第10回 ちば映画祭
2019年3月29日(金) 前夜祭
3月30日(土)・31日(日)千葉市生涯学習センターにて開催!
『わたしたちの家』
『恋とさよならとハワイ』©2017Ippo
『からっぽ』
『僕もあの子』
『ファーストアルバム』©2016「ファーストアルバム」製作委員会
『彼女はひとり』©彼女はひとり
『19歳』
『チョコレートデリンジャー』©吾妻ひでお・男の墓場プロダクション
昨年2018年を充電期間として休止していた“ちば映画祭”が、3月29日(金/前夜祭)から31日(日)の3日間に渡って千葉市生涯学習センターにて開催される。
“ちば映画祭”は、千葉市のみならず千葉県初上映の、将来を期待されるフレッシュな若手監督の作品をメインに取り上げている映画祭で、全国的にも上映機会の限られている貴重な作品が多数上映される映画ファン要チェックの映画祭だ。
過去には『ディストラクション・ベイビーズ』の真利子哲也監督、『溺れるナイフ』の山戸結希監督、『チワワちゃん』(2019年1月18日公開)の二宮健監督、 『ひかりの歌』(2019年1月12日公開)の杉田協士監督をブレイク前に特集したほか、白石和彌監督(『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』)、瀬田なつき監督(『PARKS パークス』)、鶴岡慧子監督(最新作『まく子』2019年3月15日公開)、冨永昌敬監督(『南瓜とマヨネーズ』『素敵なダイナマイトスキャンダル』)、中野量太監督(最新作『長いお別れ』2019年5月公開予定)、井樫彩監督(『真っ赤な星』)など、現在活躍中の監督達の作品を上映、確かな作品選定眼によって組まれるプログラムは毎回全国から注目を集めている。
節目となる10回目を迎える今回は、ベルリン国際映画祭正式出品『わたしたちの家』 の清原惟(きよはら ゆい)監督を特集。「おとめ心・あそび心」をキーワードに同監督の魅力に迫る。
注目の上映作品は、ラブコメ映画の傑作と評判のまつむらしんご監督『恋とさよならとハワイ』、全国の映画祭で話題を呼んだ新鋭・野村奈央監督『からっぽ』、荒んだ生活のなかで生まれた、少女の叔父へのほのかな愛と絶望を描く松本花奈監督『僕もあの子』、石野理子(赤い公園、ex. アイドルネッサンス)が主演を務め、その美声を存分に堪能できる頃安祐良監督『ファーストアルバム』、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018でSKIPシティアワードを受賞した中川奈月監督・ 福永朱梨主演『彼女はひとり』、大人になる前の揺れ動く心理を描き、ぴあフィルムフェスティバル(PFF アワード) 2018 審査員特別賞を受賞した道本咲希監督『19 歳』などをラインナップ。
また、入場無料の前夜祭では、吾妻ひでおワールドを初実写化した杉作 J 太郎監督の『チョコレートデリンジャー』 最新バージョンを有料上映。さらに、千葉県で活躍するアマチュア映画作家たちの作品や、千葉市芸術文化新人賞にて奨励賞受賞された映像プロデューサー且つディレクターのマツムラケンゾーさんが講師を務める映画教室「稲毛映画学校」の作品を無料上映する。
期間中は楽しいイベントや焼き菓子・ドリンク販売も予定されており、まさにお祭り気分で 丸1日楽しめる映画祭となっている。高校生以下は入場無料とのことなので、気軽に立ち寄って映画に触れてみて欲しい。