新作情報

四人の女性によるオムニバス映画

「人形たち~Dear Dolls」
×「Bird Woman」

何故女性が映画を撮るのか? 女性が映画を撮るのはただの遊びなのか?
女性の職業監督は何故少ないのか? 日本映画は性暴力の巣窟なのか?
と問われるときに、私たちは存在するのか?

女性として映画を撮り続けてきた私たちは考えました。
まずは私たちがここに存在することを見て欲しい。…つまり
女性たちの自由と解放を目撃せよ❣

『オンナのカタチ』画像『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』 『Doll Woman』場面画像1『Doll Woman』

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2023年4月8日(土)から池袋シネマ・ロサにて
4月15日(土)から大阪シアターセブンにて1週間公開

INTRODUCTION

人形をモチーフに、生きづらさを感じている女性たちのストーリー。
わたしたちは、まだ、人間になってない。

重いテーマを扱いながらもコミカルな味わいが光り、観終わった後には希望を感じる作品に仕上がっているのは、対立よりも和をもって、この世界をより良くしたいという4人の意志によるもの。

STORY

海上ミサコ監督『怒れる人形』

上司から受けているハラスメントに苦しむ姉サラサ。妹ナズナは怒り、姉がくれた人形「カウボーイのケンジ」になりきり、上司に復讐すべく投げ縄の特訓をする。そんなナズナの目の前に現れたのは……。

2021年に初長編映画『夢幻紳士 人形地獄』(原作:高橋葉介)を全国15都市で公開し、原作ファンからも熱烈な支持を得た海上ミサコ監督作品は『怒れる人形』。『夢幻紳士 人形地獄』から、皆木正純(みなきまさずみ)が出演。紀那きりこ(きなきりこ)がハラスメントに立ち向かう姉役を好演。

『怒れる人形』場面画像1 『怒れる人形』場面画像2

大原とき緒監督『Doll Woman』

人形と暮らす女が、人形と暮らす男と出会う。荒んだ時代のガール・ミーツ・ボーイ。

2021年に製作し、韓国を始め世界の映画祭で女性たちから熱烈なラブコールを受けている短編映画『Bird Woman』を監督した大原とき緒の呼びかけで『人形たち~Dear Dolls』は完成した。
今回のオムニバスの一篇『Doll Woman』は、『ラヂオの時間』(監督:三谷幸喜)で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した髙間賢治を撮影監督に迎え、映画監督でもある廣末哲万(ひろすえひろまさ)が快演。

『Doll Woman』場面画像1 『Doll Woman』場面画像2

併映される短編映画『Bird Woman』は、パンデミックの東京から始まるファンタジー。脚本は『Doll Woman』と共に元ロッテルダム国際映画祭プログラマーのGertjan Zuilhof。撮影監督には国際的にも評価の高い斎藤 文を迎えた。2022年7月に韓国の『プチョン国際ファンタスティック映画祭』のインターナショナルコンペティション部門に選出。オンライン上映された139作品の中から観客が選んだ今年のベスト10作品に選ばれる。

『Bird Woman』場面画像1 『Doll Woman』場面画像2

西川文恵監督『JOMON-わたしのヴィーナス』

将来に悩む11歳の女の子ちひろは、田んぼで手のひらサイズの古代の女性像を見つける。女性像は女に化身し踊り始め、古代の女性の生き様を表現する。ちひろはその姿に生きる道標を見つける。

長編映画『あぜみちジャンピンッ!』を全国公開した西川文恵監督作品『JOMON-わたしのヴィーナス』は、現代音楽&エレクトロミュージックを中心に国内外からも高い評価を受けている作曲家、一ノ瀬響が音楽を担当。ナレーションはブレイク・クロフォード、ダンサーの鈴木美奈子が古代の女神を演じる。

『JOMON-わたしのヴィーナス』場面画像1 『JOMON-わたしのヴィーナス』場面画像2

吉村元希監督『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』

オンナのカタチ、について考える。女らしさとは何か。女性であることとはどういうことか。現実と虚構の間を行き来しながら、監督本人の過去を現在を織り交ぜながら、女性の表象について考察する。

脚本家、映画監督、漫画原作者、女優と多才な才能を発揮する吉村元希監督の『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』には、映画監督・俳優として活躍する福島拓哉と、モデルとして女性誌を中心に広告やCMに出演する田中 玲が出演。吉村も本人役で出演している。

『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』場面画像1 『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』場面画像2
イベント情報

シネマ・ロサでのイベント登壇者

  • 4月8日(土)
    司会:矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)
    海上ミサコ・大原とき緒・西川文恵・吉村元希
  • 4月10日(月)
    『怒れる人形』 奥野みゆ(主演)、紀那きりこ(主演)、飯田まさと(出演)、海上ミサコ(監督)
    『オンナのカタチ』 福島拓哉(プロデューサー&主演)、田中 玲(主演)、吉村元希(監督)
  • 4月12日(水)
    望月衣塑子(東京新聞記者)
    いわさききょうこ(『人形たち』エンディング曲、『Bird Woman』出演)
    『JOMON‐わたしのヴィーナス』 一ノ瀬 響(音楽)、ブレイク・クロフォード(声)、西川文恵(監督)
    『Doll Woman』 髙間賢治(撮影監督)、大塚初枝(出演)、大原とき緒(『Doll Woman』『Bird Woman』監督)

シアターセブンでの舞台挨拶登壇者

  • 4月15日(土)13:45の回上映後 西川文恵 監督、大原とき緒 監督、海上ミサコ 監督
  • 4月16日(日)13:45の回上映後 大原とき緒 監督、海上ミサコ 監督
  • 4月17日(月)14:15の回上映後 海上ミサコ 監督
  • 4月18日(火)14:15の回上映後 『オンナのカタチ』 福島拓哉さん(出演/プロデューサー)、三木万侑加さん(出演)、吉村元希 監督
  • 4月19日(水)14:15の回上映後 『オンナのカタチ』 三木万侑加さん(出演)、吉村元希 監督
CREDIT
『人形たち~Dear Dolls』/2023年/83分/カラー/ステレオ
参加監督:海上ミサコ、大原とき緒、西川文恵、吉村元希
エンディング曲「ヒトトシテ」作詞・作曲・歌:いわさききょうこ
MA:吉方淳二 タイトルデザイン:鈴木規子  プロデューサー:大原とき緒
製作・配給:movies label will

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2023年4月8日(土)から池袋シネマ・ロサにて
4月15日(土)から大阪シアターセブンにて1週間公開

2023/04/05/18:51 | トラックバック (0)
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