東映動画まつり2020
2020年1月25日(土)~2月14日(金)まで、ユジク阿佐ヶ谷にて開催
長編漫画映画のすばらしき世界
ミニシアター・ユジク阿佐ヶ谷で、”東映動画まつり2020” と題して、日本アニメの黎明期を担った東映動画(現・東映アニメーション)黄金期の傑作を大フィーチャーした特集上映が開催される。
今回上映されるのは、『白蛇伝』『少年猿飛佐助』『わんぱく王子の大蛇退治』『わんわん忠臣蔵』『太陽の王子 ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』の6作品。そのうちの4作品がデジタルリマスター版での上映で、『わんぱく王子の大蛇退治』は世界初、『少年猿飛佐助』『わんわん忠臣蔵』『長靴をはいた猫』は都内初の上映となる。
日本のアニメーション映画の礎を築いた歴史に残る名作群を、ぜひスクリーンで堪能していただきたい。
トークショー開催
1/26(日)C『わんぱく王子の大蛇退治』14:00〜の回上映後、ロビーにて小田部羊一さん(アニメーター)のトークショーを開催予定。
※チケットは1/22(水)より9:40〜劇場窓口、10:00〜オンライン予約にて受付開始。
一般1,500円 学生1,300円 シニア1,100円 会員1,000円 小・中学生800円 未就学児500円
★毎週木曜・サービスデーは1,000円!
2020年1月25日(土)~2月14日(金)まで、ユジク阿佐ヶ谷にて開催
A 白蛇伝 デジタル修復版(1958年/79分 )
上映日:1/25(土)12:20-、1/28(火)16:15-、1/30(木)14:30-、2/2(日)18:00-、2/4(火)20:00-、2/10(月)12:10-、2/14(金)13:50-
東映動画設立後、2年半で作られた日本初のオールカラーの長編第1作目。中国の民話を題材とし、白ヘビの化身である白娘(パイニャン)と、その恋人・許仙(シュウセン)の愛の物語を美しい音楽と豊かな色彩で描いている。
脚本・演出:藪下泰司/原案:上原信/製作:大川博/企画:高橋秀行、赤川孝一、山本早苗/音楽:木下忠司/構成美術:岡部一彦、橋本潔/背景:草野和郎/撮影:塚原孝吉、石川光明/原画:大工原章、森康二/動画:大塚康生、坂本雄作/声の出演:森繁久彌、宮城まり子 ©東映
★東映アニメーション短編『ジュラしっく!』特別上映付き
東映アニメーションの若手スタッフが手掛ける新規企画プロジェクト第1作『ジュラしっく!』(60秒ショートムービー)を、A『白蛇伝』の上映前に特別上映!
B 少年猿飛佐助 デジタルリマスター版 (1959年/83分 )
上映日:1/25(土)14:00-、1/29(水)16:15-、2/3(月)20:00-、2/6(木)18:20-、2/11(火・祝)12:10-、2/14(金)12:10-
記念すべき日本初のシネマスコープ版・長編アニメ。猿飛佐助が忍術を駆使して、悪と戦う愛と勇気の冒険物語。ベニス国際映画祭・聖マルコ獅子賞に輝いた名作。
演出:藪下泰司、大工原章/原作:檀一雄/製作:大川博/企画:高橋秀行、山本早苗/脚本:松村道平/音楽:船村徹/美術:進藤誠吾/背景:小山礼司/撮影:大塚晴郷、石川光明/原画:大工原章、古沢日出夫、森康二、大塚康生、熊川正雄/動画:寺千賀雄、中村和子、紺野修司、楠部大吉郎、杉山卓、奥山玲子/声の出演:宮埼照男、桜町弘子、中村賀津雄、岸井明、松島トモ子 他 ©東映
C わんぱく王子の大蛇退治 デジタルリマスター版 (1963年/86分)
上映日:1/26(日)14:00-、1/29(水)14:30-、1/31(金)16:15-、2/1(土)18:00-、2/3(月)18:20-、2/5(水)20:00-、2/9(日)12:10-、2/10(月)13:50-、2/13(木)13:50-
かつてない斬新なアニメーション映画として日本アニメ史に名を残す傑作となった東映動画長編第6作目。日本神話を題材にギャグやユーモアを交えた物語を、フラットでシンプルなキャラクターと様式化された背景美術による造形美溢れる画面で綴る。
演出:芹川有吾/製作:大川博/企画:吉田信、高橋勇、飯島敬/脚本:飯島敬/音楽:伊福部昭/美術:小山礼司/背景:福本智雄/撮影:石川光明/動画監修:山本早苗/作画監督:森康二/原画:古沢日出夫、熊川正雄、大塚康生、楠部大吉郎、永沢詢、奥山玲子、喜多真佐武、勝井千賀雄/声の出演:住田知仁、岡田由記子、久里千春 他 ©東映
D わんわん忠臣蔵 デジタルリマスター版 (1963年/82分)
上映日:1/26(日)12:20-、1/28(火)14:30-、2/6(木)20:00-、2/8(土)13:50-、2/12(水)12:10-
時代劇「忠臣蔵」にヒントを得て、巨匠手塚治虫が原案構成した動物アニメーション。母の仇を討つため起ちあがった仔犬のロックと47匹の犬たちの勇姿を描く。ディズニーを意識して高度な映像処理技術を駆使した作品としても評判になった。
演出:白川大作/原案・構成:手塚治虫/製作:大川博/企画:吉田信、渾大防五郎、飯島敬/脚本:飯島敬、白川大作/音楽:渡辺浦人/美術:鳥居塚誠一、招井肇/背景:千葉秀雄/撮影:杉山健児、吉村二郎/原画監督:大工原章/原画:楠部大吉郎、奥山玲子、喜多真佐武、勝井千賀雄、彦根範夫、小田部羊一、熊川正雄、森康二/声の出演:掘絢子、木下秀雄、水木蘭子、北川まり、佐藤秀夫、梅津栄、西村晃 他 ©東映
E 太陽の王子 ホルスの大冒険【英語字幕付き】(1968年/82分)
上映日:1/27(月)14:30-、1/30(木)16:15-、2/1(土)19:40-、2/4(火)18:20-、2/7(金)18:20-、2/8(土)12:10-、2/12(水)13:50-
長編アニメーションの監督デビューとなった高畑勲による演出に加え、場面設計・原画に宮崎駿、作画監督に大塚康生、原画に森康二といった当時の東映動画スタジオの精鋭スタッフが手がけた長編アニメーション。太陽の剣を託された少年ホルスが、少女ヒルダや動物たちと出会い、悪魔と戦うために村人と団結する冒険物語。
演出:高畑勲/製作:大川博/企画:関政二郎、相野田悟、原徹/脚本:深沢一夫/音楽:間宮芳生/美術:浦田又治/背景:土田勇/撮影:吉村二郎/場面設計:宮崎駿/作画監督:大塚康生/原画:森康二、奥山玲子、大田朱美、小田部羊一、宮崎駿/声の出演:平幹二朗、市原悦子、三島雅夫、永田靖、横森久、大方斐紗子 他 ©東映
F 長靴をはいた猫 デジタルリマスター版(1969年/80分)
上映日:1/27(月)16:15-、1/31(金)14:30-、2/2(日)19:40-、2/5(水)18:20-、2/7(金)20:00-、2/9(日)13:50-、2/11(火・祝)13:50-、2/13(木)12:10-
魔王ルシファにさらわれたローザ姫を助けるため、貧しい若者・ピエールと賢い猫のペロが、魔王の城へ乗り込む冒険ファンタジー。原作はシャルル・ペローの童話。製作当時、森康二、宮崎駿、大塚康生、小田部羊一といった日本を代表するアニメーション作家がスタッフに加わり、個々の才能と創意を結集させた。
演出:矢吹公郎/原作:シャルル・ペロー/製作:大川博、関政二郎、有賀健、渋谷幹雄/脚本:井上ひさし、山元護久/音楽:宇野誠一郎/美術:浦田又治、土田勇/作画監督:森康二/原画:大塚康生、奥山玲子、菊池貞雄、小田部羊一、大田朱美、宮崎駿、大工原章/声の出演:石川進、藤田淑子、榊原ルミ、水森亜土、水垣洋子、熊倉一雄、内海賢二他 ©東映
2020年1月25日(土)~2月14日(金)まで、ユジク阿佐ヶ谷にて開催
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