ある日、映画を作ることを決めた全盲のミュージシャン・加藤秀幸による映画制作の模様を追いかけたドキュメンタリー。見えない映画監督と見えるスタッフ、それぞれが互いの頭の中にある“イメージ”を想像しながら、映画がつくられていく様子が描き出される。本作『ナイトクルージング』の先行試写会に5組10名様をご招待します。
※上映後に、佐々木誠監督と田中みゆきプロデューサー、主演の加藤秀幸さん、美術家・映像作家の藤井光さんを迎えてのトークイベントを行います。
※試写会後にアンケートのご協力をお願いいたします。
◆会場:東京藝術大学上野キャンパス第1講義室 ( 東京都台東区上野公園12-8 )
◆『ナイトクルージング 試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:3月10日(日)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:https://nightcruising.net/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
見えない監督の映画に、あなたは何を“観る”か?
ナイトクルージング
視覚がなく、光すら感じたことのない全盲の加藤秀幸は、
ある日映画を作ることを決める――
生まれながらの全盲者の映画制作を追うドキュメンタリー
2019年3月30日(土)より アップリンク渋谷ほか全国順次公開
あぁ、見えてない。それがどうした。
視覚がなく、光すら感じたことのない全盲の加藤秀幸は、ある日映画を作ることを決める。加藤は、映画制作におけるさまざまな過程を通して、顔や色の実体、2Dで表現することなど、視覚から見た世界を知っていく。また、加藤と共に制作する見えるスタッフも、加藤を通して視覚のない世界を垣間見る。見えない加藤と見えるスタッフ、それぞれが互いの頭の中にある“イメージ”を想像しながら、映画がつくられていく。
加藤の監督する短編映画は、近未来の宇宙の小惑星を舞台にした、生まれながらに全盲の男と見える相棒が“ゴースト”と呼ばれる存在を追うSFアクション映画。それはまるで、映画制作の現場で浮かび上がる、見える/見えない世界の間に漂う何かとも重なる。
映画監督・佐々木誠と、全盲のミュージシャン・加藤秀幸
僕らの青春は、ジャッキー・チェン。
でもなぜ全盲の彼と映画の楽しさを共有できるのだろう
監督は、本作品の前作である『インナーヴィジョン』、『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』などマジョリティとマイノリティの境界線に焦点を当てた作品を多く手がけてきた佐々木誠。プロデューサーに、障害を“世界をオルタナティブに捉え直す視点”として、『音で観るダンスのワークインプログレス』などのプロジェクトを企画してきた田中みゆき。また、加藤が監督する映画『ゴースト・ヴィジョン』には、『シン・ゴジラ』『バイオハザード』シリーズのプリビズやCGの制作チーム、『ファイナルファンタジーXV』の開発チーム、国内外で活躍する美術家の金氏徹平やミュージシャンのイトケンなど、幅広い分野のクリエイターたちが協力している他、山寺宏一、石丸博也など豪華声優陣、作家のロバート・ハリスもキャストとして参加。前代未聞の映画制作をめぐる冒険ドキュメンタリー。
出演:加藤秀幸,山寺宏一,能登麻美子,神奈延年,金氏徹平,ロバート・ハリス,
小木戸利光,三宅陽一郎,イトケン,しりあがり寿,石丸博也 ほか
企画・製作・配給:一般社団法人being there、インビジブル実行委員会
配給協力・宣伝協力:アップリンク
2018年/日本/144分/16:9/DCP
©一般社団法人being there インビジブル実行委員会