緑魔子伝説
いま蘇える伝説の女優、緑魔子。
ゴールデン・ウイークのシネマヴェーラ渋谷に降臨!
トークショー:5月2日(土)17:10~
ゲスト:緑魔子氏、木全公彦氏(映画評論家)
活弁上映会:5月15日(金)11:00~、20:00~
作品:G.W.パプスト監督『パンドラの箱』 弁士:佐々木亜希子氏
料金:一般2,000円、会員・シニア1,700円、学生1,500円
ヴェーラ古典クラブ第1回:5月9日(土)11:00
作品:マーク・サンドリッチ監督『トップ・ハット』 料金:1,000円均一
料金
一般:1400円 シニア・会員:1000円 大学高校生:800円 中学生以下:500円
最終回割引:各料金から200円引き 各回二本立て、入れ替えなしの上映
http://www.cinemavera.com/
2009年5月2日(土)~5月22日(金)まで開催
5/2(土) | 『かも』(81分)[ 11:00 / 14:05 / 18:00 / 21:05 ] 『生まれかわった為五郎』(87分)[ 12:30 / 15:35 / 19:30 ] 17:10 トークショー (40分) |
|
5/3(日) | 『やさしいにっぽん人』(118分)[ 11:00 / 14:50 / 18:40 『カモとねぎ』(92分)[ 13:10 / 17:00 / 20:50 |
|
5/4(月) | 『日本人のへそ』(102分)[ 11:00 / 14:30 / 18:00 『まむしと青大将』(91分)[ 12:50 / 16:20 / 19:50 |
|
5/5(火) | 『にっぽん泥棒物語』(117分)[ 11:00 / 14:45 / 18:30 『吹けば飛ぶよな男だが』(91分)[ 13:05 / 16:50 / 20:35 |
|
5/6(水) | 『かも』(81分)[ 11:00 / 14:10 / 17:20/ 20:30 『カモとねぎ』(92分)[ 12:30 / 15:40 / 18:50 |
|
5/7(木) | 『まむしと青大将』(91分)[ 11:00 / 14:45 / 18:30 『にっぽん泥棒物語』(117分)[ 12:40 / 16:25 / 20:10 |
|
5/8(金) | 『生まれかわった為五郎』(87分)[ 11:00 / 14:30 / 18:00 『日本人のへそ』(102分)[ 12:35 / 16:05 / 19:35 |
|
5/9(土) | 『トップハット』(99分)[ 11:00 ] 『喜劇 深夜族』(87分)[ 13:00 / 16:15 / 19:30 ] 『大悪党』(93分)[ 14:35 / 17:50 / 21:05 ] |
|
5/10(日) | 『あらかじめ失われた恋人たちよ』(123分)[ 11:00 / 14:40 / 18:20 ] 『帰って来たヨッパライ』(80分)[ 13:10 / 16:50 / 20:30 ] |
|
5/11(月) | 『二匹の牝犬』(91分)[ 11:00 / 14:15 / 17:30/ 20:45 『御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判』(84分)[ 12:40 / 15:55 / 19:10 |
|
5/12(火) | 『かも』(81分)[ 11:00 / 14:45 / 18:30 『あらかじめ失われた恋人たちよ』(123分)[ 12:30 / 16:15 / 20:00 |
|
5/13(水) | 『吹けば飛ぶよな男だが』(91分)[ 11:00 / 14:20 / 17:40/ 21:00 『大悪党』(93分)[ 12:40 / 16:00 / 19:20 |
|
5/14(木) | 『やさしいにっぽん人』(118分)[ 11:00 / 14:40 / 18:20 『喜劇 深夜族』(87分)[ 13:05 / 16:45 / 20:25 | |
5/15(金) | 『パンドラの箱』(132分)[ 11:00 / 20:00 ] 『帰って来たヨッパライ』(80分)[ 13:30 / 16:40 ] 『二匹の牝犬』(91分)[ 15:00 / 18:10 ] |
|
5/16(土) | 『非行少女ヨーコ』(85分)[ 11:00 / 14:10 / 17:20/ 20:30 『僕は天使ぢゃないよ』(86分)[ 12:35 / 15:45 / 18:55 |
|
5/17(日) | 『吾輩は猫である』(116分)[ 11:00 / 14:40 / 18:20 『盲獣』(84分)[ 13:05 / 16:45 / 20:25 |
|
5/18(月) | 『日本妖怪伝 サトリ』(100分)[ 11:00 / 14:35 / 18:10 『日本一の断絶男』(94分)[ 12:50 / 16:25 / 20:00 |
|
5/19(火) | 『御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判』(84分)[ 11:00 / 14:10 / 17:20 『非行少女ヨーコ』(85分)[ 12:35 / 15:45 / 18:55 |
|
5/20(水) | 『大悪党』(93分)[ 11:00 / 14:25 / 17:50 『日本一の断絶男』(94分)[ 12:40 / 16:05 / 19:30 |
|
5/21(木) | 『僕は天使ぢゃないよ』(86分)[ 11:00 / 14:40 / 18:20 『吾輩は猫である』(116分)[ 12:35 / 16:15 / 19:55 |
|
5/22(金) | 『盲獣』(84分)[ 11:00 / 14:20 / 17:40/ 21:00 『日本妖怪伝 サトリ』(100分)[ 12:30 / 15:50 / 19:10 |
かも(ニュープリント) ( 公開:1965年 )
監督:関川秀雄 主演:梅宮辰夫、大原麗子、北原しげみ、原知佐子梅宮辰夫・緑魔子のコンビによる"夜の青春"シリーズ第四作。クラブ・ブルースターの沢田は、ホステスの恵美子やウェイトレスのゆき、女工あがりの則子など、女を次々に誘惑してはバーやキャバレーで働かせ、莫大な金を得ていた。しかし、別れた内妻・むつが沢田の行状をブルースターの社長に密告したことから歯車が狂い始め…。女をかもにして生きる男を主人公に、大都会の裏側で逞しく生きる男と女の姿を描く。
盲獣 ( 公開:1969年 )
監督:増村保造 主演:船越英二、千石規子ファッションモデルの島アキは、展覧会で彼女がモデルとなった彫像を愛おしそうに撫でる奇妙な男を見かける。アキは盲目の彫刻家であるその男の策にはまって誘拐され、目や口、鼻、乳、などのオブジェが四方を取り囲んだ彼の異様なアトリエに監禁されてしまった。はじめは抵抗して脱走を試みたアキだったが、道夫の愛を受け止めたときから二人は極限の愛の世界に足を踏み入れることに。
二匹の牝犬 ( 公開:1964年 )
監督:渡辺祐介 主演:小川真由美、杉浦直樹、宮園純子、北原しげみ売れっ子トルコ嬢の朝子は稼ぎを株式で運用し、金が貯まった暁には美容院を開くという夢を持っていた。ところがあるとき腹違いの妹・夏子がやってきて、順調だった朝子の人生が狂い始める。姉を裏切ることも厭わないしたたかな妹を、確かな存在感を放ち演じる緑魔子のデビュー作。姉妹が繰り広げるキャットファイトは見もの!杉村春子を除く文学座の面々が全員でユニット出演し脇を固めている。
にっぽん泥棒物語 ( 公開:1965年 )
監督:山本薩夫 主演:三國連太郎、佐久間良子、伊藤雄之助、江原真二郎、市原悦子、千葉真一、西村晃、北林谷栄人々が劇的なインフレにさらされ、時はまさに泥棒時代と呼ぶにふさわしい戦争直後の日本。蔵破りの達人である義助は盗みで失敗して警察に追われ、逃走中に列車の転覆事故を目撃する。逮捕され刑期を終えた義助は悪行から手を引き、平穏な生活を送り始めるが…。実際に起きた「松川事件」を下敷きに、コメディと法廷劇を織り交ぜながら展開されるドラマから目が離せない。
非行少女ヨーコ ( 公開:1966年 )
監督:降旗康男 主演:谷隼人、大原麗子、荒木一郎、東野孝彦、城野ゆき実話を元にした降旗康男監督のデビュー作。家出して新宿を彷徨うヨーコは、予備校生のジロウと知り合う。ヨーコに惚れていながら、なにもできない気の弱いジロウに苛立つヨーコ。そんなヨーコの夢の土地、それはジロウと一緒に観た映画に出てきた太陽が強烈に照り付けるサントロペだった。ある日、父親から貰った三十万円を持ってやって来たジロウは、サントロペへ行こうとせがむヨーコに負け、二人はヨーロッパ行きの貨物船に乗り込むのだった。
吹けば飛ぶよな男だが ( 公開:1968年 )
監督:山田洋次 主演:なべおさみ、有島一郎、ミヤコ蝶々、犬塚弘、佐藤蛾次郎、芦屋小雁、上方柳太、上方柳次、石井富子、曽我廼家一二三、佐山俊二、石橋エータロー、安田伸、石井均、小沢昭一神戸のチンピラ・サブは、騙した田舎娘・花子の不幸な境遇を知り、いつしか彼女を愛するようになる。しかし花子は他の男の子を妊娠しており、自暴自棄になったサブはチンピラを刺して拘置所送りになってしまう。面会に来た花子と将来を誓いあったサブだったが、彼の出所を待っていたのは花子の哀しい死だった。チンピラと田舎娘の恋のほろ苦い結末が胸を打つ、山田洋次監督初期の代表作。
大悪党 ( 公開:1968年 )
監督:増村保造 主演:田宮二郎、佐藤慶、倉石功、内田朝雄、北村和夫、早川雄三、森矢雄二、伊東光一、井上大吾、三夏伸、谷謙一、小山内淳、中条静夫、西條美奈子街のヤクザ・安井に犯され、監禁された挙げ句に売春を強要されてしまった芳子。弁護士の得田に助けを求めるが、彼は芳子を弁護するどころか「自分が弁護すれば無罪になるから」と言って、安井殺害のための手ほどきをする悪徳弁護士だった…。男と女が騙し騙され、息もつかせぬ逆転劇が繰り広げられる。本当の「大悪党」とはいったい?
カモとねぎ ( 公開:1968年 )
監督:谷口千吉 主演:森雅之、山岡久乃、高島忠夫、小沢昭一、砂塚秀夫、東野英治郎スマートな仕事ぶりが自慢のサギ師トリオが、せしめた300万円を謎の女に横取りされる。どうにかその女の居場所を突き止めた三人であったが、ワケありのその女・麻美の押しの強さに負け、一緒に仕事をすることに。表情もファッションもくるくる変わる緑魔子のキュートなコメディエンヌぶりに負けじと、森雅之もダンディでお茶目なキャプテン役で魅せる贅沢な一本!
帰って来たヨッパライ ( 公開:1968年 )
監督:大島渚 主演:加藤和彦、北山修、端田宣彦、佐藤慶、車大善、渡辺文雄、殿山泰司、小松方正、戸浦六宏、足立正生、上野堯「天国よいとこ一度はおいで…」。大ヒットを記録したフォーク・クルセイダーズの同名曲をモチーフに作られた、大島渚による異色アイドル映画。大学最後の思い出に日本海へ遊びに来た悪友3人組は、泳いでいる隙に衣服を盗まれ、銭湯で出会った魅力的なネエちゃんに勧められ他人の服を着ることに。しかし銭湯を出た途端、見知らぬ青年にピストルで脅されて…。
日本一の断絶男 ( 公開:1969年 )
監督:須川栄三 主演:植木等、なべおさみ、高橋厚子、藤岡琢也、千秋実、人見きよし、飯田蝶子、市川和子、橋本功、小松政夫、富田仲次郎、熊倉一雄、北竜二、佐田豊、中山豊、桐野洋雄、二瓶正也、ハナ肇、藤木悠、清水元、谷啓、春川ますみ、安田伸、向井淳一郎、広瀬正一、辻村真人、二見忠男、奥村チヨ植木等主演“日本一”シリーズの第7作。広告会社から食品メーカーの部長、インチキ経営セミナーの主催と次々に転身しては成功していく調子のいい男・日本一郎。セミナーに乗り込んできたヤクザに見込まれ、兄弟盃をかわして組の客人になることに。出入りに駆り出された一郎が逃げ込んだ工場で、ひょんなことから発明家の実験を助けることになり…。ヤクザ映画のパロディを満載した爆笑コメディ。
喜劇 深夜族 ( 公開:1969年 )
監督:渡辺祐介 主演:伴淳三郎、高松しげお、藤岡琢也、財津一郎、早瀬久美昼は店員、夜は父親に内緒でコールガールをやっている幸子だったが、実は父・平三もまた娘に守衛と偽り、ポン引き業に精を出していた。ある日、しぶしぶ弟子にした久一が警察に捕まり、平三は身代わりとなって刑務所に入る。師匠の思いに感激した久一は、新しい女を用意して平三の出所を待っていたが、その女とは実は…。深夜にうごめく人々の泣き笑いを描く、お色気ホームドラマ。
あらかじめ失われた恋人たちよ ( 公開:1971年 )
監督:清水邦夫、田原総一朗 主演:石橋蓮司、桃井かおり、加納典明、岩渕達治、内田ゆき、正城睦子、カルメン・マキ、蟹江敬三、蜷川幸雄物寂しい日本海の町で青年が出会ったのは、マシンガンのように言葉を放つ青年とは対照的な唖の男女二人組。二人に惹かれた青年は彼らと行動を共にするようになるが、次第に以前のような饒舌さを失っていき…。ワンシーン出演だが、緑魔子扮する狂気の女が石橋蓮司を追いかけまわす図は見逃せない。「あたしって、愛情が強すぎるのかしら?」
やさしいにっぽん人 ( 公開:1971年 )
監督:東陽一 主演:河原崎長一郎、伊丹十三、伊藤惣一、石橋蓮司、蟹江敬三、寺田柾、横山リエ東京で自動車の修理工をしているシャカは、幼いころ渡嘉敷島で起きた集団自決から生き延びた過去を持つが、その記憶を失くしている。そのため自身の言葉で自分を語れない彼を、同僚は「引用野郎」と批判する。一方、恋人のユメも自らの言葉を失いかけていて…。劇中で口ずさまれる、緑魔子のすべてを包み込むような歌声が味わい深い。
生まれかわった為五郎 ( 公開:1972年 )
監督:森崎東 主演:ハナ肇、財津一郎、殿山泰司、都家かつ江、北林谷栄、三木のり平国民的人気番組「ゲバゲバ90分」のキャラクター・為五郎をハナ肇が演じるドタバタ喜劇シリーズ第五弾。セールスマンの犬丸とホステスのシカ子の仲を取り持った口入れ屋の為五郎は、シカ子の父・ヤクザの徳一の足抜けを助けたことから半殺しの目に遭ってしまう。犬丸とシカ子に命を救われた為五郎は、労務者を騙す花田に一矢報おうとするが…。森崎東特集での上映が記憶に新しい一本を、緑魔子本人からのリクエストを受け再度上映!
日本妖怪伝 サトリ ( 公開:1973年 )
監督:東陽一 主演:河原崎次郎、山谷初男、佐藤慶、吉行和子、渡辺文雄、織本順吉、下川辰平、蟹江敬三、石橋蓮司相手の考えを次々に言い当て、考えることがなくなればその人間をとり殺すという妖怪・サトリ。水族館で働くあやは、サトリが自分の恋人を殺したという考えを振り払うことが出来ないでいたが、サトリはことあるごとにあやの前に現れ…。静かで靄のかかった世界を見つめる緑魔子の虚無的な瞳が印象深い。
御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判 ( 公開:1974年 )
監督:井上芳夫 主演:勝新太郎、西村晃、成田三樹夫、小池朝雄、高橋悦史小池一夫の同名劇画を原作とするエロチック時代劇シリーズ最終作。江戸城のお堀端に若い女の幽霊が出るとの噂を聞いた北町奉行所隠密廻り同心“かみそり半蔵”こと板見半蔵は、御金蔵から盗んだ小判を詰めた竹槍をお堀に投げ入れた何者かが、めくらましとして幽霊を仕立てたに違いないとにらむが、そこから老中・堀田と悪徳検校という権力者の悪行が明らかになり…。
吾輩は猫である ( 公開:1975年 )
監督:市川崑 主演:仲代達矢、波乃久里子、伊丹十三、岡本信人、島田陽子、岡田茉莉子、篠ヒロコ、篠田三郎、前田武彦、左とん平、三波伸介、神山繁、樋浦勉、春川ますみ、上原ゆかり、辻萬長、蟹江敬三、海野かつお、岡田英次、遠藤征慈、七尾伶子、井上れい子、西木裕行、磨のぼる、小倉一郎胃弱の英語教師・苦沙弥の家で飼われている元野良猫“我輩”の視点から、苦沙弥の妻君、姪の雪江、人を煙に巻くのが趣味の美学者の迷亭、奇妙な研究ばかりしている理学士の寒月など、苦沙弥をとりまくとぼけた人間達の日常を描く。ある日堅物の寒月が実業家の娘・富子に恋をしたことからドタバタ劇が始まり…。夏目漱石の小説のとりとめのない世界観を市川崑が見事に映画化した。
まむしと青大将 ( 公開:1975年 )
監督:中島貞夫 主演:菅原文太、川地民夫、悠木千帆、金子信雄、坊屋三郎通称・ゴロ政と不死身の勝コンビの好評アクション喜劇映画"まむし"シリーズ第9作。久々にシャバに出て来たゴロ政。ひょんなことから知り合った麻雀イカサマ師の健と沙織が全日本麻雀大会に出場することになるが軍資金がない。金を手に入れるため、政は政神会一家の親分になっていた弟分・不死身の勝と組んで政神会一家の上部組織である東邦連合会から三千万円を横取りし、健と沙織は大会に出場。しかし政と勝は東邦連合会に捕われ…。
日本人のへそ ( 公開:1977年 )
監督:須川栄三 主演:佐藤蛾次郎、草野大悟、なべおさみ、三谷昇、小松方正、東てる美、熊倉一雄、ハナ肇、美輪明宏井上ひさしの処女戯曲を映画化した入れ子構造のミュージカルミステリー。とある教授が吃音に悩む患者たちの治療法として、浅草のストリッパー・ヘレン天津の人生劇上演を提案する。ところが劇中、教授が刺される事件が起きて…。田舎を捨てた少女がストリッパーを経て代議士の愛人へと登り詰めていく、緑魔子のシンデレラストーリー。美輪明宏とのラブシーンも見どころのひとつ。
僕は天使ぢゃないよ ( 公開:1977年 )
監督:あがた森魚 主演:あがた森魚、斉藤沙稚子、横尾忠則、大瀧詠一、桃井かおり、泉谷しげる、鈴木慶一、三上寛、友部正人、岡本喜八漫画雑誌「ガロ」に連載されていた林静一の「赤色エレジー」を映画化。漫画家志望のイラストレーター・一郎は、恋人の幸子と四畳半のアパートで同棲している。明けても暮れても貧乏で、諍いと仲直りを繰り返す若い二人の生活は、やがて親の死、仕事、結婚という現実に追い立てられて…。「愛は愛とて何になる…」。明日への希望を探してもがく若者たちを演じた豪華キャストに注目。
活弁上映会 パンドラの箱(DVD) ( 公開:1929年 )
監督:ゲオルグ・ヴィルヘルム・パプスト 主演:ルイーズ・ブルックス、フリッツ・コルトナー、フランツ・レーデラー、カール・ゲーツ、クラフト・ラーシヒ、アリス・ロバーツ魔性の女・ルルはシェーン博士と愛人関係を結びながら、その息子で作曲家のアルヴァをも誘惑していた。シェーン博士と結婚したルルは彼を殺し、アルヴァとともにロンドンに逃亡するが…。伝説の映画女優ルイーズ・ブルックス。大きな瞳と黒髪のショートボブという彼女のファム・ファタールとしての不滅のイメージを決定づけたのが本作品である。
料金
一般:1400円 シニア・会員:1000円 大学高校生:800円 中学生以下:500円
最終回割引:各料金から200円引き 各回二本立て、入れ替えなしの上映。
http://www.cinemavera.com/
2009年5月2日(土)~5月22日(金)まで開催
主なキャスト / スタッフ
特集上映情報総合トップページ
- 各シアター情報トップページ
- | ラピュタ阿佐ヶ谷
- | 新文芸坐
- | シネマヴェーラ
- | アテネ・フランセ文化センター
- | 国立映画アーカイブ(元フィルムセンター)
- | 神保町シアター
- | 池袋シネマ・ロサ
- | 上映情報 PickUp