フランスの人気俳優ロマン・デュリス出演最新作となる本作は、愛する妻がある日突然行方不明になり、仕事や育児をひとりでこなさなければならなくなった主人公と子供たちの奮闘の日々、愛と絆を描いた感動作。現代版『クレイマー、クレイマー』との呼び声も高い本作の試写会に5組10名様をご招待します。
※主演のロマン・デュリス＆監督登壇によるトークを行います。

◆日時：3月19日(火) 開場 18：00 開映 18:30（上映時間99分）
◆会場：ユーロライブ ( 東京都渋谷区円山町 1-5 KINOHAUS 2F )
◆『パパは奮闘中！ 試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り：3月10日(日)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト：http://www.cetera.co.jp/funto/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

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あの名作『クレイマー、クレイマー』から今新たに──
仕事と育児にがんばる父と子供たちの愛と絆を〈現代〉を舞台に描く感動のヒューマンドラマ

妻のローラと幼い二人の子供たちと、幸せに暮らしていると信じていたオリヴィエ。ところが、ある日突然、ローラが家を出て行ってしまう。オンライン販売の倉庫で働くオリヴィエには、ベビーシッターを雇うお金もなく、残業続きの仕事と慣れない子供の世話の両立を迫られる。次から次へと巻き起こるトラブルに奮闘しながら、ローラを捜し続けるオリヴィエだったが、彼女の行方も姿を消した理由も一向に分からない。そんな折、妻の生まれ故郷ヴィッサンから一通のハガキが届き、さらなる騒動が起きる――。

母親が家族のもとを去り、残された父親が仕事と育児に悪戦苦闘しながらも初めて子供と向き合い、深い絆を結んでいくまでを描いた物語と聞けば、誰もが映画史に輝く傑作『クレイマー、クレイマー』を思い出すだろう。家族の愛と葛藤という普遍的なテーマはその名作から引き継ぎながら、今、世界中の人々が抱える未来の見えない困難な時代を生きる不安と、それでも前を向こうとする親子の勇気と希望を爽やかに描き出すヒューマンドラマが誕生した。

長編映画デビュー作が20を超える賞を獲得！
カンヌが熱い眼差しを送る才能、新鋭ギヨーム・セネズ監督

監督は新たな才能の出現として、今ヨーロッパで熱い注目を浴びている、ベルギー生まれのギヨーム・セネズ。2015年に長編映画初監督作となる「Keeper」で、70を超える映画祭に招待され20以上の賞を受賞した。第2作目となる本作でも、2018年のカンヌ国際映画祭批評家週間に出品されて称賛され、トリノ国際映画祭では観客賞の栄誉を受けるなど、その高評価と人気はとどまるところを知らない逸材だ。脚本は、セネズ監督とフランスを代表する映像作家アルノー・デプレシャンの妹で、『さすらいの女神たち』のラファエル・デプレシャンが共同で手掛けた。

『タイピスト!』のロマン・デュリス主演
初めての撮影方法に挑み、キャリア史上最高の演技と絶賛

オリヴィエには、フランソワ・オゾンやジャック・オーディアールら名匠の作品や、大ヒット作『タイピスト!』でフランス映画の“顔”となり、近年では巨匠リドリー・スコットの『ゲティ家の身代金』に出演するなど、今や世界から求められる演技派俳優となったロマン・デュリス。セネズ監督の前作に心酔していたことから、シナリオ完成前に主演を快諾。職場のリーダーとして同僚や部下の面倒見はよいのに、家庭のことはすべて妻に任せていた男が、“本当の父親”に成長するまでを演じ、情に厚く人間味あふれ欠点の多さが逆に魅力的な人物像を作り上げた。監督からシチュエーションのみを伝えられ、自ら言葉を探すというキャリア史上初となる撮影方法に挑み、ほとばしる真実の感情が、「信じられないほど素晴らしい」(ル・パリジャン紙)と大絶賛された。
オリヴィエの妹のベティには、カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞した作品『若い女』で主演を務め、フランスの若手女優のトップに躍り出たレティシア・ドッシュ。オリヴィエの子供たち、エリオットとローズには、監督がオーディションで大勢の子役から見出した二人が選ばれた。妹のために急いで大人になろうとがんばる兄と、心の痛みをささやかな“反抗”で表現する妹。母親を恋しがる姿があまりに意地らしく、今すぐスクリーンに飛び込んで二人を助けたいと願わずにはいられない。
やがて思わぬ転機が訪れるオリヴィエ。果たして彼は、妻を待ち続けるのか前へ進むのか、それとも──。共に話し合い懸命に考え、親子3人で出した答えに、涙と笑顔が同時にあふれ出して止まらない、最高に愛おしい物語。