「退屈な郊外」を舞台に、鬱屈した若者の衝動を赤裸々に描いて根強い人気をもつ漫画家・古泉智浩氏の同名漫画を、期待の若手監督・加納隼が映像化した映画『死んだ目をした少年』が、2月21日よりテアトル新宿にてレイトショー公開される。本作の劇場公開を記念したプレイベントがネイキッドロフトで行われる運びとなった。
イベント当日は、原作者の古泉智浩氏、映画評論家の松崎健夫氏、加納隼監督ほかゲストを招き、映画本編や漫画原作に関する話を聞くほか、ゲスト達自身の過去のこじらせた経験が現在の自分にどのように繋がっているのか、などを語ってもらう予定とのことで、過去に死んだ目をしていた人や現在も死んだ目をしている人にはあるある話で盛り上がれるイベントになりそうだ。

• 場所：ネイキッドロフト 公式サイト
• 日時：2月8日12:00 OPEN/13:00 スタート
• チケット料金：前売り1500円/当日2000円(1drink別)
• 出演者：古泉智浩、松崎健夫、加納隼 ほか順次発表予定

中高生の頃、誰しも悩みを抱えながら悶々としていた時期があったのではないだろうか。部活、人間関係、進路、恋愛など様々なことが日常を渦巻いている。本作は淡々と過ぎていく毎日の中で、生きる意味を見出せないでいた思春期の少年の成長を描いている作品だ。切ないけれど、なんだか可笑しい新世代の青春エンタテインメント。

原作は独特のタッチとストーリー展開で根強いファンを持つ人気漫画家・古泉智浩氏の同名コミック（青林工藝舎刊）、また主題歌はMCいつかとDJゴンチによるヒップホップグループ、Charisma.comの書き下ろし『とんがりヤング』！また監督はドキュメンタリー映画『Souda Kyouto He Ikou』でPFFアワードに入選を果たし、オムニバス映画『ヒカリエイガ』の一篇『So-Far』などで高い評価を得た、期待の新人、加納隼。初の長編監督作品ということで期待は高まる。