映画祭情報&レポート

インディーズ映画にこだわった映画祭
ちば映画祭VOL.5

http://chibaeigasai.com/

2012年1月25日(金)~27日(日)、千葉市民会館 小ホールにて開催

INTRODUCTION

今回もこだわりの作品セレクト。どの作品もDVD になっていません。この機会を逃さず、是非観て欲しい作品です。また日本映画は全作品、監督がゲスト来場予定!

話題のインディーズ映画
話題のインディーズ作品の傑作『あぜみちジャンピンッ!』『ソクラティック・ラブ』『くそガキの告白』『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』『純情No.1』を上映!

特集上映
日常ファンタジー映画の名手村松正浩監督の特集上映します。独特のフィクション世界とリアルな肌触りをお楽しみください。
村松監督は1997 年“ぴあフィルムフェスティバル”において『シンク』がグランプリを受賞後、様々に活躍中ですが、近年俳優志望の学生たちとのワークショップを経て監督した短編・中編映画は、俳優の持つ魅力を活かしつつも、日常にフィクションを巧みに織り交ぜ、唯一無二の世界観を見事に構築した“すこし.思議”な傑作・秀作です。
この度、ENBUゼミナールのワークショップ作品として制作された『新しい人』(2004年)から『ロング・サマー・スクール』(2012年)までの全5作品を2日にわけて特集上映します。中編作品のため映画館での上映機会が少ない作品を、一気に観られるチャンスです!

日本初上映の海外作品2本をプレミア上映
ロサンゼルス映画祭公式上映、ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門選出、ドーヴィル・アメリカ映画祭コンペティション部門審査員賞の『The Dynamiter~ダイナマイター』は14歳の 少年が迎える厳しい現実の物語です。
一方『チレラマ~CHILLERAMA』はアメリカ最後のドライブイン・シアターを舞台にしたオムニバス・ホラー映画です。荒唐無稽で、くだらなく、お下品でおバカなポンコツムービーながら、B級映画への愛を感じられる作品です。
どちらも今後日本で上映機会があるかどうかわからない作品です。この機会に観るっきゃない!
今年は前夜祭として、ちば映画祭オリジナルテーマソング『ちば映画祭のテーマ~初期衝動~』の演奏や千葉県内映画サークル作品上映なども実施します。

2012年1月25日(金)~27日(日)、千葉市民会館 小ホールにて開催
http://chibaeigasai.com/

スケジュール

1月25日(金)前夜祭 入場無料 開場18:20 開演18:30 終演20:30

ちば映画祭テーマソング『ちば映画祭のテーマ~初期衝動~』演奏
千葉県内映画サークル作品上映 他
千葉大学シネマウント フィルムパーティー 、千葉商科大学しねま研究部

1月26日(土)

あぜみちジャンピンッ!西川文恵監督来場(85分)/開場10:50 開演11:00 終演12:55
『あぜみちジャンピンッ!』聴こえない耳に、初めて、音楽が届いた。
耳の聴こえない中学生の少女・優紀は学校帰りに練習中のダンスチーム「Jumping girls」と出会う。キャプテンの麗奈の誘いもありチームの一員になった優紀は、仲間とともに大会を目指し練習に励む!
美しい田園風景を背景に、コミュニケーションのハンディを乗り越え、一所懸命になれることがある喜びと一緒に頑張る仲間がいる嬉しさが、心のままにストレートに伝わってくる気持ち良さ!楽しさも元気もいっぱい詰まった青春ガールズムービー!!

ソクラティック・ラブ早坂亮輔監督来場(90分)/開場13:30 開演13:40 終演15:40
『ソクラティック・ラブ』一冊の絵本が、運命を変える。
売れないお笑い芸人のヒロはライブ出演も減り、先輩芸人の里山に連れ回され、同棲中の編集者カノとすれ違っていく。一方カノはインタビューをした絵本作家の神沼に「メロディの王様」という絵本を手渡される。ヒロとカノや彼らを取り巻く人々の現実と絵本の物語が交ざり合う。
誰もが感じたことのある(感じるであろう)ぬくもりや孤独を、絵本の世界を交えながらポップにカラフルにそして繊細に描いた宝箱。恋している二人にも、結婚している夫婦にも、そうでもないひとにも観て欲しい、ひとの希望を感じる幸せなラブストーリー。

村松正浩監督特集“すこし不思議・ファンタジー?” ①
監督ゲスト来場(計135分)開場16:00 開演16:10 終演18:55
『新しい人』独特のフィクション世界とリアルな肌触り――
1997 年ぴあフィルムフェスティバルにおいて、発売されたばかりのデジタルビデオカメラで自主製作した『シンク』がグランプリを受賞、当時では異例の劇場公開となる。2005 年市川準監督作品『トニー滝谷』のメイキング・ドキュメンタリー『晴れた家』は本編と併せて劇場公開。その後『けものがにげる』(2006 年文化庁委託事業若手映画作家育成プロジェクト)、『スラッカーズ』を監督。
その一方、近年は俳優志望の学生たちとのワークショップを経て短編・中編映画を制作。どの作品も俳優の持つ魅力を活かしつつ、フィクションを巧みに織り交ぜた世界観を見事に構築した“すこし不思議な”傑作・秀作である。この度そのワンダーランドを、二日にわけて特集上映!
新しい人』(36分)シナリオのない「小さな旅」が、幽霊の存在感を確かにしていく。
グレイト・グランマ・イズ・スティル・アライブ』(43分)現実と夢。胡蝶の夢の、すこし目覚めて――。
兄兄兄妹』(55分)その日から、お兄ちゃんは3 人になりました。

The Dynamiter ~ダイナマイター~』(73分)/開場19:10 開演19:20 終演20:35
14歳・・・もしかしたら、それは人生で1 番残酷な季節なのかも知れない。
『The Dynamiter ~ダイナマイター~』ミシシッピー州グレン・アレン、夏。14 歳のロビー・ヘンドリックは、精神的に不安定な母がまたしてもいなくなったために、腹違いの弟のフェスの世話をする必要に迫られる。ロビーはこれまでと同じ様に、母がじきに戻り、年内にも一つの「家族」としてささやかな家庭生活が出来るものだと思い描いていた。緩やかな兄弟の夏を満喫するロビーとフェス。そこに突如10 歳年上の兄のルーカスが戻ってきたことにより、ロビーを取り巻く現実がその姿をあらわにしてゆく・・・
触れたら溶けてしまいそうな小さな小さな願いが、行き場を求めどこまでも漂いつづけている。そんな語りつくされた景色は、馴れ合いのもとに融合することさえ捨て去り、不恰好なままただただ胸に突き刺さってくるだけだ。人生はシンプルだ。失うことでしかない。そんな希望に満ちた物語がここにもあった。

1月27日(日)

くそガキの告白 鈴木太一監督来場(94分)/開場10:50 開演11:00 終演13:00
『くそガキの告白』こんな俺が映画を撮りました。
ブサイクな自分の顔にコンプレックスを抱く馬場大輔は、映画監督を目指しているが、周りに当たり怒鳴り、いい歳をして母親に文句を言うくそガキ野郎。一方女優を目指す桃子はオーディションに落ち続ける日々。そんな二人が撮影現場で出会った。
目指す夢と実際の現実。何も出来ない(しない)態度や甘え。容姿へのコンプレックス。それらを全て吐き出し真摯に向き合った、暑苦しいぐらいの情熱溢れる青春映画!そして繊細な恋愛映画。馬場大輔はあなただ!

『ロング・サマー・スクール』村松正浩監督特集“すこし不思議・ファンタジー?”②
監督ゲスト来場(計90分)/開場13:30 開演13:40 終演15:40
Kick My Sweet 13』(30分)僕の13才を蹴って! ~忘れられた缶蹴りを無理矢理に求めて~
ロング・サマー・スクール』(58分) 2011 年あの瞬間、もしも時空がジャンプしたら…。終わらない夏の学校。

姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』『純情NO.1『純情No.1』
大工原正樹監督来場(計70分)/開場16:00 開演16:10 終演17:50
姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う
姉ちゃんと俺、二人の地獄廻りの旅・・・
蠱(こ)とは古代中国の呪術である。ひとつの器に小動物や昆虫を入れて殺し合いをさせ、最後に残った一匹には強い呪力が宿るという――。母の葬式を終え、かつて暮らした街をぶらりと訪れた姉弟は、次第に心に巣食うバケモノ「あいつ」の幻に襲われ始める。不気味で妖しい雰囲気。姉弟の一挙一動まで気になる密度。でもちょっと惚けたところもあり、何とも掴みどころがないところも含め魅力的で“楽しい”。主演の長宗我部陽子さんの唄う主題歌 「姉ちゃんのブルース」は必聴。姉ちゃん、素敵です。

純情No.1思い込みの激しい女性が主人公のコメディ。
狐につままれたようなお話(タイトルも!)と『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』とは全く違う役柄を演じる長宗我部陽子さんの魅力が “楽しい”。

チレラマ ~CHILLERAMA~』(120分)/開場18:05 開演18:15 終演20:15
『チレラマ ~CHILLERAMA~』「ボンクラども、みんな俺について来い!」
黒い笑い渦巻くバカ・ロマンティシズム くらえ、これが最後の悪あがきだ!!アメリカで最後の一つとなったドライブイン・シアターもいよいよ閉館の日がやってきた。老支配人のセシル・B・カウフマンは、これまで劇場を支えてくれた忠実なるシネフィルへ向けて、これまでアメリカで上映されることのなかった“失われた映画”たちを上映することに・・・
『チレラマ~』は、『トワイライトゾーン/超次元の体験』や『クリープショー』といったオムニバス・ホラー映画、そして数多くのグラインドハウス・ムービーの系譜に連なる作品である。
単純で、ワクワクする・・・まるで子供がそのまま大人になった様な作り手側の愛情をビンビンと感じることのできる、荒唐無稽でくだらない、お下品でおバカなポンコツムービーだ。
※一部過激なシーンや、お客様によっては嫌悪感を感じるシーンがございます。予めご了承ください。

CREDIT
主催:ちば映画祭実行委員会
共催:(公財)千葉市文化振興財団(アートプレックスちば事業体)
後援:千葉市、(公社)千葉市観光協会、千葉都市モノレール(株)、千葉商工会議所、(公財)千葉県文化振興財団、千葉日報社、朝日新聞千葉総局、産経新聞千葉総局、東京新聞千葉支局、毎日新聞千葉支局、読売新聞千葉支局、(株)JCN 千葉、千葉テレビ放送(株)
協力:ヴォストーク、東京藝術大学 大学院映像研究科、ENBU ゼミナール、Smalllight Pictures 、SUMIDA 制作所、映画美学校、マクザム、ちばしロケーションサービス、定岡デザイン研究所、cafe STAND
Special Thanks:花くまゆうさく

http://chibaeigasai.com/
料金、チケットのお求め、アクセス等については公式ホームページをご覧ください。

2012年1月25日(金)~27日(日)、千葉市民会館 小ホールにて開催

2012/12/23/19:38 | トラックバック (0)
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