オレは那覇にある桜坂シネマという古い映画館が大好きであった。
昔でいう二番館みたいな町の小さな映画館である。
桜坂というエリアは詳しくないが、古い飲み屋街で、あまり上品ではない。
しかしながら那覇の昔が偲ばれる風情に満ちた一角だ。
そばに丘があり小さな公園がある。
大きなガジュマルの木の下で日陰にいれば、
ゆるやかな沖縄の風が吹く。
噂には聞いていたが、沖縄映画を撮っている監督がそこを買い取りリニューアルしていた。
すっかり渋谷のミニシアターに変貌した桜坂シネマは
桜坂劇場と名前を変え同じ場所に違う顔をして、やはり映画を上映していた。
←朝日が美しい!海に浮かぶは龍神様か!?
↓助監督・菱沼君の雄姿! 凛々しい!
寂しい気持ちもあるが、
考えてみれば理想でもある。
いや、理想だよな。羨ましいよな。
当てた監督は、やる事が違う。
しかも地域の役に立っている。
いやいや…。
オレは去年の夏にここで映画を見たんだ。
ここで自分の映画をかけてもらいたいと願ったんだ。
叶わない希望だったけど。
次回こそと目標にしてたんだ。
ささやかに。
街の小さな二番館で、こっそり一人旅して
後ろの方から映画を見るのが夢だったんだ。
師走の沖縄は随分と寒かったけど
人がざわつく桜坂劇場は、なんだかいい感じだったなぁ。
あと10日で今年も終わるね…。
(編註:
本文は12/22頃に執筆されたものです)
主なキャスト / スタッフ
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CM・MC日記 その16 E 菱沼康介の丸い卵も切りよで四角
沖縄9日目なのに晴れたのは2日だけ。 うーん、晴れを求めて、日本の南端にまで来たのに。 明日の撮影日は晴れるのか? いや、明日は晴れる! 晴れるはずだ。 そういや、よく現場では雨男だ、晴れ女だという話が出る。 でも60人ぐらいスタッフがいるんだしねぇ。 そこにいる雨を呼ぶ人と晴れを呼ぶ人の比率で決まるのかね? 雨人28:晴人32で晴れたとか。 個人的に能力差あるとして、その強さを考慮せなならぬか。 結局、天気って局地的だから、とか、なにか説明つかないのかしら。 タイには職業として雨を降らす人がいる祈祷師らしき人がいるらしいのだが。 なんにしろ天気に翻弄され続けるのが人生か。 せめて諦めずに晴れる、と祈っておこう。 ダメな時のスケを考えつつも。
Tracked on 2005/12/27(火)19:34:36
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Tracked on 2006/03/17(金)18:17:00