映画祭情報&レポート

第0回 神保町映画祭

http://jimbocho-moviefes.jimdo.com/

2014年11月1日(土)、旧東京電機大学跡地にて開催

神保町映画祭とは?

神保町映画祭は「映画づくり」と「街づくり」が融合した新発想の短編自主制作映画コンペティションで、ロケ地交渉などの制作支援を行いつつ「神保町がロケ地」または「神保町を舞台にした」自主制作映画を公募、コンペを通じて才能あふれる若手映画監督を見いだし、共に歩んでいくことを目的にした地域密着型の映画祭だ。
来年2015年の本格的な開催に先立ち、2014年は第0回と位置づけてTRANS ARTS TOKYO2014アーバンキャンプトーキョーホテルのナイトイベントとして開催が決定した。特設した200インチスクリーンで実行委員会が選定した作品を野外上映するほか、会場には屋台があったりキャンプファイヤーがあったりと、入場フリーなイベントとなっている。また、映画祭が開催される11月1日(土)を含めた三日間には、そのまま宿泊可能な都市型キャンプ場も限定オープン(※宿泊には別途料金が必要)。東京のど真ん中にある神田でキャンプをしながら、映画を楽しんでみてはいかがだろうか。
なお、神保町映画祭実行委員では現在、運営ボランティアスポンサーも募集している。興味のある方や参加してみたい方はリンク先の公式ページで確認してみて欲しい。

上映タイトル一覧

『ヒカル或る日突然クビになる』( 24分33秒 )

栗田ヒカルは乙女ゲームのシナリオライター。発注先の上司小久保幸乃にモワッと恋していたりするものの、手も足もださない草食系。そんな幸乃から突然のメールが……。


高橋雅紀 オリジナルの映像作品やオーディドラマを企画・制作・公開まで一手に行う制作チームスタジオランチボックスを主催。仲間とのコラボレーションで作品を作り続けている。公式サイト
受賞歴:山形国際ムービーフェスティバル 村川透監督賞/SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013入選/小田原映画祭入選/東京レズビアン&ゲイ映画祭入選/福岡インディペンデントフィルム・フェスティバル20分部門グランプリ

『春便り(はるだより)』( 5分20秒 )

暖かくなり出したのに、すっかり寝坊した郵便屋は急ぎ街中に「春の便り」を届ける。街の「住人たち」は、手紙を合図に季節の支度をせっせと始める。ところがまだ街の片隅には冬の気配が残る場所があって……。


でんがみ 1986年生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。こどもをテーマにした水彩作品を発表している。公式サイト

『逢魔刻』( 15分/監督によるピアノ生伴奏付き上映 )

2011年4月。空前の大震災を経て咲きほこる一本の桜を、独りの青年が訪れる。そこに縁を結びし魂達との予め失われた宴が始まる。プロットのみのシナリオ無し、ゲリラ的アドリブ撮影で制作された実験作。サウンドトラック付きの通常映像版と生楽器による伴奏のための無声映像版があり、初演時は、サブのプロジェクターに加えて役者二人の一部朗読も行われた。


渡邉 聡 1961年大阪生まれ東京育ち。高校時代から8mmカメラを回しだす。高校教諭、フリーランスデザイナーを経て、現在は雑誌・書籍の編集制作に携わる。仕事の傍ら、主に戦争と人間をテーマに映像作品を自主制作するとともに、並行してピアノ・ドラムス・フルートの演奏活動も行い、近年はそれらをマージする方向も探る。ホッピーと辛いものをこよなく愛するO型水瓶座。

『盲目者たち』( 原題:niewidomi/17分34秒 )

郊外の大邸宅に住む孤独な老身アレクサンドル。彼の元に義理の息子であるマテウシュの代理人と名乗る男がやってくる。男はアレクサンドルにマテウシュが彼の財産相続する意思が無い事を伝え、ただし20年前に死んだ彼の母親の形見を譲渡するように切り出す……。


水谷江里 1984年生まれ。2009年 多摩美術大学映像演劇学科 卒業。2010年から名門ポーランド国立ウッチ映画大学監督科に在籍。在学中に制作した映画『季夏』が第29回ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞

『Futaba』( 2011年/カラーDV/15分 )

恋人百合がパリから戻ってくる!飛行場で待つ若葉の前に現れたのは、百合の双子の姉梨里だった。「百合は来ないよ」「え?」「東京の中のパリの本屋さんって、どこ?」「え?」女の子と男の子のメリー・ゴー・ラウンド=永遠の追いかけっこ。 知り合うことを余儀なくされた男女が“東京の中のパリ”をぐるぐる回る。


大原とき緒 東京造形大学卒業。演劇を主なフィールドとして活動してきたが、2001年に『緑薫・・・』を監督し、映画を撮り始める。夢野久作『瓶詰の地獄』をモチーフにした初めての長編『ナゴシノハラエ』を公開準備中。最も愛する映画監督は、ジャック・リヴェット。

『ある夜の出来事』( 5分 )

とあるサラリーマンが夜、いつものように帰宅すると……。被害者と加害者を一人二役で演じ狂気な一夜を描いたブラックコメディ。


大川晃弘 1982年埼玉県生まれ。映像の制作会社に勤務する傍ら、2014年頃から企画・出演・撮影・編集・監督をたった一人で行う自主制作を始める。現在、テレビ業界の「やらせ」をコミカルに描いたフェイク・ドキュメンタリーを制作準備中。

『土井さんの不幸』( 2009年/カラーHD/16 : 9/15分 )

「人の不幸は、蜜の味……」小説家志望の土井さんは、今日も喫茶店でお客さんの話を盗み聞き、不幸な話をノートパソコンに書き連ねる。しかし想像と裏腹に、不幸な妄想は、店内に「幸せな瞬間」を作ってしまう。


西條雅俊 長野県出身。日本大学芸術学部卒業後、制作した自主制作映画がコンペティションで入賞。2007年作品「恋鎖」が劇場公開。短編「土井さんの不幸」もオムニバス映画の一遍として劇場公開される。

※当日「HAPPY神保町版」上映に向け鋭意制作中

http://jimbocho-moviefes.jimdo.com/

2014年11月1日(土)、旧東京電機大学跡地にて開催

2014/10/10/12:58 | トラックバック (0)
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