモーツァルトが、その地でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を作曲したという史実を題材に、 猟色家ドン・ジョヴァンニを主人公にした同オペラ創作の背景にあったかもしれないモーツァルト自身を巻き込んだ愛と嫉妬と陰謀の三角関係を描く歴史ロマン映画。当時の街並を再現した美術やプラハ市立フィルハーモニー管弦楽団による音楽など、モーツァルトファン必見の本作『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』の一般試写会に5組10名様をご招待します。
※上映前にゲスト登壇のイベント(30分程度)を予定しています
19:00 開映 (上映時間:103分)
◆会場:神楽座 ( 東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル1F )
◆『プラハのモーツァルト試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:11月13日(月)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://mozart-movie.jp/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
モーツァルト生誕260年記念
『アマデウス』に続き、遂に誕生したモーツァルト映画の最新作!
1787年、プラハを舞台に、天才音楽家を巡る愛と陰謀が錯綜する――
プラハのモーツァルト
誘惑のマスカレード
2017年12月2日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、
新宿武蔵野館ほか全国順次公開
‘神童’モーツァルト版『恋に落ちたシェイクスピア』の誕生
『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』は、『アマデウス』以降、久々に制作された本格的モーツァルト映画である。1787年、オペラ「フィガロの結婚」上演のため、プラハを訪れたモーツァルトが、その地でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を作曲したという史実に想を得て、猟色家ドン・ジョヴァンニを主人公にしたオペラ創作の背景に、モーツァルト自身を巻き込んだ愛と嫉妬と陰謀の三角関係があったとする独創的な作品である。
イギリスを代表するスタッフとキャストが結集
脚本家であり、共同制作も務めたブライアン・アシュビーが『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』の脚本を監督のジョン・スティーブンソンに見せたのは2014年のことだった。スティーブンソンはこの脚本を「これほどドラマティックな可能性を秘めた脚本に出会うことは稀だ」と評し、すぐに制作準備に取り掛かることにした。18世紀のプラハを再現するため、美術・衣装にはその分野に精通した人材が求められ、美術担当に『ハワーズ・エンド』(1992)、『いつか晴れた日に』(1995)のアカデミー賞受賞デザイナーのルチャーナ・アリギを、衣装担当に『おみおくりの作法』(2013)のパム・ダウンが起用された。また、『ハリー・ポッターシリーズ』で第2ユニットの撮影監督を務めたマイケル・ブリュースターが撮影を、編集は『ブルーに生まれついて』(2015)のデヴィッド・フリーマンと『ジェイン・オースティン 秘められた恋』(2007)のエマ・E・ヒコックスが担当し、その華麗なる衣装と荘厳なるプラハの街並を余すところなく画面に再現している。
主演のモーツァルトには、『ダンケルク』(2017)にも出演するイギリスの新進俳優アナイリン・バーナード。『アマデウス』で描かれた奇矯なモーツァルトとは全く違った、繊細かつ情熱的な若きイケメンモーツァルトを誕生させた。モーツァルトの才能を尊敬し、やがて恋に落ちる悲運の若きオペラ歌手スザンナに、『高慢と偏見とゾンビ』(2016)で頭角を現したモーフィッド・クラーク。モーツァルトのパトロンであり、一方、スザンナを愛人にしようと目論む悪名高きサロカ男爵を、『ハイ・ライズ』(2015)の名優ジェームス・ピュアフォイが演じ、ミステリアスな三角関係に重量感をもたらす。
また、モーツァルトの親友であるオペラ歌手ヨゼファを『レ・ミゼラブル』(2012)のサマンサ・バークス、スザンナの父ルプタック氏を『戦争と平和』(2016/TVミニシリーズ)のエイドリアン・エドモンソン、ルプタック夫人を『オンディーヌ 海辺の恋人』(2009)のデヴラ・カーワンといったベテラン俳優陣が演じている。
もう一つの主役:百塔の都プラハとオペラ
「ドン・ジョヴァンニ」がモーツァルトのプラハ滞在中に作曲された史実に基づき、‘百塔の都’と呼ばれる古都プラハに開花した18世紀の文化と芸術の再現が、『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』には不可欠の要素であった。そのため、中世の街並みが色濃く残るプラハ市で全編ロケを敢行し、チェスキー・クルムルフ城劇場での撮影を初めとして、実際にモーツァルトが訪れた市街や建物を映画の舞台として活写している。
映画の鍵となるモーツァルトの楽曲は、傑作オペラ「フィガロの結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」が採用され、ノスティッツ劇場での上演が映画の白眉ともいえる音楽シーンだが、その演奏を担当したのはプラハ市立フィルハーモニー管弦楽団。『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング』を初めとして、これまで多くの映画音楽のCDを録音している経験豊富なオーケストラは、モーツァルトの名曲に現代的なアプローチを加え、第一級の音楽ドラマとして成立させている。
監督・脚本:ジョン・スティーブンソン 『ジム・ヘンソンの不思議な国の物語』
脚本:ブライアン・アシュビー、ヘレン・クレア・クロマティ
制作:ヒュー・ペナルット・ジョーンズ、ハンナ・リーダー
美術:ルチャーナ・アリギ 衣装:パム・ダウン
出演:アナイリン・バーナード『ダンケルク』、モーフィッド・クラーク『高慢と偏見とゾンビ』、
ジェームズ・ピュアフォイ『ハイ・ライズ』、サマンサ・バークス『レ・ミゼラブル』
2016年/UK・チェコ合作/103分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/
原題:Interlude in Prague/字幕翻訳:チオキ真理/
配給:熱帯美術館 提供:熱帯美術館、ミッドシップ © TRIO IN PRAGUE 2016.
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