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大統領退任記念 緊急公開決定!!!

ブッシュブッシュの靴

5月16日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー!

INTRODUCTION

名門一家のダメ息子から、アメリカの最高権力者へ
「パパ、ぼくだって世界を≪チェンジ≫したのに…」

『ブッシュ』1ネディ家、ロックフェラー家と肩を並べる名門ブッシュ家の跡継ぎ、ジョージ・W・ブッシュ。上院議員を祖父に、そして第41代アメリカ大統領ジョージ・H・W・ブッシュを父に持つ彼は、テキサス人であることを誇りとし、<W>(テキサス訛りで「ダブヤ」)と呼ばれた。
だがWは父に与えられた仕事も満足にやり遂げられず、40歳になるまで酒とパーティに明け暮れたダメ息子。名門一家に居場所がなく、野球場のセンターフィールドが唯一の心安らげる場所だった。
そんなWがいかにして父親の巨大な影と闘い、第43代アメリカ大統領にまでなったのか? そしてWの父へのコンプレックスが、いかにしてアメリカを、世界を≪チェンジ≫したのか?
これまで描かれることのなかった彼の個人史にスポットを当てたのは、アカデミー賞®に3度輝く社会派映画の巨匠オリバー・ストーン。“世界でいちばん有名な大統領は、世界でいちばん寂しい男だった”という赤裸々な「人間W」を浮き彫りにし、さらに彼を輩出した名門一家の知られざる人間関係まで踏み込んで、余すところなく描いた問題作。

“神の(K)預言(Y)”に始まり“靴(K)よけ(Y)”に終わった大統領
Mr.パーフェクト vs. Mr. KY 大統領父子の確執

語は2002年の大統領執務室に集った側近との「悪の枢軸」会議から「イラク開戦」までの政治の舞台裏を縦糸に、66年の名門イェール大学友愛会の入会試練から、「神の預言」として大統領選出馬を決意するまでのWの精神形成に至る過去を横糸に綾なされた。
JFK』(91)、『ニクソン』(95)と物議を醸す大統領映画を手がけ、歴史の影の部分に着目してきたオリバー・ストーン監督は、ブッシュ関連の書物を漁り、彼の言動を検証しながら、事実を積み重ねて物語を組み立て、公平さを心がけたという。ただ今回は前2作とは違い、ストーン監督は人間ブッシュにまるでフランク・キャプラ映画の主人公のようなポイントを見いだした。夢を追いながら、人生に迷い悩める男像である。
『ブッシュ』2数々の本音まるだしの人間臭いダメ男ぶりが興味深く散りばめられていくのがミソだ。ハーバード大ビジネススクールに「父のコネ」で入学したこと。「転職」続きで、自分はなにも出来ないと荒れていたこと。どうせ「大統領の息子」なんて忘れられる存在と思っていたこと。父親の重圧から「アルコール依存症」だったこと。父親の復讐もこめて「イラク戦争」に踏み切ったこと。

映画のキーワードは、Wの影にパパ・ブッシュがいたという「父子の確執」である。パパ・ブッシュが大統領選に勝ったとき、自分の影の薄さを嘆き、「パパなんて負ければよかったのに」と愚痴るシーンなど、Wの本音もあらわになる。さらに興味深いのはWの神懸かりぶり。気弱なパパ・ブッシュを離れて、さらに偉大なる父をもとめ、神を人生に指標する。『ブッシュ』は単にWを希代のヒールとして描くのではなく、彼の心の闇に迫り、W自身の持ち味だったという「ヒューマンタッチ」をあぶりだしている。これは人間ジョージ・W・ブッシュの心の内を丸裸にした、人間標本的な傑作人物伝である。

絶妙のキャストアンサンブルが再現する歴史の暗部

ブッシュ役は『ノーカントリー』(07)『ミルク』(08)で2年連続オスカー候補になった注目の演技派ジョシュ・ブローリン。自らも大物俳優ジェームズ・ブローリンを父にもち、父子の思いが感じられるという観点からストーン監督が選んだ。パパ・ブッシュ役に『ベイブ』(95)『L.A.コンフィデンシャル』(97)のジェームズ・クロムウェル、母親バーバラ役に『アリスの恋』(74)『レクイエム・フォー・ドリーム』(00)のオスカー女優エレン・バースティン。ブッシュ政権の側近たちも演技派揃い。チェイニー副大統領役に『グッバイガール』(77)『ポセイドン』(06)のオスカー俳優リチャード・ドレファス、パウエル国務長官役に『シリアナ』(05)『007/慰めの報酬』(08)のジェフリー・ライト、ラムズフェルド国防長官役に『ライトスタッフ』(83)『ボーン・アルティメイタム』(07)のスコット・グレン、ライス報道官役に『M:I-2』(00)『クラッシュ』(04)のタンディ・ニュートンなど。実物の人物を彷彿させる俳優たちによる、イラク開戦前の秘密会議の再現は、各々の政治的思惑が交錯する。歴史の一考察を示す見せ場だ。

Story

「お前にはあと何回チャンスをやればいいんだ? 優秀な弟を見習え!」

『ブッシュ』3数々の政治家を輩出し、ケネディ家、ロックフェラー家と並ぶ名門ブッシュ家。その跡継ぎジョージ・W・ブッシュ(ジョシュ・ブローリン)を、人はW(テキサス訛りで「ダブヤ」)と呼ぶ。
Wの行く手には、いつもパパ・ブッシュ(ジェームズ・クロムウェル)の影があった。66年、Wはパパも卒業した名門イェール大に入学。アメフトの応援でハメをはずして逮捕されるも、パパの力で釈放。卒業後はパパに仕事をあてがわれるも、根気がなく職を転々。口説いた女に妊娠話も浮上し、パパが揉み消すはめに。「お前は何様だ! ケネディか? お前はブッシュ家の人間だ。それらしくしろ!」
次男に目をかけるパパにとって、Wは家名を汚す不肖の息子だった。Wは「本当にやりたいのは野球の仕事だ」とパパに訴える。野球場のセンターフィールドが唯一、彼の心安らぐ場所だった。「お前にはガッカリさせられっぱなしだ」とパパは失望を隠さない。

「いつかはボクも、パパに認められたい……」

72年、ままならないWは酒に溺れはじめた。ある夜、酔ったWはパパと言い合いになる。「Mr. パーフェクト」とパパに厭味を言うWに対して、パパはハーバード大ビジネススクールのWの合格も自分のコネだったと言いつのった。
77年、そんなWも遂に「家業」を継ぐことを決意。地元テキサスの下院議員選で共和党候補を目指す。ある日、Wはパーティでローラ(エリザベス・バンクス)と出会った。図書館司書の彼女が気に入り、当選したら教育アドバイザーになって欲しいと口説いた。が、選挙戦は散々。 86年、Wの40歳の誕生パーティでパパから祝いの電話が入る。86年の大統領選を目指すパパは、「選挙戦を手伝ってくれ」と声をかけてきた。どうせ弟の代わりだろうとも思うが、歓びがわいてきた。

「本当はパパなんて負けてしまえば良かったんだ……」

『ブッシュ』488年、Wの策略がハマってパパは大統領選に勝利。でも、Wは一緒に祝う気になれない。「ボクは父の陰にいるだけ。大統領の子供なんて誰も覚えていないんだ」と妻ローラに愚痴を言う。「本当はパパなんて、負けてしまえばよかったんだ…」 4年後、パパの任期は1期で終わり、ビル・クリントンが次期大統領に。「湾岸戦争でフセインに止めを刺していたら、パパは2期目も勝てたのに!」 父を力づけ、弟よりも自分を認めさせたい。フロリダ州知事に立候補する弟と張り合うように、Wはテキサス州知事選に立候補。Wは当選したが、パパは落選した弟を残念がるばかり。「一体いつになったら、ボクを見てくれる?」

「お前が大統領になるのだ――」

そんなあるとき、Wは神の預言を聞いたのだった。「本当は、僕は大統領選に名乗りを挙げたくはない。でも、天の啓示を受けた。お前が、大統領になるのだ――と。アメリカはボクを必要としている」。そして遂にWは第43代大統領になる。だが世界の運命を変えた9.11同時多発テロが、Wとパパとの関係をも永久に変えてしまうのだった……。

5月16日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー!

Cast Profile
ジョシュ・ブローリン ◆ジョージ・W・ブッシュ<大統領>
1968年2月12日、カリフォルニア州出身。07年のアカデミー作品賞および監督賞に輝いたジョエル&イーサン・コーエン監督の『ノーカントリー』(07)や、『インビジブル』(00)、『イントゥ・ザ・ブルー』(05)、『アメリカン・ギャングスター』(07)、『告発のとき』(07)、『プラネット・テラーinグラインドハウス』(07)などに出演。最新作ガス・ヴァン・サント監督の『ミルク』(08)で、ショーン・ペン、エミール・ハーシュと共演。本年のアカデミー賞では助演男優賞にノミネートされた。
リチャード・ドレイファス ◆ディック・チェイニー<副大統領>
1947年10月29日、ニューヨーク州出身。20歳のときに『グッバイガール』(77)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。『陽のあたる教室』(95)でアカデミー賞およびゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にノミネート。00年には、ハリウッド映画祭で功労賞を受賞。演技だけでなく、政治および社会運動に取り組んできたことで知られている。最新作は“My Life in Ruins”。
スコット・グレン ◆ドナルド・ラムズフェルド<国防長官>
1942月1月26日、ペンシルヴェニア州出身。『アーバン・カウボーイ』(80)を筆頭に、『バーティカル・リミット』(00)、『戦争のはじめかた』(01)、『トレーニング・デイ』(01)と復讐に燃える役を得意としてきた。そのほかにも『羊たちの沈黙』(90)、『レッド・オクトーバーを追え!』(90)、『ボーン・アルティメイタム』(07)などヒット作多数。最新作『最後の初恋』(08)ではダイアン・レイン、リチャード・ギアと共演。
ジェフリー・ライト ◆コリン・パウエル<国務長官>
1965年12月7日、ワシントンDC出身。本格的な映画デビューは、主人公を演じた『バスキア』(96)。出演作は『ALIアリ』(01)、『クライシス・オブ・アメリカ』(04)、『ブロークン・フラワーズ』(05)、『レディ・イン・ザ・ウォーター』(06)、『007/カジノ・ロワイヤル』(06)、『007/慰めの報酬』(08)『インベージョン』(07)など多数。最新作は、伝説的ブルース・マンのマディ・ウォータースを演じた“Cadillac Records”。
タンディ・ニュートン ◆コンドリーザ・ライス<国家安全保障問題担当大統領補佐官>
1972年11月6日ザンビア出身。英国アカデミー賞受賞者。最新作は、ガイ・リッチーが脚本・監督『ロックンローラ』(08)。アカデミー賞作品賞に輝いた『クラッシュ』(06)で評価を高め、英国アカデミー賞助演女優賞とアメリカ俳優組合賞アンサンブル賞を受賞。ほかの代表作には『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)、『シャンドライの恋』(98)、『M:I-2』(00)、『幸せのちから』(06)等。
トビー・ジョーンズ ◆カール・ローブ<次席補佐官>
1967年9月7日、オックスフォード出身。舞台経験が豊富でシェイクスピア劇『尺には尺を』などに出演。映画出演作は、『フロスト×ニクソン』(08)、『ミスト』(07)、『ラヴェンダーの咲く庭で』(04)などがあり、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)ではドビーの声を担当した。
デニス・ボウトシカリス ◆ポール・ウォルフォウィッツ<国防副長官>
1952年12月21日、ニュージャージー州出身。『ニューヨーク東8番街の奇跡』(87)、『クロコダイルダンディー2』(88)、『ドリーム・チーム』(89)、『ボーイズ・オン・ザ・サイド』(95)、『サバイビング・ピカソ』(96)、『ブラック・ビートル』(01)など映画作品のほか、「ER緊急救命室」、「X-ファイル」などのテレビドラマへの出演も多い。舞台「アマデウス」でオービー賞を2度受賞している。
ブルース・マッギル ◆ジョージ・テネット<CIA長官>
1950年7月11日 テキサス州出身。『アニマル・ハウス』(78)以来これまでに60本以上の映画で強烈な存在感を示してきた。最近の出演作は『コラテラル』(04)、『エリザベスタウン』(05)、『シンデレラマン』(05)、『バンテージ・ポイント』(08)など。
コリン・ハンクス ◆デヴィッド・フラム<大統領補佐官>
1977年11月24日、カリフォルニア州出身。父親トム・ハンクス監督作品『すべてをあなたに』(96)で映画初主演。TVドラマ「ロズウェル/星の恋人たち」(99~02)、「The OC」(03~04)、『キング・コング』(05)、『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』(06)、『ブラックサイト』(08)など順調にキャリアを重ねる。
ヨアン・グリフィズ ◆トニー・ブレア<イギリス首相>
1973年10月6日、ウェールズ出身。1992年から3年間ロンドン王立演劇学校で学び、翌年のテレビ映画『Poldark』(96)で本格的にデビュー。『オスカー・ワイルド』(97)で映画デビュー。『タイタニック』(97)、『ブラックホーク・ダウン』(01)、『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(05)などに出演。
ジェームズ・クロムウェル ◆ジョージ・H・W・ブッシュ
1940年1月27日、カリフォルニア州出身。映画デビュー前は舞台俳優として活躍。『ベイブ』(95)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ広く知られるようになる。『L.A.コンフィデンシャル』(97)、『グリーンマイル』(99)、『クィーン』(06)、『スパイダーマン3』(07)など多くの作品に出演。
エレン・バースティン ◆バーバラ・ブッシュ
1932年12月7日、ミシガン州出身。『エクソシスト』(73)でアカデミー賞主演女優賞に初ノミネート。『アリスの恋』(74)でアカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。以降アカデミー主演女優部門で3度ノミネートされる。近年では、『ウィッカーマン』(06)、『ファウンテン 永遠につづく愛』(06)に出演。
エリザベス・バンクス ◆ローラ・ウェルチ/ローラ・ブッシュ
1974年2月10日、マサチューセッツ州出身。大学卒業後女優として活動を始める。『シャフト』(00)、『スパイダーマン』シリーズ、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)、『シービスケット』(03)、『40歳の童貞男』(05)などの話題作に次々と出演し、女優としてのキャリアを順調に築いている。
ジェイソン・リッター ◆ジェブ・ブッシュ
1980年2月17日、カリフォルニア州出身。ニューヨーク大学卒業後、アトランティック・シアター・カンパニー、ロンドン王立演劇学校で演技を学ぶ。主な出演作品は、『プール』(02)、『フレディVSジェイソン』(03)、『ウィッカーマン』(06)、TVシリーズ『LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4』(02~03)である。
Staff Profile
監督/オリヴァー・ストーン
1946年9月15日、ニューヨーク市出身。タクシードライバー、セールスマンなど様々な職を転々とし、1967年から68年にかけてベトナム戦争に従軍。帰還後、ニューヨーク大学映画科でマーティン・スコセッシに師事し、71年に卒業する。『ミッドナイト・エクスプレス』(78)で、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の脚本賞を、『プラトーン』(86)と『7月4日に生まれて』(89)でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の監督賞をダブル受賞した。また『JFK』(91)でもゴールデン・グローブ賞監督賞を受賞している。
アメリカ大統領をテーマにした作品は『JFK』『ニクソン』(95)に続く『ブッシュ』(08)で、3本目となる。 そのほか主な作品『ウォール街』(87)、『ドアーズ』(91)、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(94)、『Uターン』(97)、『エニイ・ギブン・サンデー』(99)、『アレキサンダー』(04)、『ワールド・トレード・センター』(06)など。
脚本/スタンリー・ワイザー
ニューヨーク市出身。ニューヨーク大学映画科でストーン監督と出会う。1972年に大学卒業後、ブライアン・デ・パルマ監督のプロダクションでアシスタントとして働き始める。『ウォール街』(87年)では、ストーン監督と共同で脚本を書いている。“Murder in Mississippi”は、エミー賞にノミネートされ、アメリカ監督組合賞テレビ映画作品賞を受賞した。
C R E D I T

スタッフ
監督/オリヴァー・ストーン 脚本/スタンリー・ワイザー
プロデューサー/モーリッツ・ボーマン,ビル・ブロック,エリック・コペロフ
ASC、撮影/フェンドン・パパマイケル 美術/デレク・ヒル 衣裳/マイケル・デニソン

出演
ジョシュ・ブローリン,リチャード・ドレイファス,スコット・グレン,ジェフリー・ライト,タンディ・ニュートン,
トビー・ジョーンズ,デニス・ボウトシカリス,ブルース・マッギル,コリン・ハンクス,ヨアン・グリフィズ,
ジェームズ・クロムウェル,エレン・バースティン,エリザベス・バンクス,ジェイソン・リッター

『ブッシュ』(原題“W.”)
2008年/カラー/130分/スコープサイズ/ドルビーSRD
(C) 2008 Prescott Productions, LLC All Rights Reserved
http://www.bush-movie.jp

5月16日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー!

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2009/04/18/14:42 | BBS | トラックバック (0)
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