CFディレクター/映画「MASKDE41」監督
デジカメに凝り始めたこともあり
村上淳君の後輩の俳優・本多章一君とフォトセッションを下北沢でする。
このシリーズはいつまで続くかわからないが、不定期に続け、
DECADEのHPでデジタル写真舘みたいな感じで随時発表していきたい。
写真=カメラはとてもパーソナルな機械だから、またこれはこれで面白い。
普段 カメラマン任せ(と言えば聞こえがよいが、
演出してると余裕がないだけ)なものだから、
自分でアングルやレンズをの長さを決めるのは当たり前だが自己責任だ。
本音を言えば、もっと長いレンズが欲しいのだが
今のオレの技術ではたくさんの機材は使いこなせない。
しかも ノーライトで暗ければスローシャッターあるいはストロボ……
と決めてるから 天気悪ければ悪くしか撮れない。
それもまたいいかな、と思う。
だって仕事でやってるわけじゃないし、
趣味とは違うインディーズの範囲だから。
まず 身軽、だ。オレと被写体のみ。
事前にロケハンするわけでもなく、歩く。撮る。
今回も何枚か気に入ったショットが撮れたようだ。
近くの小さなマニアックな中古レコード屋で何枚かCDを買う。
領収書くださいって言ったら『レコード代でいいすか?』と言うので『いいすよ』と答える。
彼にとってはレコード、がプライオリティ強いんだな。
その中の一枚……
アレン・ギンズバーグのハミングみたいな朗読みたいのをかけてたら、
風がバァーって吹いて部屋の向かいの家の桜がふらふらふら……と舞った。
まるで雪のように。
それはそれは綺麗でした。都会らしい春でした。
主なキャスト / スタッフ
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