インタビュー
アダム・トレル(プロデューサー)/『下衆の愛』

アダム・トレル (プロデューサー)
映画『下衆の愛』について【4/6】

2016年4月2日(土)より テアトル新宿ほか全国順次公開

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:わたなべりんたろう)

『下衆の愛』――『下衆の愛』の宣伝のフリーストーンもすごく頑張っています。

アダム フリーストーンは頑張っている。でも他はみんな辞めちゃったんじゃないの。製作委員会は今までずっとやっているから変わりたくない。違うことをやってほしくない。

――後は酔狂な金持ちが映画にお金を出すとかになってしまうのか。実際にいまだにそうやって作られた作品がありますから。

アダム そのシステムも変わらないね。

――監督へのリスペクトが無さすぎですよね。大作になると監督よりも出演者の事務所の力が強くて、監督が現場でコントロールできない時も。

アダム だから監督がクリエイティヴィティを出せないし、さっきから言っている製作委員会の問題も同じ。

――黒澤明さんが『どですかん』での興行的失敗から一念発起して力作『デルス・ウザーラ』を撮り上げ完成させた後に『影武者』で外国版プロデューサーに入ったのはコッポラとルーカスですから。その次の『』はフランスとの合作ですし、日本国内からリスペクトがあって製作体制がもっと良くてもいい。

アダム そうだね。塚本晋也監督も海外からリスペクトが多くあっても『野火』を自主製作したりね。

――2000万円の映画で5000万の興収あったら、海外だったら次の映画は5000万円で作って1億円の興収を目指そう/狙おうとなる。でも日本は1000万円で作って5000万の興収で差額を1000万増やそうとなる。プロデューサーや映画会社が儲けを考えていて監督や作り手を育てる気が無い。低予算の密室劇のスリラー『バウンド』が成功したら次に『マトリックス』みたいなことは日本では起こらない。だからアダムみたいな人は本当に必要。

アダム でも、ぼくはすごく疲れているよ(笑)。

――今はそうかもですが。

アダム 自分が観たい日本映画のためもあって頑張っていて、みんなのために頑張っているばかりでもないんだけど毎日会う人から『自分の映画を海外で売ってください』とか言われてもなあ。疲れるよ(笑)。

――こちらも企画出します(笑)。

アダム わははは。待ってるから出してよ。

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下衆の愛 (2015年/日本/110分/カラー)
監督・脚本:内田英治 プロデューサー:アダム・トレル 音楽:T字路s
出演:渋川清彦,でんでん,忍成修吾,岡野真也,内田慈,津田寛治,木下ほうか,古舘寛治,細田善彦,山崎祥江,
川上奈々美,マツモトクラブ,新井雅人,後藤ユウミ,桜まゆみ,平岡亜紀,谷手人,伊東紅,卯水咲流,松井薫平,
松井理子,小林麻祐子,牛丸亮,森本のぶ,山田ジェームス武
製作会社:サードウィンドウフィルムズ © Third window films
公式サイト 公式twitter 公式Facebook

2016年4月2日(土)より テアトル新宿ほか全国順次公開

2016/04/02/17:34 | BBS | トラックバック (0)
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