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本年度アカデミー賞® 作品賞&脚本賞 Wノミネート
映画賞246ノミネート88受賞(3/19時点)

パスト ライブス/再会

『パスト ライブス/再会』画像 『パスト ライブス/再会』場面画像1

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2024年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

INTRODUCTION

世界中が共感し絶賛!せつなさが溢れる大人のラブストーリー
24年間すれ違った運命の相手とNYで再会の7日間、ふたりの恋のゆくえは――。

ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。ふたりはお互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたふたりは、オンラインで再会を果たし、お互いを想いながらもすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れる。24年ぶりにやっとめぐり逢えたふたりの再会の7日間。ふたりが選ぶ、運命とは――。

本作は、ソウルで初めて恋に落ちた幼なじみのふたりが、24年後の36歳、NYで再会する7日間を描くラブストーリー。物語のキーワードは「運命」の意味で使う韓国の言葉“縁—イニョン—”。見知らぬ人とすれ違った時、袖が偶然触れるのは、前世―PAST LIVES―で何かの“縁”があったから。久しぶりに顔を合わせたふたりは、NYの街を歩きながらこれまでの互いの人生について語り合い、過去自分たちが「選ばなかった道」に想いを馳せる。「もしもあの時、あなたとの未来を選んでいたら—」。この再会の結末に、幾千にも重なった切ない涙が溢れだす――。2024年、映画史に刻まれる新たな傑作が誕生した。

『パスト ライブス/再会』場面画像2 『パスト ライブス/再会』場面画像3

メガホンを取るのは、本作で鮮烈な長編映画監督デビューを飾ったセリーヌ・ソン。監督自身が12歳の時、家族と共にソウルからトロントへ移住し、その後ニューヨークに移った体験を元に執筆したオリジナル脚本は、デビュー作ながら既に各国の映画賞で246ノミネート88受賞(3/19時点)と本年度の賞レースを席巻!ゴールデン・グローブ賞では、作品賞、監督賞、脚本賞、そして主演女優賞を含む5部門へのノミネートを果たした。『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のマーティン・スコセッシなど、映画界を代表する名匠たちと肩を並べたセリーヌ・ソン。まさに彗星の如く現れ、アカデミー賞®作品賞&脚本賞Wノミネートまで、一気にスターダムを駆け上がったフレッシュな才能だ。

主人公・ノラ役には、Netflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール」(19〜)で注目され、声優として『スパイダーマン スパイダーバース』(19)にも参加、アジアンビューティーな魅力を活かしハイブランド・ロエベのモデルも務めるグレタ・リー。幼なじみのヘソン役には、ニューヨークとベルリンで俳優としてのキャリアを重ね、2009年よりソウルを拠点に活躍、「その恋、断固お断りします」(23/Netflix)などに出演し活躍の幅を広げる、ユ・テオが抜擢された。夫・アーサー役には、『キャロル』(15)や『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)などに出演、ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』(20)で主演を務めるジョン・マガロがキャスティングされ、存在感を放っている。

COMMENTARY & REVIEW
『パスト ライブス/再会』場面画像4 『パスト ライブス/再会』場面画像5
  • 素晴らしい傑作!!
    始終、胸がキュンとなり、中盤には張り裂けそうになりながらも、
    ラストではポジティブな力を貰った!
    初恋の話であると同時に、“外”に出ていく人達の生き様でもあり、
    もっと根源的な幾つもの国や言語を超えた世界の人々を紡ぐ、美しい映画。
    ――小島秀夫(ゲームクリエイター)
  • 静けさがむしろ饒舌であること、
    身体的接触がなくとも親密でいられること、
    名前のない愛が距離や時間を越えること。
    それなのに、最後に二人が採った選択こそがこの映画を強くしていた。
    だから、今は心のどこかで前世、そして来世をより信じられる。
    静かで熱い余韻が、柔らかな感傷で満たされた。――濱田英明(写真家)
  • 彼のいないニューヨーク、彼女のいない韓国、互いが傍にいないその場所は
    二人にとってきっと、どこまで行っても異国なのだろう。
    彼女は夜ごとにどんな夢を見ているのだろう。
    そこには彼女しか知り得ない、彼女だけの世界が広がっている。
    ――岩井俊二(映画監督)
  • 美しすぎて 嘘みたいだと思いながら
    とんでもなく響いてしまった
    一度も観たことのない love story――YOU(タレント)
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  • 淡々と美しく季節が移り変わるように描かれるノラとヘソンの 24 年間、
    そのあちこちに自分も感じたことのある苦くてままならない思いが込み上げる。
    2 人の物語は「あったかもしれない未来」なだけだったのか、
    あるいは「まだ続く物語」なのか……。――マキヒロチ(漫画家)
  • 一冊の本を読んだかのように感じました。
    ヘソン、ノラ、アーサーの未来を応援しています。――ナ・イヌ(俳優)
  • 「キスしちゃえ!」「するな!」と何度も叫んでしまいたくなる映画でした。
    理性と感情の間で揺れる不思議なシーンに深く共感しました。
    ――ソン・ハンビン(ZEROBASEONE)
  • この上なく独創的。
    何層にもわたる、この美しさを言葉で説明するのは難しい。
    ただ作品を観に行き、魔法にかかることで夢中になってもらうしかないだろう。――Hollywood Reporter
  •                           
  • 静寂な魔法にあふれている作品。
    語られない言葉の強さ、そして揺るぎない愛の力。――Seattle Times
  • 微妙な感情を丁寧に描いた作品。
    誰かを愛し、失った経験がある人は強く共感できるだろうし、
    ない人にとっては、いつか体験するであろうハートブレイクの心構えとなる。
    ――Time Out
  • 繊細で破滅的に美しい。――IndieWire誌
『パスト ライブス/再会』場面画像8 『パスト ライブス/再会』場面画像9
CREDIT
監督/脚本:セリーヌ・ソン
出演:グレタ・リー,ユ・テオ,ジョン・マガロ
2023年/アメリカ・韓国/カラー/ビスタ/5.1ch/英語、韓国語/字幕翻訳:松浦美奈/
原題:Past Lives/106分/G 
提供:ハピネットファントム・スタジオ,KDDI 配給:ハピネットファントム・スタジオ
Copyright 2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved

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2024年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

2024/04/01/19:09 | トラックバック (0)
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