CO2映画上映展
第5回フィルム・エキシビジョン in OSAKA
大阪・梅田HEP HALLにて、
2月26日(木)~3月1日(日)の四日間開催!
関西から新しい映画人を!
今年で五回目を数えることとなった「シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(略称CO2)」は、これまでに製作資金の助成とスタッフワーク等のサポートにより新作映画を数多く生み出してきた。「エドワード・ヤン記念アジア新人監督大賞」受賞となった「ガール・スパークス」の石井裕也監督や、全国で公開された「ジャーマン+雨」で日本映画監督協会新人賞を獲得し、松山ケンイチ×麻生久美子主演の最新作「ウルトラミラクルストーリー」(6月公開)で早くもメジャー・シーンへと名乗りを上げた横浜聡子監督など、地方発の映画祭ながらも優れた才能を輩出していることで知られている。
そのCO2の支援を受け、今後の活躍が期待される未発掘監督が腕を振るう5作品を披露する「上映展」が今年も開催されることとなった。
ただ上映するだけの映画祭なんてつまらない!
これまでCO2が実行してきた上映展の特徴は、ミュージシャンやダンサーなど様々なアーティストの参加を呼びかけた、「ロックフェス」のような「映画フェス」。
今年は世界的なロック・ミュージシャンのジム・オルークと、世界のアートフェスで引っ張りダコのメディアアート・パフォーマンス「ドラびでお」こと一楽儀光によるセッションライブや、<伝説的映画監督>として多くのリスペクトを受ける原将人による、7年ぶりの新作上映では8ミリフィルムの3台同時映写による全く新しい映像体験を、さらには世界中のTVマンから敬愛される元NHKディレクター佐々木昭一郎による国際賞を総ナメにした1980年のTV作品「四季・ユートピア」をスクリーン上映+監督トーク、マンガ家タナカカツキがブルーレイの限界に挑戦した超高画質CGアニメーション「ALTOVISION」、そしてトークゲストには青山真治、束 芋、万田邦敏、沖島勲、七里圭と、作品上映以外にも注目の企画が特盛りの刺激的な4日間となっている。
チケット
前売券:全日券/3,200円 一日券/1,200円 当日:一日券/1,500円
チケットぴあ(0570-02-9999[Pコード:460-479])にて発売中。
※1日券は日付指定無し。※全席自由、入れ替え無し。
大阪・梅田HEP HALLにて、
2月26日(木)~3月1日(日)の四日間開催!
2/26 (木) |
16:00【オープニングアクト】 惑星COUNTDOWN ドラびでお×CO2 16:05~17:50【オープン・コンペ部門】 『チェーンソー・メイド』『愛の部屋』『少年少女』『微温』 18:05~19:05【特別上映】 凸凹惑星OSAKA 19:05~19:25【スペシャルパフォーマンス】 ・凸凹惑星LIVE ・ドラびでお×ジム・オルーク×康浩郎 19:40~21:00【企画制作部門】 『そうなんだ』 監督:水藤友基 21:00~21:20 監督トーク:水藤友基×平澤竹識 |
2/27 (金) |
16:00~17:15【オープン・コンペ】 『紺野さん』『はじまりはまつ毛の先から』『おじいちゃんスキップ!』『黄昏ガールズ』 17:25~17:55【トークセッション】 先輩、デビューを語る 佐々木昭一郎×青山真治 17:55~19:25【特別上映】 『四季・ユートピアノ』 監督:佐々木昭一郎 19:40~21:10【企画制作部門】 『ある光』 監督:高橋明大 21:10~21:30 監督トーク:高橋明大×七里圭 |
2/28 (土) |
14:00~15:10【企画制作部門】
『それは、それ』 監督:甲斐博和 15:10~15:30 監督トーク:甲斐博和×沖島勲 15:45~16:15ワークショップ作品】 『打上げ花火』『ブカブカさん』『小さなネズミの行列が・・』 16:15~17:25【オープン・コンペ部門】 『シェルター』『時の灰』『空気に殺される』 17:45~19:15【特別上映】 『マテリアル&メモリーズ』 監督:原将人 19:30~21:10【企画制作部門】 『こんなに暗い夜』 監督:小出豊 21:10~21:30 監督トーク 小出豊×万田邦敏 |
3/1 (日) |
14:00~15:20【オープン・コンペ部門】 『グレートジャーニー』『スパイの舌』『Say Goodbye』 15:30~15:50【特別上映】 海外ハイブリッド・アニメーション 15:50~16:20【トークセッション】 先輩、デビューを語る 束芋×七里圭 16:30~17:45【企画制作部門】 『脚の生えたおたまじゃくし』 監督:前野朋哉 17:45~18:05 監督トーク 前野朋哉×沖島勲 18:15~18:55【特別上映】 『ALTOVISION』ほか 監督:タナカカツキ 19:10 各賞発表&授賞式 19:45 受賞作品上映 |
厳正な選考をくぐり抜けた5人の才能が、CO2と共に作り上げた新作映画。この中から新しい日本のスタンダードが生まれるかもしれない!
青山真治(映画監督)、佐々木昭一郎(演出家)、ジム・オルーク(ミュージシャン)の三人が最終審査委員を務める。
『そうなんだ』
水藤友基監督作品
出演:柳英里紗(「天然コケッコー」)、小根山悠里香(「14歳」)ほか
【そうなんだ】 ソウナンダ ……(1)納得を表わす間投詞 (2)拒絶を表わす間投詞 (3)意思表示を避けるための間投詞 (4)五人の女子高校生が学校をサボってアイドルのコンサートのチケット予約をしているシーンから始まる映画の題名。
上映後 監督トーク:水藤友基×平澤竹識(「映画芸術」編集部)
『ある光』
高橋明大監督作品
出演:戸田昌宏(「チーム・バチスタの栄光(TV)」)ほか
ある女が死んだ…。彼女は名前だけが残り、もうその身体に光があたることはなかった。そして…。前年度オープン・コンペ最優秀監督が描く「光について」 もしくは、「いきづまった文明の中で生き残ってしまった者たちの祝祭」
上映後 監督トーク:高橋明大×七里圭(映画監督)
『それは、それ』
甲斐博和監督作品
出演:大鷹明良(「くりいむレモン」)ほか
闘病していた妻は浮気の末に死去。葬儀を逃げ出した夫はタクシーに乗ってさらに逃避。残された娘は蒸発した姉とも連絡取れず…。不埒な人間達の懸命な人生の瞬間を、終秋のある長い一日をもって描く、悲しくも可笑しい物語。
上映後 監督トーク:甲斐博和×沖島勲(映画監督)
『こんなに暗い夜』
小出豊監督作品
出演:宮本りえ(モデル)ほか
倫子は石女。アクツも石女。倫子は、愛人と不妊の愛犬を巡り、アクツによる黒い罠にかけられる。オンナたちは、真っ暗な東京の夜を真っ逆さまに堕ちて行く。
上映後 監督トーク:小出豊×宮本りえ(主演・モデル)×万田邦俊(映画監督)
『脚の生えたおたまじゃくし』
前野朋哉監督作品
出演:夏生さち(「14歳」)ほか
憧れのあのコは<処女>なの?<非処女>なの?中学生の妄想宇宙が大爆発!童貞少年とヤンキー少女の恋の行方は?大阪芸大出身の監督が描く、どうしようもないの初恋エレジー。
上映後 監督トーク
前野朋哉×沖島勲(映画監督)
チケット
前売券:全日券/3,200円 一日券/1,200円 当日:一日券/1,500円
チケットぴあ(0570-02-9999[Pコード:460-479])にて発売中。
※1日券は日付指定無し。※全席自由、入れ替え無し。
大阪・梅田HEP HALLにて、
2月26日(木)~3月1日(日)の四日間開催!
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