~新春特別企画~

2009年度マイ・ベストムービー【2/2】

おさかひろみ 鎌田絢也 佐野亨 鈴木並木 富田優子

 寺本麻衣子 夏目深雪 藤澤貞彦 古川徹 若木康輔


母なる証明 (幻冬舎文庫) (文庫)寺本 麻衣子

  • 『母なる証明』(ポン・ジュノ監督
  • 『ライブテープ』(松江哲明監督
  • 愛のむきだし』(園子温監督

2009年に見た映画の中で、超個人的な好みを大幅に加味して選んだベスト3です。
『母なる証明』を見た時、それまで見ていた2009年の映画のほとんどが吹き飛んでしまいました。映画史に残る一本に違いない。
2009年に映画館で見た最後の映画は『ライブテープ』。観るたび映しとられている“2009年1月1日”を何度も生きることができるのに、その日は2度と帰ってこないことも思い知らされて何だか切ない。街の人だけでなく音も前野健太さんの歌と共存していて見事だし、歌と監督の仕掛けに引き寄せられて生まれた沢山の“奇跡的な瞬間”も素敵。ことあるごとに「生きていかなきゃね」とつぶやいてしまう今日この頃です。2010年、最初に見て泣いた映画もこれでした。
愛のむきだし』。崇高で低俗で、圧倒的。

さらに7本を加えるならば、全体に漂うセンチメンタルと頭のいい構成、音楽にヤラれてしまった『あんにょん由美香』(松江哲明監督)、見終わって5分後に涙が出た『ディア・ドクター』(西川美和監督 ▶レビュー)、マイノリティを繊細に描いた『大阪ハムレット』(光石富士朗監督 ▶レビュー)、極上の短編小説のような味わいの『扉をたたく人』(トーマス・マッカーシー監督)、とんでもなくドラマチックな会話シーンの連続と映画への深い愛情に揺さぶられた『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ監督)、『戦場でワルツを』と一緒に観てほしいという思いも込めて『キャラメル』(ナディーン・ラバキ監督)を。

2010年は、もっと書きたい! というか、もっと書きます!(宣言) 映画のことを素敵に表現できるように精進しますので、よろしくお願いいたします。

湖のほとりで [DVD]夏目 深雪

劇場公開作品に限ったベスト10。映画祭公開作品ベスト10を作りすでに個人ブログにアップしている。相対的な順位は実は映画祭上映作品の方が高いのだが、何よりも両者を較べると、劇場公開作品リストはコンセプトがはっきりしているというか、複雑というよりはシンプル、一言で「こういう映画」とまとめやすい映画が多いような気がする。逆にいうとそういう映画でないと日本で劇場公開するのが難しい時代になっているのかもしれない。映画祭上映作品ベスト10の上位に挙がっているような、「呑み込みにくい」映画の良さとはまた違うが、その潔さが美しい10本について以下は思いつくまま(とはいっても、INTROやブログに書いていないもののみ)。

湖のほとりで』 老い、障害、親子という重いテーマが複雑に絡み合った作品だが、常に既に死者である美少女アンナの眼差しから照らし出されているような透明感が作品に類稀なる美しさを与えている。結果、人間の限界への潔い諦念とともに観客は深遠かつ厳かな希望を抱くことができる。
縞模様のパジャマの少年』 今年も『愛を読む人』などナチス・ドイツがテーマとなった作品はいくつかあったが、その中でもひたすら衝撃的な一作。今まで作られたナチスものの中でも、観客自身がナチス・ドイツと無関係でいられなくなる仕掛けは最も周到で、有無を言わさず、それだけでも評価に値する1本。
シリアの花嫁』『レイチェルの結婚』 は花嫁ものということで。どちらも女性の視点と男性の視点の混合、交錯(監督のエラン・リクリスとスハ・アラフ共同脚本の『シリアの花嫁』、監督ジョナサン・デミ、脚本ジェニー・ルメットの『レイチェルの結婚』)がポイントではないかと思う。花嫁が、型どおりに描かれる部分と女性らしいリアルな視点から描かれる部分が両立し、そのふわふわとした浮遊感が魅力的。どちらの話も、ストーリーの中心に結婚式が据えられているものの、決して花嫁が主人公ではなく姉妹や家族それぞれの葛藤などを追った群像劇であること、花嫁が異民族に嫁いでいくところも奇しくも共通している。今までのしがらみや育った家族のもとを去り、新しい人生を築き上げるために嫁いでいく両花嫁の美しい潔さに痺れた。
路上のソリスト』はコラムニストが路上のソリストに対して全くもって無駄なことをしたように描かれていて、そこがいいと思った。『ロルナの祈り』はロルナを演じたアルタ・ドブロシの現代的でいて肉感的な美しさと、彼女が一瞬「計画」を裏切ったことにより、袋小路に嵌ってしまう、その肉体の悲しさみたいなものがよく表現されていていいと思った。

藤澤 貞彦

1位『ポー川のひかり』 本の世界に埋もれることのみにしか興味がなくなってしまった神父、その姿を間近にし、自ら信じていたものに疑いを抱いてしまった教授。宗教が人類にとって何の役に立ってきたのか……ポー川の雄大な流れを前にして人間の愚かさを知る。
2位『グラン・トリノ』 かつてアメリカの夢そのものだった自動車業界に生き、アメリカを信じ続けていた男。 その夢も終わり、信じていたものが幻想であったことを自覚したとき、その先には何が待ち受けているのだろうか。
3位『アンナと過ごした4日間』 女性の部屋を双眼鏡で覗き見し、その姿を見ながら離れてひとり自宅で乾杯する男の孤独。きらめく朝の光の中でかざした指輪にうっとりするも、すぐに現実を思い知った、心に傷をもつ女の孤独。ポーランドの空は陰鬱にこの孤独を閉じ込めて、開放してくれることはない。
4位『愛を読むひと』 戦争の記憶を前にしたとき、それを知らない世代は、安易に断罪してしまいがちである。しかし、その時代に自分の身を置いたとき、それができるものだろうか。愛した女性の過去を知り戸惑ってしまう青年の気持ちに、戦争を知らない世代の複雑な思いが感じられる。
5位『ダウト~あるカトリック学校で~』 60年代のアメリカのカトリックの歴史をヒントに作った物語が、9.11以降のアメリカを連想させるのが面白い。それは「疑惑」というものが国民の強力な絆となった時代だったからだ。 6位『フロスト×ニクソン』 成功欲の強い男ふたり、墜ちてしまった男とこれから昇ろうとする男。似て非なるふたりの性格の違いが靴の好みによく出ている。インタビューでの腹の探りあいがスリリングだ。
7位『それでも恋するバルセロナ』 一人の男と性格の異なる三人の女の恋物語なのだが、往年のジョセフ・L・マンキウィッツのような洒落たタッチなので堪能させられた。ペネロペ・クルスはいい女優さんになったなぁ。
8位『千年の祈り』 アメリカに渡った娘を父が中国から訪ねる。部屋の家具や、置物に娘の満たされない生活や考え方が滲み出る。その部屋を微妙に変える父、そこに親子の微妙な関係が感じられる。まるで『東京物語』みたいな親子のドラマにジワジワした感動がくる。
9位『幸せはシャンソニア劇場から』 まるでルネ・クレールの映画のような、どこか懐かしい匂いのするフランス映画。ミュージカルのシーンは、黄金期のハリウッド調で、すっかりご機嫌になってしまった。
10位『カールじいさんの空飛ぶ家』 サイレントで語られるカールじいさんの夫婦の歴史、毎朝奥さんが締めてくれるネクタイが流行の変化や年齢を重ねることで、形が変わっていくことで時の経過が示される。この冒頭の10分間の素晴らしさが、この映画の方向を決め、価値を高めたのかもしれない。

3時10分、決断のとき [Blu-ray]古川 徹

  • グラン・トリノ』(クリント・イーストウッド監督)
  • 3時10分、決断のとき』(ジェームズ・マンゴールド監督)
  • 『バーダー・マインホフ 理想の果てに』(ウーリー・エデル監督)
  • レスラー』(ダーレン・アロノフスキー監督)
  • 『キャピタリズム~マネーは踊る~』(マイケル・ムーア監督)
  • 『牛の鈴音』(イ・チュンニョル監督)
  • ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(デビッド・フィンチャー監督)
  • 『母なる証明』(ポン・ジュノ監督)
  • ロルナの祈り』(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督監督)
  • 『無防備』(市井昌秀監督)

1、『グラン・トリノ』 イーストウッドが演じるコワルスキーは白人至上主義者で、常にトラブルを銃で解決する気性の荒い老人である。その姿にはマカロニ・ウェスタンや『ダーティ・ハリー』シリーズなどで彼が演じてきたタフなキャラクターが投影されている。
しかし、イーストウッドの役者人生を締めくくる本作は、戦うことではなく、戦わないことにヒロイズムを見い出し、憎しみの連鎖を断ち切る寛容性を説いている。
クライマックスは、コワルスキーの贖罪、そしてイーストウッドの役者人生の清算として深く脳裏に刻まれている。

2、『3時10分、決断のとき』 ラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルの二枚看板の西部劇である。実直に生きても報われない男と、悪事で稼いだあぶく銭で生きてきた男。家族に不器用な愛情を注ぐ男と、親に捨てられ家族の温かさを知らない男。二つの魂が火花を散らし、やがて共鳴する。迫力ある銃撃戦が見せ場の西部劇であり、純然たる娯楽映画だが、人間の尊厳を問う映画でもある。命惜しさに悪に跪く保安官がいれば、わずかな金で悪に魂を売る卑小な輩もいる。
何一つ誇りを持たない男が、悪に屈せず仕事をやり遂げようと、たった一人で闘いを挑む姿は気高く、命と引き換えにでも誇りを守る打算のない愚直な生き様が時代や国を超えて魂に響いた。

3、『バーダー・マインホフ 理想の果てに』 膨大な資料を基に、テロリストが乱射した銃弾の数まで忠実に再現したという本作は「実録・ドイツ赤軍」と呼ぶべき、ドイツ赤軍(RAF)の血で血を洗う闘争の記録である。そこには理想郷を夢見る若者たちの生ぬるい感傷などない。彼らのテロ活動を美化して共感を促すわけでも、逆に糾弾するわけでもなく、ドイツ赤軍を生み出した社会背景と、それに向けられた怒り、そして圧倒的な破壊力で世界を震撼させたテロ活動を迫力ある映像で再現している。
同志として命をかけて戦いつつもバーダーとマインホフの生き様は対照的であり、彼らの闘争の軌跡にドイツ赤軍の、悪名高いテロリストと崇高な理想家の二つの側面を見出すことができる。安易な共感や安っぽい感傷など拒むような硬質で見応えある力作である。

4、『レスラー』 プロレスがショーであるという“公然の秘密”を敢えて明かし、表舞台では敵意剥き出しで闘っているレスラーたちが、実は強固な信頼関係の下に家族的な絆によって結ばれているという舞台裏のストーリーが面白い。
『π』『レクイエム・フォー・ドリーム』などで映画ファンを熱狂させた技巧派ダーレン・アロノフスキーの、技巧を誇示しない成熟ぶりに舌を巻いた。そして何より主演のミッキー・ロークの、演技というより、彼の生き様、肉体、そして存在そのものが映画と共鳴している。筋肉増強剤と日焼けサロンによって作られた人工的な肉体、上辺だけの強さとは裏腹に、自らの肉体を痛め続けて栄光を勝ち得たことの代償に苦しむ姿は、彼が演じるからこそ説得力を持ち、魂に響いた。

5、『キャピタリズム~マネーは踊る~』 マイケル・ムーアにとって20年の作家生活の集大成というべき本作のテーマは文字通り資本主義。ホワイトハウスがウォール街に牛耳られてきた現代史と世界同時不況による負の連鎖が描かれる。独自の理論を分りやすく展開し、様々な映像素材を引用して、巧みなモンタージュによって正当性を裏付ける技巧が益々冴え渡っている。
しかし、ムーアの過去の実績から名前と顔が売れすぎて、取材対象に門前払いされてしまう場面が多く、最大の売りである突撃取材が封じ込められてしまったのは残念である。

6、『牛の鈴音』 牛で農地を耕し、鎌で稲を刈り入れる。機械も農薬も使わず昔ながらの農法を貫くチェ爺さん、御年79歳。その日常を淡々と捉えた地味なドキュメンタリーだが、韓国で奇跡的な動員を記録したのも納得できる。
老いた体に鞭打って休みもとらずに非効率な農作業を続けるチェ爺さん。それが彼が長年貫いた流儀である。作品の背景には過疎化と核家族化という韓国のみならず世界の先進国に通じる普遍的なテーマがある。鈴音は地方と老人を蔑ろにする社会への警鐘であり、世界的な不況の今だからこそ、繁栄のために多くのものを犠牲にしてきたことを痛感する。

7、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 時間の流れに従う魂と逆行する肉体のパラドックス、そして若返っていく男と年老いていく女のラブストーリーという映像で表現することにこそ価値のある残酷で上質なファンタジーである。
テクノロジーを誇示するための映画ではなく、最新のCG技術が作品のテーマを過不足なく補っている。『リバー・ランズ・スルー・イット』の頃を想起させるブラピの美貌を拝むことができるのもテクノロジーの恩恵である。

8、『母なる証明』 殺人事件の真相に迫るサスペンスを柱に、母の無償の愛を描いた美談に見せかけて、次第に韓国社会を蝕む闇に焦点を合わせ、やがてすべてが闇に覆われる急転直下の展開に息を呑む。
本作でもポン・ジュノ監督の研ぎ澄まされた技巧は健在。観客の心理を撹乱するように緻密に計算された構図と巧みなカメラワークで緊張感を持続させる演出力、そして大胆不敵なストーリーテリングには一層磨きがかかった感がある。
母親が息子に注ぐ剥き出しの母性愛が描かれ、無償の愛の根源はエゴであるという矛盾を、意表を突くスリリングな展開の中で浮き彫りにした見応えあるサスペンスである。

9、『ロルナの祈り』 ダルデンヌ兄弟にハズレなし。手持ちカメラによる長廻しで被写体を追い続ける手法を、ひたすら愚直に、しかも高い精度で実践して、人間の肉体の動き、心の動きを圧倒的な迫力で捉え、スクリーンに緊張感を漂わせる技巧は本作でも健在である。
国籍が商品として売買される闇の世界に身を置きながらも、人としての尊厳を捨てることはできないロルナ。偽装結婚、想像妊娠と嘘で固められた偽りの人生を生きる彼女の矛盾した存在そのものに圧倒されずにいられない。

10、『無防備』 ぴあフィルムフェスティバルと釜山国際映画祭を制した日本の自主映画である。
無防備な女と防御する女、二人の関係は単なる女の友情に留まらず、自分に足りないものへの渇望であり、それがやがて憎しみ、そして殺意へと変貌する危うさをはらんでいる。
無修正の出産シーンの話題が先行してしまった感があるが、新しい命がこの世に誕生する瞬間の神々しさ、祝福され、しっかりと守られた命の無防備さに心を洗われた。

若木 康輔

    〈日本映画09年ワースト〉
  • 『レイン・フォール/雨の牙』
  • 『劇場版 カンナさん大成功です!』
  • 『サマーウォーズ』
  • 『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
  • 『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』
  • 『台湾人生』
  • 『精神』
  • 『遭難フリーター』
  • 『60歳のラブレター』
  • 『空気人形』

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ [DVD]INTROさんから声をかけてもらい、軽くパニックになりました。ベストテンを個人で発表するのは生まれて初めてだからです。ベストテンに参加! 新進気鋭(自称)のライター若木康輔が、ハイレベルな(と思われる)INTRO読者のみなさんに向けてお伝えする09年のベスト/ワースト!……つい夜空の星を眺めてしまいました。ニック・ホーンビィの小説『ハイ・フィデリティ』を愛読したという方なら、僕の上ずり具合を察してもらえると思います。
冷静に戻りましょう。映芸ダイアリーズの合議用に年末に選んだテンを、より個人的に考え直したものです。それほどの興趣は覚えなかったけれど、志や試行錯誤の熱を強く感じた。そういうものをベストに入れている場合があります。また、「サマーウォーズ」のようにかなり面白く見ておそらくはほぼ傑作なんだろうけど、何かが大きく違っていると僕のなかの倫理センサーが鳴ったものをワーストにした場合もあります。ほんとに吐き気をもよおしたのは「雨の牙」「カンナさん」「ヤマト」ぐらいのもの。個々の選出理由について書き出すと長くなるので、もし問い合わせ頂ければお答えしたいです。

試写で前もって見たものはベスト2本、ワーストは3本だけ。試写で拝見させてもらえる機会が増えてくると、それに引きずられることになりはすまいか、と自分自身に警戒しながら過ごした1年でしたが、案外、関係ないようですね。ちょっと拍子抜けでした。
日本映画のみなのは、吟味できるほど洋画を見ていないためもありますが、「いやあ、日本映画のテンは(友人知人のしがらみがあるから)選びにくくて……」と大げさに困ってみせることで業界精通ぶりをアピールする人を間近に見て、わ、イナカモノ、と思った反動です。そういうところで僕は少し子どもっぽい。
ついでですから、もっと大人げないことを言います。いわゆる映画マスコミ業界に近づいてみて、隣の芝生は青く見えるってホントだったか……と思いつつあります。シコシコ真面目に書くものを磨くより、如才なくロビイ活動に精を出すほうが結局は有利ですからネなんて声を聞くと、そりゃあまあそうかもしれないけど、どこの世界も同じだろうけど、やっぱり少しさびしい。文章は砂漠のように退屈でもナントカ委員とかを歴任してるもんだからなんとなくエライのだろうと遇されている、どこかの品田雄吉みたいなセンセイが業界の上にいるままでは、いつまでたっても書き手が作り手にナメられ、卑屈に遠慮したり提灯を持ったりしている状況は変わらないでしょう。僕、一応本業は(ホンペンじゃないけど)作り手側なので、精神的には二重国籍。見えない差別意識と断絶があること、皮膚感覚で分かるのです。感想文しか書けないのに批評の場にいたがるデータ小僧や知ったかぶり姫が異常なほど多く、作り手に不要な刺激を与えてしまう問題があるのも事実です。書き手はスポーツにおけるレフェリーのように、もう少し訓練された自立的存在にならなければいけないと感じます。
個人的にはもう散々あちこちでナメられてきた人生ですから、いささかウンザリ。とりあえず、〈応援コメント〉とゆーやつを頼まれない人になりたいです。チャチャッと手短に褒めてヨ、時間はそんなにかけなくていいからさア、ライターならすぐ出来るでしょ、みたいな今の風潮は、虫が好きません。率直な感想を長文でくれ、と言われたら喜んで応えたいですし、報酬の出る仕事としてキャッチコピーを考案してくれ、と依頼されるのもありがたい話ですが。

2009年度マイ・ベストムービー Part1へ
2010/01/16/12:00 | トラックバック (1)
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