空前の大ヒットとなった映画『カメラを止めるな！』の聖地でもある
池袋シネマ・ロサで、インディーズ映画をフィーチャーする
「新人監督特集」第 4 弾

池袋シネマ・ロサで、7月20日(土)より四週間に渡って、注目のインディーズ監督にスポットを当てた「新人監督特集 vol.4 が開催される。

『もう走りたくない』 『練馬ゾンビナイト』 第一週は、「オフビート青春短編特集 やっぱ走らナイト」と題して、平井諒監督の『もう走りたくない』と高良嶺監督の『練馬ゾンビナイト』を上映する。『もう走りたくない』は、監督自身の自転車一人旅を実話ベースに16mmフィルムで紡がれた、少し可笑しなどしゃ降り青春自転車ロードムービー。一方の『練馬ゾンビナイト』は、平凡な住宅街に現れたゾンビに、特に緊張感もなくゆるーく対処しようとする人々を描くセンチメンタルオフビート青春ゾンビムービーだ。平井諒監督と高良嶺監督は、共に本作が劇場公開デビュー作となる。

『約束の時間』 『キスは命がけ！』第二週は、「ごとうたつや短編特集」と題して、ごとうたつやが監督・脚本を手掛ける映画『約束の時間』と『キスは命がけ！』を同時上映する。『約束の時間』は、平成最後の“ラスト・ヒロイン”として注目を集める若手女優小川あん主演で、カフェで待ち合わせる３組の面識のない男女が、誤まって別々の席に案内されたことで生じるくい違いを描く。『キスは命がけ！』は、キスをしたら死んでしまうイケメン高校生と付き合うことになった奥手な女子高生のキスを巡る恋愛バトルを描く。

『悪魔の舞を手に入れし者』
『つむぎのラジオ』第三週は、沖田修一監督や川村元気プロデューサーに激賞され、現在赤丸急上昇中の伊藤智之監督の初の特集上映となる「伊藤智之 短編特集 悪魔の舞を手に入れし者 ―四畳半三部作－」。国内の映画祭で好評を博した「悪魔の舞を手に入れし者」を含む短編 3 作品を一挙に上映する。

第四週は、大人になって再会した幼馴染に対する贖罪を軽妙なタッチで描き、ローマプリズマ国際映画祭12月最優秀長編作品賞受賞を始め、国内外の映画祭で高い評価を得た木場明義監督の『つむぎのラジオ』を上映する。